仮面ライダー龍騎 another chronicle 作:ジャン=Pハブナレフ
「さて、パトロールっと。」
海百合は町をパトロールしていた。
「特に異変はないか。」
すると近くの鏡からモンスターが現れた。
「モンスター、待ちなさい!変身!」
アビスはミラーワールドに入って行った。
<SWORD VENT>
アビスセイバーを装備してミラーワールドに入ると、そこにはディスパイダーがいた。
「大きい!?」
アビスはモンスターの攻撃をかわして剣で攻撃した。
「固い!だったら!」
<ADVENT>
アビスラッシャーとアビスハンマーが現れた。
「二人ともお願い!」
契約モンスターとアビスの3人でそれぞれモンスターを分散して攻撃した。
「効いてるみたい!」
アビスは距離を取ってカードをバイザーに読み込んだ。
<FINAL VENT>
アビスのモンスターも合体してアビスダイブを放った。
「よし!これで市民は無事ね!」
アビスはミラーワールドを出てパトロールを続けると1人の青年が若い女性に話しておるのが見えた。怪しく思った海百合は青年の元に近づいた。
「あなた、こんなところで何をしているんですか?私はこういう者です。」
海百合は警察手帳を見せた。
「ちゃんとここの使用許可は取ってますか?」
「ああ、占いをやっている。心配せずとも使用許可はきっちり取ってある。」
「そうですか。誤解してすみません。」
海百合は立ち去ろうとした。
「待て、あんたの運勢は最悪だな。主に恋愛がな。」
青年は立ち上がって微笑した。
「う、うるさいですよ!」
「安心しろ、今その運勢は変わった。新たな出会いをしたからな。」
そういうと男は紅色のカードデッキを取り出した。
「!?あなたも…!」
「俺もライダーなんだ。あんたと同じ戦いを止めるライダーだ。」
「本当ですか!?」
「ああ、だから一緒に止めよう俺たちで、」
男が手を差し伸べた。
「ええこれで3人ですね。よろしくお願いします。」
海百合は手を取った。
「私は鮫元 海百合。刑事です。」
「俺は手塚 海之だ。よろしく。」
こうして海百合には須藤と手塚といった協力者ができた。
次の日、海百合が勤務していると、同僚の大塚刑事が来た。
「海百合刑事、通報がありました。容疑者は霧島 美穂。今話題になっている結婚詐欺師です。」
「わかりました。出動しましょう。」
海百合は大塚刑事とともに霧島 美穂のいるところについた。そこには海百合よりも若い女性が紙袋の中身を確認していた。
「霧島 美穂ですね?」
「何か用?」
海百合は警察手帳を広げた。
「あなた、結婚詐欺師だったんですね。すでに何名もの被害者が出てます。署に来てもらいましょう。」
「いや!警察なんて信じられない!浅倉を逃すような警察なんか!」
「浅倉?」
その時、鏡から白鳥のモンスターが現れた。突如現れたモンスターは大塚刑事の左肩を切った。
「うわっ!」
「大塚刑事?しっかり!」
大塚刑事は肩から出血していた。
「大丈夫だ。今応援を呼ぶからあいつを追うんだ。」
「はい!待ちなさい!」
海百合は美穂の追跡を行なった。
そして街路に追い詰めた。
「くっ!こうなったら!」
白鳥のモンスターが海百合を襲おうとした矢先、アビスハンマーが海百合も守った。
「え!?」
「くっ!ライダーだったのね!」
「まさか、あなたも?」
「戦いなさい!変身!」
美穂は変身してミラーワールドに入った。
「待ちなさい!変身!」
海百合も変身して美穂を追った。
あたりは大通りだった。
「どこに?」
<SWORD VENT>
すると後ろからファムがウイングカリバーで攻撃して来た。
アビス 残り体力17 ファム 残り体力13
「やめなさい!霧島!大人しく投降しなさい!」
「うるさい!お前らなんかに捕まるか!」
ファムがバイザーでも斬りつけてきた。アビスはそれを躱した。
「こうなったら大人しくしてもらいます!」
<STRIKE VENT>
アビスクローでファムに水流を浴びせた。ファムは吹き飛ばされた。
「きゃっ!」
「さあ!大人しくしなさい!」
ファム 残り体力10
「うるさい!」
ファムが攻撃して来た。
「こうなったら!」
<FINAL VENT>
アビスダイブを放った。
「まずい!」
<GURD VENT>
ファムは咄嗟にウイングシールドを展開したが、アビスダイブの激流により盾ごと吹き飛ばされ、その勢いでミラーワールドから弾かれた。
ファム 残り体力2
「お…姉ちゃん…」
ファムの変身は解除され気絶した。
「ふう、これで良しっと…」
アビスはミラーワールドから出てカードデッキを奪った。
「さて、これを壊さずミラーワールドから出す作戦は成功ね。」
そしてもう一度ミラーワールドに入った。
<SWORD VENT>
現れたアビスセイバーでカードデッキを突き刺した。するとカードデッキは砕け散った。
「よし、霧島を確保してっと。」
その後鮫元が応援を頼み、霧島 美穂は逮捕され拘置所に入れられた。
(これでいいの。無駄な争いを片付けるためにはこうすればいいの。これで敗北扱いになるはず。)
初めての戦いは海百合の信条で殺さずしてライダーを倒した結果で終わった。
仮面ライダーファム 脱落
今回は海百合の信条である不殺を意識した展開にしました。彼女はあくまで刑事ならライダーたちを殺さず法で裁かせるという考えの持ち主で、カードデッキさえ壊せば殺さずにそのまま脱落になると考えています。
とはいえ、カードデッキを壊す代わりに契約モンスターが野良になり、市民が襲われるのが欠点ではありますが。