仮面ライダー龍騎 another chronicle 作:ジャン=Pハブナレフ
星章が部屋で安静にしていると神崎 士郎が現れた。
「何の用だ?神崎 士郎?」
「お前たちライダーに大事な話がある。」
星章が教会に向かうと、そこには3人の男が座っていた。
「集まったようだな…」
「で、何の用だ?」
蓮が苛立ちながら言った。
「このライダーバトルは残り5人となった。」
「5人の割には一人いないような…」
暗そうな雰囲気の青年が辺りを見回した。
「いずれ現れる…」
「あっそ、で要件は何?」
童顔の青年が訪ねた。
「お前たちは後3日で決着をつけろ。ライダーバトルの期限があるにもかかわらずダラダラさせすぎたのが間違いだった。」
「御託はいい。私たちの中から一人…それだけのことだ。」
星章はカードデッキを取った。
「ほう…言ってくれるじゃないか。」
「君…気に入らないかも…」
「最後のゲームだ!存分に楽しませてもらうよ。」
他の3人もカードデッキを取った。
「「「「変身!!!!」」」」
4人はミラーワールドに入っていった。
「さあ…戦え…」
シザース 残り体力41 ナイト 残り体力28 タイガ 残り体力18
ガイ 残り体力17
<SWING VENT>
シザースはエビルウィップで3人に攻撃したが彼らの武器を盾にされダメージを受けなかった。
「まずはお前だ!」
<TRICK VENT>
ナイトは分身して一気にシザースに攻撃した。シザースは何発か攻撃を受けたがやっとナイトの分身を破壊した。
シザース 残り体力32
「そこだ!」
エビルウィップでナイト本体の攻撃に成功した。
ナイト 残り体力26
「甘いぞ!」
シザースはナイトにバイザーで斬りつけ、ミドルキックを浴びせた。
ナイト 残り体力24
<ADVENT>
メタルゲラスがタイガに突進しようとしたが、いち早くかわしたためシザースに激突した。
「うわああああ!!!」
シザース 残り体力26
<ADVENT>
デストワイルダーがガイに突っ込もうとしたが、ガイがカードを引いてバイザーにカードを投げ入れた。
<CONFINE VENT>
デストワイルダーが消失した。
「甘いねえ!」
ガイが殴りかかってきたが、それをタイガはガイをバイザーで攻撃した。そしてカードをバイザーに挿入した。
ガイ 残り体力16
<RETURN VENT>
ガイに消されたデストワイルダーが現れ、油断したガイを壁面に叩きつけた。
ガイ 残り体力10
「いってえなあ!」
<FINAL VENT>
ガイは八つ当たりとして近くにいたシザースめがけてヘビープレッシャーを放った。
「くっ!」
<GURD VENT>
シェルディフェンスでとっさに防ぐが間に合わずダメージを受けた。
シザース 残り体力20
「ちっ!」
シザースは吹きとばされ、カードを引いた。
「そこでオネンネしていろ!」
<FINAL VENT>
八つ当たりとしてハイドベノムをガイとタイガに放った。
<FREEZE VENT>
エビルダイバーが凍結してしまった。
「甘い!」
シザースはエビルダイバーから飛び降り、冷静に次のカードを読み込んだ。
<FINAL VENT>
シザースが飛び降りた地点からボルキャンサーが現れ、一気にシザースアタックを放ったが、タイガはデストクローを盾がわりにした。
両者は転倒した。
シザース 残り体力18 タイガ 残り体力13
「バカが!敵はこいつらだけじゃないのを忘れるな!」
<ADVENT>
ダークウイングを呼び出し、ナイトは駆け出した。
<FINAL VENT>
アビスダイブでナイトに突っ込んだシザースはナイトをモンスターごと吹き飛ばした。
ナイト 残り体力18
「さてと、そろそろだな。」
シザースはカードを取り出した。
<UNITE VENT>
3体のモンスターが合体してデプスポセイドンになり高圧水流を放った。
「「「うわああああああああーーー!!!!!」」」
3人は吹き飛ばされた。
ナイト 残り体力11 ガイ 残り体力3 タイガ 残り体力11
「さてと、終わりだ!」
<FINAL VENT>
シザースは全体にきりもみキックを浴びせた。
「まずい!」
「っ!」
ナイトとタイガは近くの鏡から脱出したが、逃げ遅れたガイはキックを浴びてしまった。
「うぎゃああああ!!」
ガイは上空に蹴り上げられ、高圧水流を浴びて真っ二つに切断され爆散した。
「たった一人か…まあいい。すぐに始末してやる!」
シザースはミラーワールドを出た。
ライダーバトル終了まであと2日
(たとえ最後の3日とやらになっても、私はトレーニングを辞めん!栄光をつかむんだ!)
