仮面ライダー龍騎 another chronicle   作:ジャン=Pハブナレフ

43 / 90
前回手塚の占いでアビス、ライア、シザース、王蛇の内1人が死ぬという結果を突きつけられて迎えます。


第4話 死別

「では、警官諸君!浅倉 威の逃亡先の周辺の検問を行ってくれ!この検問は交代制にするんだ。そして彼の弁護士曰くなるべく映るものに奴を近づけさせるなということだ。」

「はい!」

警官たちが号令をした。凶悪犯浅倉 威の居所をつかんだ警察は彼を今度こそ逮捕しようと躍起になっていた。

「この日が来ましたか…」

辺りが暗くなり、夜の街の検問所にて須藤が海百合に缶コーヒーを渡した。

「ええ、彼もライダーとなると私たちで止めるのは厳しいかもしれません。須藤さん、彼と戦ったことは?」

須藤は顔を険しくして語った。

「いえ私は他のライダーと戦っているのを見て、弱っていたところを捕まえただけでした。その時の彼の戦い方は…まるで荒ぶる獣のようでした。ただ衝動をぶつける戦い方にわたしは恐怖するばかりでした。」

海百合は口ごもった。

「手塚さんに連絡を入れて見ます。彼となら浅倉を止められるはず…」

海百合は手塚に協力の連絡を入れた。

「お願い!彼を止めたいの!」

「しかし、方法はあるのか?あいつは簡単には止まらない。」

「私には考えがあるの。」

「そうか…分かった。協力しよう。」

「ありがとう!」

一方、警官に囲まれる中ある男は獣のように目をギラギラさせていた。

「フン…警察ってのは本当にイライラさせてくれるみたいだな…」

すると鏡から咆哮が響いた。

「ほう、ライダーか…楽しめそうだな。あの中に2人か…まあいい!

イライラしていたんだ。暴れさせてもらうか。」

その男___浅倉 威はアビスとシザースを狙いに向かった。

同じ頃、検問所の外れに手塚が到着し海百合たちと合流した。

「遅くなったな。」

「あなたが手塚 海之ですね。私は須藤です。ご協力感謝いたします。」

「早速だけど、手塚さん。浅倉の居場所って分かる?」

「ああ、さっき占ったんだが浅倉はこっちに向かっている。」

「え!?」

「おそらく獲物は俺たちだ。」

「そうですか…」

「海百合、お前に作戦があると聞いたがそれはなんだ?」

「それは_____________________」

あたりに強い風が吹いた。

「なるほど、その手がありましたか。」

「よし、では行こうか。奴を止めるんだ。」

3人は浅倉の元に向かった。

 

「止まりなさい!浅倉 威!」

人のいない通りに浅倉を見つけた。

「ほう…3人か…楽しませろ!」

「待ちなさい!あなたはなぜ戦うの?こんな意味のない戦いになんの…」

「うるせえ!戦え…!戦え!そして…俺を楽しませろ!」

「なんてこと…」

海百合は浅倉の狂気に気圧されるばかりだった。

4人はカードデッキを鏡にかざした。

「「「「変身!!!!」」」」

シザース、アビス、ライア、王蛇は一斉にミラーワールドに入っていった。

シザース 残り体力10 ライア 残り体力13 王蛇 残り体力16

アビス 残り体力19

「祭りの時間だ!」

<SWORD VENT>

ベノサーベルを装備して王蛇は駆け出した。

<SWING VENT>

<STRIKE VENT>

<STRIKE VENT>

3人とも武器を持って戦った。

「お前ら警察はイライラさせてくれるよなあ…」

「そうですか!でも、それも終わりです!」

シザースピンチでベノサーベルを受け止めた。そしてアビスクローで水流攻撃を放った。

「ほう…」

おもむろに王蛇はカードを引いた。

<STEEL VENT>

「え!?」

アビスクローが王蛇の手に渡った。

「はあっ!」

シザースとアビスを吹き飛ばした。

「「ぐわあああ!!」

シザース 残り体力7

アビス 残り体力16

「うらああ!!」

王蛇はライアも狙おうとしたがエビルウィップでダメージを受けた。

王蛇 残り体力14

「フン!」

王蛇はエビルウィップを掴みライアをベノサーベルで執拗に攻撃した。

「うわあああああ!!」

ライア 残り体力4

「やめなさい!」

アビスは王蛇を背後から斬りつけたが、王蛇はカードをバイザーに挿入した。

「もっと楽しませろよなあ!」

<ADVENT>

王蛇はアビスに蹴りを浴びせ、ベノスネイカーは酸を吐いた。

アビス 残り体力11

「おらっ!どうした?終わりか?」

(強すぎる…勝てない…怖い…)

王蛇はアビスをベノサーベルで叩きつけた。

アビス 残り体力8

「つまらん女だ!」

「きゃあっ!!」

<FINAL VENT>

王蛇はベノスネイカーの酸をまとったキックをアビスを放った。

「しまっ!」

「うをおおおおお!!!」

シザースがアビスにタックルを浴びせシェルディフェンスで防御姿勢になった。しかし、蹴りによりシザースは徐々に押されていた。

「海百合刑事!今です!私に構わずモンスターを!」

「そんな!須藤刑事!」

「私は浅倉を止めるためにライダーになったんです!いまが一番いい時なんです!さあ!」

王蛇のベノクラッシュがシザースを襲った。

「海百合!あいつの意思を無駄にするな!行くぞ!」

ライアがアビスの手を引いた。

「え…ええ…!」

<FINAL VENT>

<FINAL VENT>

2人はベノスネイカーにアビスダイブとハイドベノムを浴びせた。しかし、シザースは王蛇の蹴りを受け止められず盾が弾かれ、ベノクラッシュを受けてしまった。

「う、うわあああああああああ!!!」

シザースから爆炎が上がった。

「うがああああ!!」

王蛇もブランク体になり、その場に倒れた。

「須藤さん…!須藤さん…!」

アビスが泣崩れた。

「海百合!浅倉を出すぞ!」

「はい…」

泣きながらも海百合と手塚は浅倉を捕らえた。

その後浅倉 威はカードデッキを奪われ、刑務所に戻された。そして頑丈な拘束具により、脱獄することは二度となかった。

そして後日須藤 雅史は殉職したことになった。

 

仮面ライダーシザース 敗北 仮面ライダー王蛇 脱落

 




綺麗なシザースの最期に合掌していただければありがたいです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。