仮面ライダー龍騎 another chronicle   作:ジャン=Pハブナレフ

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第3話 共闘

 学校が午前中に終わり、仲村はライダーを探すために街を歩いていると、自分と同じくらいの青年とぶつかった。そしてその拍子にカードデッキを落としてしまったが仲村は気がつかなかった。

 

「すいません!大丈夫ですか!?」

 

 青年はカードデッキを見て笑い始めた。

 

「へえー、君もライダーなんだ?」

 

 そして青年は仲村のカードデッキを取り上げた。

 

「!?返してください!」

 

 仲村は青年からデッキを取った。

 

「俺は芝浦 淳 。仮面ライダーガイね。実はさあ、君に頼みたいことがあるんだ〜

 

 そこの喫茶店で話でもしようよ。」

 

「はい…」

 

 二人は喫茶店に入るとそこにはサラリーマン風の男性と冴えないように見える中年男性が座っていた。

 

「高見沢さん、新しいライダーを見つけましたよ。」

 

「ほう、君がか…私は高見沢 逸郎 だ。そして隣にいるのが…」

 

「鎌田だ。」

 

 二人は水色と黄緑のデッキを取り出した。

 

「俺は仲村 幹也です。」

 

 芝浦と仲村も自分のデッキを見せた。

 

「二人は仮面ライダーベルデ、仮面ライダー アビスね。でさ、本題に入るんだけどさ。俺ら三人はあるライダーを始末しようって思ってるわけ。」

 

「誰だ?そのライダーは?」

 

「そのライダーは王蛇。変身者は最近脱獄した凶悪犯の浅倉 威だ。」

 

「あの凶悪犯の浅倉 威が、ライダー!?」

 

「そういうこと。あいつってなんか邪魔じゃん?だから、俺らで今のうちに消しとこうってわけ。」

 

「どうかな?君さえ良ければ我々は歓迎するよ。」

 

 高見沢が手を差し伸べた。鎌田は無表情で、芝浦は笑顔を浮かべながら見ていた。

 

(なるほど、同盟か…見たところ3人とも強い。ここで断ったら俺の身が危ない。ならここはイエスといっておこう)

 

「いいですよ。やりましょう。」

 

 高見沢と鎌田は立ち上がり肩をポンと置いた。

 

「ありがたい!君がいれば我らの勝利は揺るがん!」

 

 仲村たちは喫茶店を出た。

 

「で、どうします?浅倉をおびき寄せるには誰かが奴と戦う必要がありますけど。」

 

 芝浦がそう言うと鎌田が手を挙げた。

 

「私が行こう。私が奴と戦うのを見たら貴方たちで奴を袋叩きにしていただきたい。」

 

「いいだろう。では、他の奴らは明日俺の会社にこい。同盟は一旦解散だ。」

 

 同盟は解散したが、高見沢は仲村を残した。

 

「仲村君、聞けば君はライダーを一人倒したみたいだね?」

 

「はい、シザースですね?確かに奴を倒しました。」

 

「そうか…浅倉の戦い方はシザースと違って防御をせずに一気に攻める奴だから、気をつけるんだ。」

 

「はい!」

 

 その時、鏡から音が聞こえた。

 

「ちょうどいい、モンスターで試すか」

 

 高見沢と仲村は鏡にデッキをかざした。

 

「「変身!」」

 

 二人はベルデとインペラーに変わりミラーワールドに入るとそこにはディスパイダーがいた。

 

「君は注意をそらしてくれ!」

 

「はい!」

 

 カードをバイザーに挿入した。

 

<CLEAR VENT> <SPIN VENT>

 

 するとベルデの姿が消えた。

 

「高見沢さん!?」

 

 インペラーは辺りを見回した。すると、どこからか音が聞こえた。

 

<HOLD VENT>

 

「私はここだ。私には暗殺向きのカードがあるんだ。だから君は思いっきり戦ってくれて構わない。私は補助に当たる。」

 

「分かりました。」

 

 インペラーのガゼルスタップの殴打攻撃でディスパイダーの注意をそらすとベルデが背後から攻撃を仕掛け、モンスターは大きく怯んだ。

 

「今だ、仲村君!」

 

「はい!」

 

<FINAL VENT>

 

 無数のゼールの斬撃を浴びたモンスターにインペラーが飛び膝蹴りを仕掛け、モンスターは爆散した。

 

「やったな、明日は芝浦をいれた三人で戦うからあとは休んでおくんだ。」

 

「はい。」

 

 一方、街の路地では男が壁に頭突きをしていた。

 