星章は街中をジョギングしていると鏡から音が聞こえ、デストワイルダーが襲ってきた。
「うわっ!」
星章はなんとか攻撃をかわした。
「出てこい!いるんだろ?」
すると東條が現れた。
「…」
「お前はなんなんだ?こんな卑怯な手を使わずにけりをつけられないのか?ついてこい!決着をつけるぞ!」
「「変身!!」」
一方、秋山 蓮もモンスターを倒しミラーワールドを出ようとした矢先、黒いライダーが現れた。
「貴様は!バカな!」
「蓮…」
「お前は…城戸なのか?」
「ああ…」
黒いライダーはナイトを投げ飛ばした。
ナイト 残り体力24 リュウガ 残り体力22
「うっ!」
<SWORD VENT>
ウイングランサーでリュウガを攻撃するが、かわされた。そしてリュウガのストレートパンチを受け、続け様に放ったアッパーで吹き飛ばされた。
ナイト 残り体力22
「どうしたんだ?蓮…」
「あいつは死んだんだ!偽物め!」
<TRICK VENT>
ナイトは分身してリュウガを攻めた。リュウガはかわしながら分身を破壊するが背後に回っていた本体に斬りつけられた。
リュウガ 残り体力20
「うっ!」
「どうしたんだ?やるんじゃなかったのか?」
「うるさい!」
<FINAL VENT>
ナイトは飛翔斬を放った。
<STRIKE VENT>
リュウガもそれに対して昇竜突破を放った。ナイトの飛翔斬は簡単に弾かれた。
ナイト 残り体力19
「どうした?そんなものか?蓮」
(俺は…ここで終わるのか?)
ナイトはリュウガの攻撃を受け心が折れてしまった。しかし、どこからぁ声が聞こえて来た。
(蓮!蓮!しっかりしろよ!どうしたよ!?お前はそんなんじゃないだろ?立てよ!蓮!あんな奴に負けちゃダメだろ!?)
(城戸?)
ナイトは立ち上がった。
「バカな!?まだ立てるのか?」
「城戸…俺…は戦う!死んだお前のために見ててくれ!」
「何!?」
リュウガには本物の城戸 真司の亡霊が見えた。
「おのれえええええ!!!」
リュウガが走り出したその時、カードを引いたナイトから突風が吹き荒れた。
「うわああああああああ!!」
リュウガは転倒した。
「行くぞ、城戸!」
<SURVIVE>
するとバイザーの形状が変化し、ナイトの体が金色に変化した。
ナイトサバイブ 残り体力29
<SHOOT VENT>
ナイトはダークアローでリュウガを攻撃した。
リュウガ 残り体力17
「れーーーんーーーー!!!!」
リュウガは蓮の名を呪詛のように叫び、カードを引いた。
<SWORD VENT>
<BLUST VENT>
リュウガはドラグセイバーでナイトサバイブを力任せ斬りつけたが、次の瞬間突風が吹き荒れた。
「うわああああああああ!!」
ナイトサバイブ 残り体力26
リュウガ 残り体力15
<ADVENT>
ドラグブラッガーがナイトサバイブに突撃した。
ナイトサバイブ 残り体力20
リュウガはドラグブラッガーで倒れたナイトサバイブの隙を見逃さずドラグセイバーで2発斬りつけ、フランケンシュタイナーを浴びせた。
ナイトサバイブ 残り体力13
「終わりだ!」
<FINAL VENT>
「その通りだな。終わりにしよう!」
ナイトサバイブが立ち上がった。
<FINAL VENT>
リュウガのドラゴンライダーキックとナイトサバイブの疾風斬がぶつかり合った。
「うおおおおおおおおおお!!!!」
両者から激しい爆炎が上がった。
一方、タイガとシザースの戦いはシザースが優勢で始まった。
タイガ 残り体力18
シザース 残り体力41
<STRIKE VENT>
デストクローにより攻撃を仕掛けたタイガだったがシザースにあっさりかわされた。
