仮面ライダー龍騎 another chronicle   作:ジャン=Pハブナレフ

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今回のアビス編はシリーズの折り返し地点になります。徐々に増えていくお気に入りに感謝しながら今こうして投稿しています。これからも応援よろしくお願いします。


アビスの章
第1話 結成刑事


とある路地裏で2人の逃走劇が繰り広げられていた。

「待ちなさい!あなたを逮捕しますよ!」

警視庁の女性巡査長である、鮫元 海百合(さめもと みゆり)は連続強盗犯の居場所を突き止め、捜索していた。

「はあっ!はあっ!」

強盗犯は逃亡したところ突然あたりから奇妙な音が聞こえた。

「なんだってんだ!?」

「終わりです!観念しなさい!」

「うるせえ!」

その時、奇妙なカミキリムシのような化け物が強盗犯を鏡に引きずり込んだ。

「ぎゃあああああ!!」

強盗犯の悲鳴が響いた。

「なんなの?これは?」

すると今度は海百合も鏡に引きずりこまれた。

「きゃああああああ!!!」

 

海百合が目を開けると、そこは現実世界の文字とは逆向きに書かれていた。

「ここが一体?」

「お前は運がいい。普通ならモンスターに喰われるというのに…」

「あなたは一体?」

「俺は神崎 士郎だ。お前に力を授けるものだ。」

「なにそれ?私にはそんなものいらないわ!早くここから出さないとあなたを公務執行妨害で逮捕しますよ。」

「そうかな?今の奴らはミラーモンスターといって現実世界の人々を捕食する生物だ。俺を逮捕してもいい無意味だ。」

「そんな…彼らを止めるにはどうしたらいいの?」

「簡単だ。これを使って仮面ライダーアビスになれ。」

「ライダー?アビス?その水色のサメので?」

「ああ、しかし一度ライダーになるとお前は殺し合いをしなければならない。お前以外の13人とな…」

「そんな!?」

「力を取るか拒むかは自由だ。しかし忘れるな。戦わなければ生き残れない!」

神崎 士郎は消えた。

(刑事として人殺しはできない。でも、ここで死にたくもない!)

「いいわよ。使ってあげる!」

海百合はカードデッキを持つとバックルが現れた。

「変身!」

カードデッキを左上に構えてバックルに挿入した。

すると、海百合は水色のサメの姿をしたライダーに変わった。

「これが!」

するとゼノバイターとテラバイターが襲ってきた。

「くっ!」

アビスはバイザーを武器にしてモンスターを殴ったがあまり効果はなかった。

「どうすれば!」

するとアビスはカードデッキに無意識に触れ、カードを取り出した。

「カード?これってもしかすると!」

バイザーが開きカードを挿入した。

<STRIKE VENT>

突然バイザーとは反対の腕からアビスクローが現れた。

「なにこれ?」

モンスターが襲ってきた。

「きゃっ!」

咄嗟に振り回すと水流が発生した。

「これって!」

さらにモンスターにアビスクローを振り下ろして水流を起こした。

「次はこれでっと!」

<FINAL VENT>

すると背後からアビソドンが現れた。

「私の味方?」

するとアビソドンはモンスターをなぎ払った。

「いくわよ!」

アビスはアビソドンとともに液状化して突撃した。

「やったの?」

アビスはミラーワールドから出た。

「私は勝った。でも殺し合わなければならないなんて… いえ、きっと方法はある!殺さなくたってライダーを倒す方法が!」

海百合は戦いをやめさせるために戦い始めた。

 

翌日、海百合の元に同僚の刑事が訪ねて来た。

「鮫元さん、昨日あなたは強盗犯を追っていたようですが捜査は打ち切りにしろとのことです。」

「もしかして行方不明事件ですか?」

「はい、そうしろと上からの伝言です。」

「わかりました。須藤さん。」

「それと、これは噂なのですがあの脱獄した囚人の浅倉 威の潜伏先らしきところが見つかったそうです。」

「え!?」

「本部はどうやら機動隊を使って乗り込むようです。最悪…射殺もやむないとのことです。」

「いいえ!私たちが逮捕するんです!

そして然るべき法の裁きを受けさせる。それが私たちの使命です!」

「そうですね。私もそう思いま…」

その時、鏡から音は響いた。

「こんな時に!」

須藤は走り出した。

「須藤さん!?」

鮫元が追いかけると須藤はカードデッキで変身していた。

「変身!」

須藤はミラーワールドに入った。

「うそ!?変身!」

海百合もミラーワールドに入っていった。

ミラーワールドではレスパイダーがシザースと交戦していた。

「須藤さん!」

「え!?あなたもライダーだったんですか!?」

「話は後です!今はこのモンスターを。」

「ええ!」

<STRIKE VENT> <SWORD VENT>

シザースピンチとアビスセイバーで二人はモンスターを攻撃した。二人は格闘能力はあったのでモンスターを追い詰めた。

<FINAL VENT>

シザースがシザースアタックを放ち、モンスターは爆死した。

「まさかあなたがライダーとは…」

「はい、昨日なったばかりです。と言っても死にたくなかったからですね。」

「なるほど。」

「須藤さんはどうして?」

「浅倉を逮捕して市民を守るためです。彼もライダーなんです。」

「じゃあ私たちで浅倉たちを止めましょう。殺さずして人の法で裁くんです。」

「はい!是非!」

二人は刑事ライダーとして手を組んだ。ライダーたちを止めるために。

 




では、主人公の紹介いきます。
変身者:鮫元 海百合
願い:戦いを止めさせる
職業:刑事
いわゆる婦警ライダー。刑事という仕事に誇りを持っている28歳。ライダーたちを殺そうとはせずに自分なりのやり方で戦いを止めようと考えている。

今回はいきなり刑事コンビを組んでいますが、須藤さんは浅倉を逮捕するという願いを持ってライダーになっているため悪人ではありません。
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