仮面ライダー龍騎 another chronicle   作:ジャン=Pハブナレフ

57 / 90
エピローグ

イタリアのネアポリスには大きな組織があった。彼らは暗殺のみならず要人護衛、さらには地域への根をはるために地域貢献を主に活動している。そのボスは元日本人で、マフィア組織の腐敗を見抜き、旧リーダーが病死したあと急速に発展させ勢力を日に日に拡大していた。

「ボス、余所の連中が内の支部を襲撃し、周囲を放火し多数の死傷者を出したそうです。」

「そうか…ならやつらを生け捕りにしてこい。俺も出よう。」

「はい、わかりました。ただちにメンバーを組みましょう。」

その後健たちは敵のグループの本部に殴り込みに向かった。

「てめえらあ!俺のシマに手ェ出すたあいい度胸じゃねえか!」

本部の扉を蹴破った。

「ヘッ、ヘッ、バカ言うなよヒヨッコが…」

敵のボスらしき男が健にナイフを構えた。健は素早く裏拳を浴びせ壁面に叩きつけた。

「てめえ!」

取り巻きたちが健を袋叩きにしようとしたが、健が連れてきた部下たちにより阻止された。

「お前からすりゃあ俺は半人前よ!だがな、てめえらのようなチンピラが徒党を組んだような連中なんかとは考え方、意思がまるっきり違うんだよ!分かったかこのタコ!」

健はボスの腹部にストレートパンチを浴びせた。

「許してくれ!頼む!」

相手のボスは拳銃を隠し持っていた。

「いいだろう…二度と人様のシマに手ェ出すんじゃねえぞ。」

健はボスに背を向けのを見るとボスが立ち上がった。

「バカが!」

ボスが拳銃を持った。

「バカはお前だ。後ろからやりたいのなら周りを見ろ。」

「え?」

背後には健が連れてきたメンバーが立っておりボスを取り押さえた。

「何い!?」

「アホが…」

そして健が顔面にストレートキックを放ち、ジャーマンスープレックスを続いて放った。

「ぐええええーー!!」

敵のボスたちは健の組織の本部に縄で捕らえられたまま連れてこられた。

「さてと…お前は落とし前としてウチについてもらおう。でもって、改心するまで二度とそのツラ見せるな。」

「何を言って…」

「うちは考え方が違うって言ったろ?お前らみたいに無闇やたらと殺す奴らとは違う。さあ、てめえとその構成員は今からうちの傘下に加わり掟を守ることだ。もし破れば…いいな?」

「ボス!どうすんですか?」

「分かった!分かったよ!あんたの部下になってやるよ!俺は死にたくねえんだ!」

「いい回答だ。明日からここに来い。待っているぜ。」

健はボスたちに紙を与え、仲間たちとともに事務所に帰還した。

「日本は平和で退屈だった分ここは無法だ。俺は正義の味方じゃねえが、てめえらのような無計画な奴らは許せねえんだよ。だらだらやってても面白くはねえ。人生はな…遊びなんだよ。分かったかお前達!何をやるにも楽しめ!しかし退屈しのぎ目的でのヤクはするな!強姦、放火もだ!それは格下のチンピラのすることだ!いいな!」

「はいボス!」

そう部下に教える健の背後には巨大な牛のモンスターが立っていた。まるで彼を守護するかのように___________

「んじゃ、俺はいつものバーに行ってるぜ。」

健は1人行きつけのバーに向かった。

 

仮面ライダーゾルダ________闇の世界の住人が変身した戦士で今の自分の現状に満足できず、最終的には自らの現状を変え、他国の巨大組織を生み出し自らトップとなった。

しかし、これは無数の物語の一つに過ぎない。何故なら英雄となりうるのは一人だとは限らないのだから_____

 




今回でゾルダ編は完結です。次回からライア編です。今回ゾルダ編では原作じゃ出番の少ないエンドオブワールドを如何に決めるかにチカラを入れました。そして殺し屋ライダーらしく状況判断や先手を打つ描写を積極的に入れました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。