「俺と…俺と戦え…!」

 

 男は鋭い眼光を放ちながら振り返った。

 

「イライラするんだよ…戦いたいんだよ、俺は!!」

 

 その男は凶悪犯 浅倉 威 。又の名を仮面ライダー 王蛇

 

____________________

 

「ぎゃあああ!!」 「うわああ!!」 「ぐわあああ!!」

 

 浅倉威は警官を襲っていた。

 

「お前ら警察は俺を本当にイライラさせてくれるな…」

 

 その時浅倉の後ろから鎌田が声をかけた。

 

「貴様が浅倉威…仮面ライダー 王蛇か。」

 

 鎌田はカードデッキを取り出した。

 

「お前…ライダーか!?」

 

 浅倉が振り返り怪しく微笑んだ。

 

「ええ、場所を変えよう。」

 

「ふん…まあいい。戦いたかったんだよ!あの須藤とかいうのは死んだみたいだし戦えなくてイライラしていたんだ。こいよ…楽しませてくれよな?」

 

 二人はカードデッキを近くの鏡にかざした。

 

「「変身!」」

 

 二人は水色のサメと紫の蛇のような姿に変化した。

 

 一方、高見沢たちはその様子を会社のモニターで見ていた。

 

「よし、行くぞ。」

 

「ヘーイ。」

 

 三人は立ち上がって、鏡にカードデッキをかざした。

 

「「「変身!」」」

 

 

 

 ミラーワールド内ではアビスと王蛇の戦いが展開されていた。

 

<SWORD VENT>

 

「面白そうだな。」

 

 アビスがカードを挿入したら王蛇もカードを挿入した。

 

<STEEL VENT>

 

 アビスのカードにより現れた剣は王蛇に奪われてしまった。

 

「うらっ!」

 

「何?」

 

 王蛇はアビスの剣でひたすら殴打した。

 

 アビス残り体力 15

 

「くっ、」

 

<STRIKE VENT>

 

 アビスのモンスターが合体し、激流を巻き起こしたが、王蛇はいち早くかわしたため、まるで通用しなかった。

 

 王蛇 残り体力 14

 

 その時、

 

<SPIN VENT> <STRIKE VENT>

 

 インペラーとガイが背後から王蛇に攻撃した。

 

 王蛇 残り体力 10

 

「ほう、楽しめそうだな!」

 

 王蛇は三人の攻撃を受けつつも、アビスの首を絞めた。そして追い打ちと言わんばかりにバイザーで殴打し、ストンピングを浴びせた。

 

 アビス残り体力 12

 

「こっちだっているんだよねえ!」

 

 ガイも攻撃をするが、王蛇に受け止められ、アイアンクローを受けた。

 

「うがあああ!!」

 

 ガイは地面に投げ飛ばされた。

 

 ガイ 残り体力13

 

「こいつ!」

 

 インペラーも攻撃するがかわされた。

 

「オラあ!」

 

 ベルデの鉄拳は当たることなく、王蛇の剣撃を直に受けた。

 

「グフッ…」

 

「面白いな!この感覚だ!まとめて来い!フハハハハハ!!!!」

 

 王蛇はカードをバイザーに挿入した。

 

<ADVENT>

 

 王蛇によりベノスネイカーが現れた。

 

 ベノスネイカーの酸吐き出した。

 

「危ねっ!」

 

「ちょ、マジ!?」

 

 インペラー、ガイは武器を盾にしたことでダメージを半分にした。

 

 しかし、防御方法がないベルデと避ける暇が無かったアビスには酸が直撃してしまった。

 

「ぐっ!」

 

「うわああああ!!」

 

 アビス残り体力 7

 

 ベルデ残り体力10

 

 ガイ 残り体力11

 

 インペラー残り体力9

 

「ふん、まだやれるんだろう?」

 

 すると王蛇はアビスから奪った剣をガイに投げつけると剣はガイの腕に刺さった。

 

「ぎゃあああああ!!!」

 

 ガイ 残り体力8

 

「これは飽きた。」

 

<SWORD VENT>

 

 王蛇は自分の武器でインペラーを殴打し腹部に蹴りを浴びせた。

 

「があっ!」

 

 インペラー残り体力6

 

「くそっ!」

 

 インペラーとガイも自分のモンスターを呼び出した。

 

<ADVENT> <ADVENT>

 

 しかし、ベノスネイカーは手強く、ゼールは次々倒され、メタルゲラスは翻弄されていった。

 

「貴様!これで終わりだ!」

 

 アビスも負けじとカードをバイザーに挿入した。

 