「遅い!」
シザースはバイザーで攻撃したがタイガに防がれ、左肩にデストクローを受けた。
シザース 残り体力39
<ADVENT>
アビスラッシャーがタイガに攻撃を仕掛けようとしたが、
<ADVENT>
デストワイルダーに蹴散らされ、モンスターをシザースに投げつけた。
「ぐっ!」
シザース 残り体力33
<SWING VENT>
シザースは遠距離でも対応できるようにエビルウィップでデストワイルダーを攻めた。
「こっちもいるよ。」
しかし、タイガもデストワイルダーと連携攻撃を仕掛けた。
シザース 残り体力25
「うっ!」
<FINAL VENT>
シザースアタックを仕掛けたシザースだったが、
<FLEEZE VENT>
「何!?」
突如としてボルキャンサーが凍結した。
そして油断したところにタイガがシザースを攻撃した。
シザース 残り体力23
「うっ!」
シザースは倒れた。
「これで一人…僕は英雄になれる!」
「英雄?」
「そうだよ、ライダーの戦いに勝って僕は英雄になるんだ。」
シザースが立ち上がった。
「フッ、いいことを教えてやろう。英雄になるということを人に言った時点で貴様は終わりだ。自分のことなどを変えられないで言っているような貴様は尚更、その資格すらない。」
シザースは冷静に言った。
「ふざけるな!僕は!僕は!」
<FINAL VENT>
デストワイルダーがシザースをひきずり回した。
「甘い!」
仰向けになったシザースはデストワイルダーを蹴った。
シザース 残り体力19
「バカな!?」
「愚か者め!これで頭でも冷やせ。」
<FINAL VENT>
「ま、待て!」
「腰抜けめ。やはり貴様は上っ面だけのようだな。」
そう言いアビスダイブを放った。
タイガ 残り体力13
「うわああああああああ!!」
タイガは倒れた。
「あ…あ…うわああああああああ!!」
タイガはシザースに背を向けた。
「待て!逃がさん!」
シザースはタイガの前に回り込んでストレートパンチを浴びせ、フランケンシュタイナーを放った。
タイガ 残り体力11
「助けて…よ…」
「臆病者め。」
<UNITE VENT>
デプスポセイドンが高圧水流を放ち、タイガは吹き飛ばされた。
「怖いよ…」
タイガ 残り体力4
タイガは精神崩壊を起こし、その場で震えていた。
「これで終わりだ。」
「嫌だよおおおおおおおおーー!!」
タイガはバイザーを振り回して無謀にも突撃して来た。
<FINAL VENT>
シザースローリングをタイガに放った。タイガは蹴り上げられ、高圧水流で真っ二つにされて爆死した。
「貴様は英雄になれない。しかし、それは私が頂く。最後の一人になってな。」
シザースは爆発後、背を向けて静かに去った。
そして、星章の元に神崎 士郎が現れた。
「このライダーバトルはあと二人となった。
お前_______仮面ライダーシザースと秋山 蓮_____仮面ライダーナイト
以上だ。」
「分かった。ありがとう。」
「さあ、戦え!戦って願いを叶えろ!」
神崎 士郎は去った。
ライダーバトル終了まであと1日
神崎邸に二人のライダーが立っていた。一人は仮面ライダーシザースこと泡原口 星章。もう一人は仮面ライダーナイトこと秋山 蓮。今、最後の決戦が始まる。
「ここまで来たようだ。」
「ああ、そのようだな。」
二人はカードデッキをかざした。
「これが最後だ!仮面ライダーシザース!」
「勝つのは私だ!仮面ライダーナイト!決勝戦の始まりだ!」
「「変身!!」」
ナイト 残り体力26 シザース 残り体力41
<SWORD VENT>
