仮面ライダー龍騎 another chronicle   作:ジャン=Pハブナレフ

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第2話 出会い

「今日は部活だからモンスター退治はお休みだな。」

 

 サッカー部の練習を終え、その帰路で仲村は占い師を見つけた。

 

「占いか…いいな占っておこうかな。戦いに生き残れるか見てみるかな。」

 

 仲村は占い師の前に立った。

 

「いらっしゃい、占いだね?」

 

「ああ、おれの勝負運とか占ってくれ」

 

「分かった。名前を教えていただきたい。」

 

「ああ、仲村 幹也だ。」

 

「分かった。」

 

 占い師はしばらく水晶玉を覗きやがて仲村を見た。

 

「仲村 幹也、君の勝負運は今の所良い傾向にある。ただし、決して慢心してはいけない。それと健康面は問題はないし、対人関係はいい関係になる。」

 

「ほんとか?」

 

 仲村が眉をひそめた。

 

「安心しろ、おれの占いは当たる。」

 

「ありがとさん。それじゃ」

 

 仲村が去ろうとすると占い師が立ち上がった。

 

「待て」

 

 仲村が振り返ると占い師が紅色のデッキを持っていた。

 

「へえ…お前もライダーか。」

 

「ああ、だがおれは戦わん。ライダーの戦いをおれは止めたいんだ。ライダーはモンスターだけを倒せばいいとは思わないか?」

 

「そう…あんたはいい奴みたいだな。まあ今日は戦わないでおくか。あんたの名前を聞かせておくれよ。」

 

「おれは手塚 海之。又の名を仮面ライダーライアだ。」

 

「そうか。まあ、ライダーだからいずれ会うことになるかもな。」

 

 仲村は家に帰って眠った。

 

 

 

 翌日、仲村は部活の休憩中に鏡から音が響いたのを聞いた。

 

「チッ、こんな時に!」

 

「おい!仲村どうした?」

 

「ちょっとトイレに行ってくる!」

 

「え?おっ、おい!」

 

 仲村は近くの鏡にデッキを構えた。

 

「変身!」

 

 ミラーワールドにはレスパイダー、ミスパイダーがいた。

 

 インペラーが入ったらすぐ隣から赤い竜のライダーが現れた。

 

「ライダー!?」

 

 赤いライダーが身構える。

 

「いまはあいつらからだ!あんた名前は?」

 

「おれは龍騎だ。行くぜ!」

 

 龍騎とインペラーは互いにカードを挿入した。

 

<SPIN VENT> <SWORD VENT>

 

 インペラーはレスパイダーを、龍騎はミスパイダーに当たった。

 

「はあっ!」

 

 ガゼルスタップの殴打攻撃でインペラーはレスパイダーを追い詰めた。

 

「あいつ、強いな。」

 

 龍騎は相手にタックルを仕掛けた。

 

 ミスパイダーは正面から喰らい、大きく怯んだ。

 

「今だ!」

 

 二人はとどめのカードをバイザーに挿入した。

 

<FINAL VENT> <FINAL VENT>

 

 龍騎の背後から赤い竜が現れた。そのまま空中にジャンプし回転を加えた上で竜が吐く赤い炎に包まれたキックと無数のゼールの攻撃とインペラーの飛び膝蹴りをそれぞれモンスターは喰らい爆散した。そして、ドラグレッダーとマガゼールにその魂は吸収された。

 

「じゃあな!今戦ってもいいが、時間が勿体無い。だからいずれ何処かであった時に戦おうか!」

 

「え!?ちょっと、待ってくれ!」

 

 インペラーは鏡からいち早く出た。

 

 その後、帰路につこうとした仲村を誰かが呼び止めた。

 

「なあ、あんたもライダーだろ?俺は城戸 真司。OREジャーナリストの見習い記者だ。でもって、仮面ライダー龍騎だ。」

 

「!?お前もか?」

 

 仲村はカードデッキを取り出して変身しようとした。

 

「ストップ、ストップ!俺は戦うつもりは無いって…」

 

「じゃあ何なんだ?」

 

 仲村はカードデッキを下ろした。

 

「あんたは何の為に戦ってんだ?こんな戦いに意味なんてないだろ?」

 

「……親友の為だ。」

 

 仲村は小声で言い、走り去って行った。

 

「親友?なんだよ!?それってどういう意味なんだよ?」

 

「何なんだよあの人。人の願いを聞くとか…」

 

 仲村は真司を不審に思いつつもカードデッキを握った。

 

 




次回予告
仲村に新たなライダーが現れ、彼らは仲村に同盟を持ちかけてきた。同盟の標的となるライダーは誰だ?そして最悪のライダーが戦場で暴れ回る。
「面白いな!この感覚だ!まとめて相手になってやるよ!」

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