仮面ライダー龍騎 another chronicle   作:ジャン=Pハブナレフ

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今回からライア編に入ります。今作も残るはライア、ファム、タイガ
そしてガイの4人になりました。今回も女性主人公になります。実は小さい頃、龍騎で出てくるライダーでファム以外で女性が変身するなら誰がいいかと聞いた時に自分はライアと答えました。なんと言うかライアは女性が変身してもそんなに違和感は無いと思います。


ライアの章
第1話


平海 船子は清明院大学に所属する学生である。彼女は香川研究室に所属し、日々鏡の世界の研究を行っている。

「香川教授、この鏡の研究ですが、なんというか不思議ですね。」

「ほう?なぜそうと言い切れるんですか?」

「なんというか鏡ってミステリアスじゃないですか。」

「バカ言え!鏡のどこがミステリアスだ!」

同級生の仲村 創と東條 悟が部屋に入ってきた。

「仲村君、そうかっかせずに… 不必要な怒りは抱くものではありません。」

3人の教授である香川がそれをなだめた。

「まあ…すぐ怒るなんていつものことだけどね。」

東條がぼやくと船子も頷いた。

「そうそう…怖いよね…もっとリラックスしたらいいのに…」

「そこ!うるさいぞ!」

「はあ〜い…」

船子が溜め息をついた。時刻は昼になった。

「それにしても、お腹が減りましたね。」

「あ、香川教授!私買いに行ってきます!」

「いいの?僕も行くけど…」

「あ…じゃあ東條君お願い。」

「2人とも気をつけてな。」

仲村が東條に何か合図したような気がしたが船子はそれに気がつかなかった。

「ありがとう。手伝ってくれて。」

「うん…」

2人が大学を歩いていると鏡から何かの音が聞こえた。

「何?この音?耳でも悪いのかな?」

するとサルのモンスターが襲ってきた。

「危ない!」

東條は船子の手を引いた。

「ちょっとどうしたの?」

「ごめん…」

東條が走り去って行った。

「ちょっと!東條君!?」

船子が東條を見つけるとみたことのない板のような物を握っていた。

「変身!」

東條はトラのような姿になって鏡に入って行った。

「何?今の…」

「知りたいですか?」

振り返るとそこには香川教授と仲村が立っていた。

「香川教授!」

「あれは仮面ライダータイガだ。彼はカードデッキを持った者たちによるライダーバトルの戦士でもある。」

仲村が手に持っていたジュースを飲みながらしゃべった。

「ライダー?戦い?」

「神崎 士郎という男に選ばれた14人の人間が手にする力です。そして最後の1人になったライダーこそが願いを叶えられるそうです。」

「東條君が!?」

「はい…とは言え我々はその戦いを終わらせるための方法を知ってるんですよ。」

すると東條がミラーワールドから出てきた。

「逃げたみたい…」

「今のは一体?」

「あれはモンスター…鏡の中に住み、人を襲う怪物だよ。」

「そんな!それじゃあ多くの人が危ないじゃないですか!どうすれば止められるんです?」

「それは…ライダーになればいい。」

仲村が自らのカードデッキを見せた。

「ですが、それは辛いですよ。ライダーになったからには多くの人間を傷つけることになります。」

「でも!私は終わらせたい!こんな戦いを終わらせたいです。お願いします!香川教授!私も協力させてください。」

「そうですか…」

香川教授は懐から紅色のカードデッキを渡した。

「随分前に斎藤 雄一という人物から預かったカードデッキです。彼は戦いを拒否したので、何かが起こる前にこちらが預かったんです。これであなたは仮面ライダーライアになれます。」

「ライア…」

「では行きますか…」

「はい!」

「僕達は_____英雄になるんだ。」

東條が船子の手を取った。

 

翌日、船子は昨日の出来事が忘れられずにいた。

「英雄…私になれるのかな?言葉の重みが…」

「やあ、平海さん。どうかな?」

東條が声をかけてきた。

「私…やっぱ自覚ないみたい。これじゃ英雄に近づけないよね。」

「いいえ、それは違います。」

「英雄は勇気さえあれば誰にでもなれるんだ。だから勇気を持たないと。」

「勇気…」

すると鏡から音が聞こえてきた。

「モンスターだね。いける?」

「ええ!」

2人は鏡にカードデッキをかざした。

「「変身!!」

船子は両手を突き出し、右手を上にして回転させながらバックルに挿入した。

2人がミラーワールドに入るとガルドサンダーが襲ってきた。

<STRIKE VENT>

タイガが駆け出したのをライアは見ていた。

「ええっと…私もあんな風に…」

カードを引いてバイザーに挿入した。

<SWING VENT>

エビルウィップが飛んできた。

タイガはモンスター相手に攻撃したがリーチが短く攻撃が当たらなかった。

「ムチ!?でもやるしかない!」

一か八かガルドサンダーをムチで叩いた。

「東條君!待ってて!」

エビルウィップでガルドサンダーを巻きつけると地面に叩きつけた。

「以外とやるんだ…」

「今よ東條君!」

<FINAL VENT>

タイガが構えるとガルドサンダーの背後からデストワイルダーが現れ引きずり始めた。そしてタイガが背中を突き刺すとガルドサンダーが爆死した。

「すごいよ!かっこいい!」

するとモンスターから球体が出てきた。

「平海さん、モンスターを倒すとこんな風に球体になるんだ。これを自分のモンスターに与えると今よりも強くなれるんだって。今回は君に譲るね。」

タイガは先にミラーワールドから出た。

「えっと…じゃあ…」

<ADVENT>

するとライアの契約モンスターのエビルダイバーが現れた。

「いいよ!」

(この子が私の…かわいい!)

モンスターに餌を与えるとライアもミラーワールドから出た。

 




主人公紹介行きます。
変身者:平海 船子
職業:女子学生
願い:戦いを終わらせる
東條と気の合う女子学生で、たまたまライダーバトルを知る。それまで彼女はライダーバトルを知らずただ研究室のメンバーだった。仲村はすぐ怒鳴るため苦手だが、東條とは気が合うため若干の好意がある。

今回ライア編で雄一の名前がありますが、龍騎で仮面ライダーブレイド(本編未登場)に彼が変身したのには香川先生が関わっていた設定を使いました。ちなみに今シリーズでオルタナティブを登場させます。
今シリーズではタイガとライアのカードデッキを元に作ったことにしています。
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