<STRIKE VENT>
二人は接近戦で戦い始めた。
ナイトは二刀流で攻撃するが、シザースも二刀流で防御した。
「これだ!」
<TRICK VENT>
ナイトは5人に分身した。
「くっ!」
シザースは分身したナイトを攻撃したが次の瞬間、ナイトのコピー3体に背後から攻撃された。
シザース 残り体力32
「ちょこざいな真似を!」
<STRIKE VENT>
アビスクローで水流を起こし、ナイトを吹き飛ばした。
ナイト 残り体力23
<ADVENT>
ダークウイングがシザースに攻撃して来たが、
「させん!」
<FINAL VENT>
シザースアタックで応戦した。
シザースは衝撃波で吹き飛ばされた。
シザース 残り体力28
ナイトはGURD VENTのウイングフォールで防御していた。
ナイト 残り体力21
「一気にかたをつけるぞ!」
<SURVIVE>
ナイトはナイトサバイブに変化した。
ナイトサバイブ 残り体力31
「そう来なくては!」
<SWORD VENT>
アビスセイバーでナイトサバイブと剣戟を繰り広げた。
<ADVENT>
アビスラッシャーとアビスハンマーによりナイトサバイブの隙をついて斬りつけたが、シザースもダークセイバーで返された。
ナイトサバイブ 残り体力26
シザース 残り体力24
「はああっ!」
シザースは立ち上がり、ラリアットを浴びせ、ジャーマンスープレックスを連続して放った。
ナイトサバイブ 残り体力24
<BLUST VENT>
ナイトサバイブのダークレイダーが突風を起こした。
<FINAL VENT>
シザースもアビスダイブで突風にぶつかった。
「どりゃあああああ!!!」
シザースは大きく吹き飛ばされ、ナイトサバイブは風が盾にはなったがダメージを受けた。
「うわああああ!!」
「うっ!」
ナイトサバイブ 残り体力18
シザース 残り体力22
<SHOOT VENT>
「まだだ!」
ダークアローで倒れたシザースに追い討ちを仕掛けた。
<GURD VENT>
シェルディフェンスで防ぐがそれでもダメージを受けてしまった。
シザース 残り体力16
「私は負けん!」
<FINAL VENT>
今度はハイドベノムでナイトサバイブに突撃したが、ナイトはバイザーを盾にしたためダメージを半減した。
ナイトサバイブ 残り体力15
「これが最後だ!秋山 蓮!」
「望むところだ!泡原口 星章!」
<FINAL VENT> <FINAL VENT>
疾風斬とシザースローリングが激突し、激しい衝撃波が発生した。
「うをおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーー!!!」
「はああああああああああああああああああーーーーーー!!!」
両者の激突によりあたりが廃墟と化した。
廃墟の中でゆっくりと立ち上がったものがいた。
「どうやら決まったようだな。」
神崎 士郎が現れた。
「神崎 士郎…」
「お前の勝ちのようだな。_______________仮面ライダーシザース
泡原口 星章」
仮面ライダーナイト 敗北
______________________勝者 仮面ライダーシザース
「さあ、お前の願いを言え。一つだけどんな願いも叶えてやる。」
「分かった。私の願いは_____過去に戻し、栄光を取り戻すことだ。」
「ほう?」
「私は今、かつての栄光となるよりあの日の栄光になりたいのだ。今の世では私の居場所はない。だから叶えてくれ。私の願いを…」
「いいだろう…」
神崎 士郎はカードを取り出した。
<TIME VENT>
辺りが眩しく輝いた。
次回でエピローグです。