<FINAL VENT>

 

 アビスのモンスターが起こした激流とともにアビスが突撃したが、それによりライダーが流されてしまった。

 

「フハハハハハ!!!!」

 

 王蛇はアビスダイブを受けそうになっているにも関わらずただ笑っていた。すると近くにいたベルデを盾にした。

 

「何?ぐあああああああ!!!」

 

 ベルデ残り体力3

 

 王蛇もわずかにダメージを受けた。

 

「つっ!」

 

 王蛇 残り体力7

 

「しまった!くっ…」

 

 アビスも躊躇して技を外すと、目の前にいた王蛇のモンスターの酸をまたも浴びた。

 

「ぐあああああああ!」

 

 アビスは悶絶した。

 

 アビス残り体力2

 

「いいな…戦いってのは…いい!」

 

「あいつは…バケモンかよ!」

 

 ガイが腰を抜かしたまま、見ている。

 

 王蛇はひたすら笑いながら、カードをバイザーに挿入した。

 

<FINAL VENT>

 

 ベノスネイカーが王蛇に近づき、ジャンプした王蛇に酸を吐いた。

 

 その勢いにより強力なキックになった。

 

 ベルデはたまらずカードをバイザーに挿入した。

 

<CLEAR VENT>

 

「危ねえ!」

 

 しかし、アビスはモンスターを盾にしてもベノクラッシュを防ぎきれずに弾き飛ばされてしまった。

 

「う、だあああああああああ!!!」

 

 アビスは蹴り飛ばされると体から火花が飛び散り、爆散した。

 

 仮面ライダーアビス 敗北

 

____________________

 

「さてと、次はお前だ。もっと付き合えよ。」

 

 アビスを倒した王蛇が近づいてきた。

 

 その時、

 

<FINAL VENT>

 

「化け物がーーーああ!!!!!」

 

 王蛇の目の前にバイオグリーザが現れ、背後に舌を伸ばした。

 

「ああん?」

 

 そしてそれが空中に飛んでいたベルデを補足し、そのまま王蛇の脚をひっくり返し、ベルデが両足で王蛇の顔面を

 

 固定しながら、脳天から叩きつけた。

 

 王蛇 残り体力 2

 

 しかし、王蛇はそれでも健在だった。

 

「邪魔だ…死ね。」

 

「なっ!?」

 

 そう言うとベルデは背後からベノスネイカーに飲み込まれ、捕食されてしまった。

 

「あっ…あ…あああ…うわあああーーー!!!」

 

 仮面ライダーベルデ 敗北

 

____________________

 

「フハハハハハ…は…くっ」

 

 勝利に酔っていた王蛇だが、異変が起こった。時間切れになったのである。王蛇は体勢を一気に崩した。

 

「なんだ!?これは?」

 

「今だ…!」

 

<FINAL VENT>

 

 ガイとメタルゲラスの必殺技であるヘビープレッシャーにより王蛇のバックルは破損した。

 

「何だと!?ハッ!」

 

 そう言うとベノスネイカーは浅倉を悲鳴を与える暇も与えずすぐに捕食した。

 

「はあ…はあ…」

 

 ガイは息を切らした。

 

「狂ってやがる。こんなの…こんなの…くそーーーー!!!!!!」

 

 その凄惨な光景を見たインペラーは立ち上がり、カードを挿入した。

 

<FINAL VENT>

 

 ゼール軍団が現れ、ベノスネイカーを攻め立て、脳天からそれを受け、爆散した。

 

「ハアッ、ハアッ、クソ!俺がもっと戦えたら…!」

 

 インペラーは壁を思い切り叩いた。

 

 するとベノスネイカーから多くの魂が出たので、それをインペラーとガイで分け、ミラーワールドから出た。

 

「チクショウ!」

 

 芝浦が泣いている仲村に近寄った。

 

「あのさー。君、勘違いしてない?俺らはライダーなんだよ?もう死んだのは仕方ないでしょ。」

 

 仲村は芝浦の胸倉を掴んだ。

 

「うるせえ!お前は…何とも思わないのかよ!?」

 

「そりゃ俺も悔しいよ。でもさ、こう言うもんでしょ?戦いってのは…」

 

「くっ。」

 

 仲村は閉口してしまった。芝浦は仲村の腕を払いのけた。

 

「んじゃ、明日からは敵同士ってことで。」

 

 芝浦は去っていった。その後仲村も帰路に着き、涙を流し続け最終的に眠った。

 

 

 

 仮面ライダー王蛇 敗北

  残り 10人

 

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