仮面ライダー龍騎 another chronicle 作:ジャン=Pハブナレフ
ある日の日本武道館___ここで今、世紀の一戦が始まろうとしていた。
「さて、ここ日本武道館にてチャンピオンマッチの幕が開きます。」
「赤コーナー!身長190cm、体重80kg、ボブ・シーザー!」
「青コーナー!身長180cm、体重79kg泡原口 星章!」
観客の歓声が響いた。
一方控え室では星章が目をつぶっていた。
(私は勝つ!チャンピオンになって私は栄光を掴む!)
そして星章は控え室を出た。
「頼むぞ。お前が勝つっておれは信じてるぜ。」
「ああ。」
星章は彼のセコンドと一緒にリングへと向かった。
「では、両者入場ーーー!!!」
両者はリングに上がった。
「では試合 開始!」
ゴングが鳴り響いた。
「はあああああ!!!」
星章がドロップキックを放った。
「うわっ!てやあああああああ!!!」
シーザーも受け身をとってバックドロップを浴びせた。
両者はリングの上で激しい戦いを繰り広げた。栄光を掴むために…
数時間に渡る激闘の中、星章がシャイニングウィザードをはなち、続けてジャーマンスープレックスでシーザーをマットに叩きつけた。
「1、2、3」
シーザーは反撃することもなく、ゴングが鳴り響いた。
観客からは歓声が上がった。
「決まったーーー!!!新たなチャンピオンが決まったあああ!!!
その名は泡原口 星章!!」
「星章!星章!星章!星章!」
会場に星章コールが響いた。
「私は勝った!勝ったぞおおおおおーーーーーー!!!!」
星章が叫んだ。
「やったなあ!」
「ああ!」
泡原口はセコンドと握手を交わした。
「泡原口さん!おめでとうございます!何か伝えたいことはありますか?」
会場にいた記者のインタビューに星章は晴々とした顔で応えた。
「みなさん!私は今、多くの挫折の果てに栄光を掴みました!しかし私の戦いは終わりません!来年私に挑戦してくる人たちからチャンピオンの座を守ってみせます!」
「ありがとうございました。以上、新チャンピオン 泡原口 星章さんです!」
「星章!星章!星章!星章!星章!星章!」
泡原口はチャンピオンの決意を語り、その場を去った。そして観客の星章コールが会場中から響いた。
一方、それを近くの鏡からオレンジ色のカニのモンスターが見ていた。そして咆哮をあげてゆっくり去って行った。
泡原口 星章の戦いはこれから始まろうとしていた!
仮面ライダーシザース______________泡原口 星章
かつて失った栄光を取り戻すために戦いその果てに栄光を掴んだ戦士であり、戦いにおいてどんな相手にも果敢に立ち向かって行った勇士でもある。
しかし、これは無数の物語の一つに過ぎない。何故なら英雄となりうるのは一人だとは限らないのだから_____
シザースの章 完
シザース編は以上で完結です。今回はちゃんと生き残れましたシザースですが、シザースに関しては途中で契約カードを入れない限り、本当に乱戦とかキツいんじゃないかなと思ってデプスポセイドンを登場させました。
次回はアビス編になります。主人公はここで少し女性にしてみようかと思います。理由はファム編を書くときの参考にしてみようと思ったからです。ある程度のカップリングがあるかもしれませんが、ご了承していただければと思います。では、アビス編をお楽しみに!