仮面ライダー龍騎 another chronicle   作:ジャン=Pハブナレフ

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早速船子には戦いの重みを知ることになる回です。やはりこの手には専門家(?)がいるので、この方にお願いしました。


第2話 犠牲

「はあ…はあ…」

ある場所にて他のライダーがモンスターを倒し、ミラーワールドから出てくると神崎 士郎が現れた。

「神崎 士郎?なんのようだ?」

「実はお前に頼みがある。」

「何?」

「この戦いを終わらせようとする連中がいるんだ。そいつらは今ライダーバトルの妨げになっている。」

「なんだと!?それでは最後に1人に…」

「なれない。だからお前はここに行き奴らを倒すのだ!」

「わかった!引き受けよう。」

清明院大学に黒い影が忍び寄っていた。そして男のその手にカニのエンブレムが刻まれたカードデッキが握られていた。

「それじゃあね〜」

「うん…気をつけてね、平海さん。」

東條と平海が分かれると住宅街の民家からモンスターが襲ってきた。

「くっ!こんな時にモンスターなんて…!」

とっさに交わした船子はカードデッキを構えた。

「ほう…あなたが戦いの妨げになっているライダーですね。」

振り返ると電柱からその様子を1人の男が現れた。

「あなたは…!」

「おっと失礼、私は須藤 雅史。又の名を仮面ライダーシザースです。」

須藤も自分のカードデッキを取り出した。

「あなたは何のためにライダーを?」

船子もカードデッキを取り出した。

「私は頂点を極めたいんですよ。あなたはこの力を何一つ分かっちゃいない!ライダーとなって頂点を極めるのは素晴らしい!そしてそれが癖になるんですよ…その思いが高まって頂点を極めたいと思うようになる!それがきっかけです。」

「最低…この力に溺れるなんて…!この力は、多くの人を守る為にある英雄的なものなの!それを…あなたみたいな人は許せない!今ここで私と勝負よ!」

「ほう…あなたは話が早い…始めましょう!一対一でね!」

2人は鏡にカードデッキをかざした。

「「変身!!」」

2人はミラーワールドに入った。

 

シザース 残り体力10 ライア 残り体力13

<STRIKE VENT>

シザースピンチとバイザーの二刀流に戦い慣れしていないライアはあっという間に追い詰められてしまった。

「そこです!」

「きゃっ!」

ライアは攻撃を受けた。

ライア 残り体力11

(そういえば!)

<COPY VENT>

するとシザースピンチがライアの元にも現れた。

「なっ!」

ライアはとっさにシザースに攻撃した。

「こんな効果が!?」

「ふざけるな!」

ライアはシザースピンチでシザースの攻撃を受け止め、足払いを放ったが、倒れながらの体勢からシザースの蹴りを受けた。

「きゃっ!」

シザース 残り体力8

ライア 残り体力10

「なかなかですね…しかし!」

<ADVENT>

ボルキャンサーがライアに突撃してきた。

「きゃあああ!!」

シザースはその隙にバイザーで攻撃し、吹き飛ばした。

「私の勝ちですね…」

シザースはゆっくりとライアに近づいた。

ライア 残り体力6

<SWING VENT>

エビルウィップで追い討ちを仕掛けようとしたシザースを攻撃した。

「なんだと!?ぐわあああ!!」

シザース 残り体力6

「お返しよ!」

ライアはカードを引いて、バイザーに挿入した。

<ADVENT>

エビルダイバーが正面から現れ、シザースに突進してきた。

「させるものか!」

<GURD VENT>

シェルディフェンスでガードしようとしたシザースにライアはさらに死角からエビルウィップで攻撃した。

「バカな!?」

シザースはエビルダイバーの攻撃を半減させたがエビルウィップの攻撃は防ぎきれなかった。

シザース 残り体力2

「今よ!」

<FINAL VENT>

シザースは立ち上がって反撃のカードをバイザーに挿入した。

「くっ!」

<FINAL VENT>

エビルダイバーに乗ったライアのサーフィン攻撃とボルキャンサーに投げ飛ばされたシザースの攻撃がぶつかり合った。両者は地面に激突した。

「くっ!」

「何はともあれ、これで1人減りま…」

するとシザースのカードデッキが破壊された。

「バカな!契約が…」

すると彼のモンスターが掴みかかった。

「やめなさい!うっ!」

(動けない?お願い…動いて!)

しかしライアはシザースの攻撃によるダメージの影響により動けなかった。

「そんな…!私は…絶対生き延びて…!」

そして頭からモンスターに捕食された。

「ぐ…あああ…ぎゃああああああああああ!!!!」

「そんな…」

するとボルキャンサーは次にライアを狙った。

「い、嫌…なんでこんなことができるの?」

ライアは恐怖で立つことも出来ずにいた。

<FINAL VENT>

するとデストワイルダーが背後から ボルキャンサーに襲いかかった。そしてその先にいたタイガにとどめを刺された。

「東條君…私…」

「行こう…時間がまずいでしょ?」

船子は泣きながらミラーワールドをタイガとともに出た。

仮面ライダーシザース 敗北

シザースの一件を平海は香川、仲村に報告した。

「香川教授…私…」

「平海!お前…!」

仲村が罵声をあびせようとしたが、香川がそれを止めた。

「いいえ。君のせいではありません。あれは事故です。堪えてください。今こうしている間にも戦いが動いています。それに彼がライダーの刺客を放ったなら我々も用心する必要があります。今日は休みなさい。」

「はい…」

船子が部屋から出ようとすると東條とすれ違った。

「どうして君はライダーになったの?一つを犠牲にする勇気を持てない君がどうして?」

そういうと研究室に入った。

(私は…どうしたらいいの?)

船子は街を歩き回る内にライダーになった理由を探していた。

(私は何のためになったんだっけ?おとといの私は…何を?こんな後悔をしたかったから?)

その時鏡から音が聞こえてきた。

「うわああああー!!」

近くにいたサラリーマンが鏡に引きずりこまれた。

「そんな…」

船子はカードデッキをかざした。

(助けないと…!でも‥)

「変身!」

ミラーワールドに入るとミスパイダーが襲ってきた。

「え?」

ライアは反応が遅れたためダメージを受けた。次にストレートキックと手刀攻撃を一方的に受けてしまった。

<ADVENT>

エビルダイバーがミスパイダーに突撃し、ミスパイダーは体勢を崩した。

「これで終わりよ!」

<FINAL VENT>

ハイドベノムを放ち、ミスパイダーは爆散した。

「私は…やっぱり戦おうかな。だって香川教授たちだって私と同じような悩みを持っていたはずだから。一つの犠牲っていうのはこういうちっぽけな悩みを捨てることなのかも。だったら、私も悩んでいられない!よし、明日からがんばろう!」

船子は答えが見つからなかったがひとまず立ち直ることができた。

 




シザースさんは一番最初に退場してしまいますが、戦いとはなんたるかを教えるには立派な(?)専門家だと個人的に思います。
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