仮面ライダー龍騎 another chronicle   作:ジャン=Pハブナレフ

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東條と言えばこの回と佐野回、退場回だと個人的に思います。


第5話 悲劇

「香川先生…大丈夫ですか?」

東條がコーヒーを渡すと香川をそれをゆっくりと飲んだ。

「ええ…それより…一刻も早く神崎 優衣を始末しましょう。」

「はい…じゃあ佐野くんに連絡して今日決行しましょう。」

船子は佐野に会いに向かった。

一方東條は香川に問い詰めていた。

「香川先生は…家族が大事なんですね?そんなの犠牲にでもすれば神崎君だっておとなしくなるはず…」

「当たり前でしょう!?東條君、命をなんでも犠牲にしようとするのは英雄ではありません。」

「分かりました。じゃあ行きましょう香川先生…」

 

「お兄ちゃん…どうして?」

ライダーバトル主催者の神崎 士郎の妹である神崎 優衣はライダーバトルが自らのために行われていたことを知り、ショックを受け街を彷徨っていた。

その時、モンスターにより優衣はミラーワールドに連れられてしまった。

「やめて!やめて!きゃああー!!」

「優衣ちゃん!?くそっ、遅かったか!」

城戸 真司が優衣を救うべく変身した。

「変身!」

ミラーワールドにはオルタナティブゼロとタイガ、インペラー、ライアが優衣を狙っていた。

「お前ら!」

「彼女1人でミラーワールドが閉じるんです!そこを退きなさい!」

オルタナティブゼロ 残り体力23.5 ライア 残り体力13

龍騎 残り体力17 タイガ 残り体力15 インペラー 残り体力11

<ADVENT>

インペラーが大量のゼールと共に龍騎を攻撃した。

「お前!」

「悪いね!こっちが条件いいんだわ!」

<SWING VENT>

エビルウィップがさらに龍騎を攻め立てた。

「余所見は禁物よ!」

「こいつ!」

<SWORD VENT>

ドラグセイバーで龍騎はゼールとオルタナティブ達と渡り合おうとするがゼールは優衣にまで迫っていた。

龍騎 残り体力11

「優衣ちゃん!お前ら、どけよ!」

龍騎はタイガを蹴り飛ばしライアにタックルを浴びせた。

「きゃあああ!!」

「我らの英雄的行為のために大人しくしなさい!」

<ADVENT>

サイコローグを呼んだオルタナティブゼロは龍騎を襲うように命令した。

龍騎 残り体力4.5

タイガ 残り体力14 ライア 残り体力12

モンスター達が優衣を襲おうとしたその時、優衣の指示によりモンスターたちがいきなりオルタナティブゼロ達を攻撃し始めた。

「おい!飼い主は俺だぞ!」

「バカな!?」

オルタナティブゼロは敵の集中攻撃を受けた。

オルタナティブゼロ 残り体力13

「どういうことだ!?これが神崎 優衣の力だとでもいうのか!?」

<WHEEL VENT>

オルタナティブゼロはバイクでモンスター達を退け、一気に神崎 優衣をはねた。

「よし!これで英雄に…」

しかし、ゼールがはねられた神崎 優衣を保護し、現実世界に戻した。

「おのれ!」

「優衣ちゃん!?よくも…お前らあああああああ!!」

<STRIKE VENT>

怒り心頭に発した龍騎は昇竜突破でインペラーとオルタナティブゼロとライアを吹き飛ばした。

「うわああああ!!!!」

インペラーは衝撃で現実世界に戻された。

オルタナティブゼロ 残り体力10 ライア 残り体力9

「このモンスター達をどうにかしないと!」

ライアは1人で3体のゼール達を相手にしていた。

「他のみんなとはこのモンスターを倒してからにしないと!」

<COPY VENT>

ライアはドラグクローを奪い取り、昇竜突破でモンスターを一体倒した。

「逃さない!」

<FINAL VENT>

ハイドベノムで残ったモンスターを倒した。しかしここで時間切れが来てしまった。

「そんな!?2人を助けに行けないなんて…」

ライアはやむなくミラーワールドを出た。

一方タイガとオルタナティブゼロは龍騎と戦っていた。

「やばい!」

龍騎にも時間切れが迫ったため昇竜突破で撤退した。

「はああああ!!」

オルタナティブゼロはスラッシュダガーでガードしたが龍騎には逃げられてしまった。

オルタナティブゼロ 残り体力9

タイガ 残り体力11

「逃げられましたか…」

タイガとオルタナティブゼロからも粒子が浮かんできたのでミラーワールドから出ようとした。

「先生…」

「うん?」

タイガが声をかけたのに振り向いたオルタナティブゼロは次の瞬間バイザーで攻撃された。そしてタイガはオルタナティブゼロを階段から突き落とした。

オルタナティブゼロ 残り体力7

「なぜだ…?東條君…?」

「先生、僕もうミラーワールドを閉じるのが嫌になっちゃった。ライダーとして最後まで戦いに生き残るのが…真の英雄かなって…

だから…死んでください…」

「バカな!?」

オルタナティブゼロは唖然としながら立ち上がった。

<FINAL VENT>

するとデストワイルダーにより仰向けで引きずられたオルタナティブゼロはバックルをタイガのデストクローに刺され、そのまま倒れた。

「あ…あ…ああ…」

「先生は僕にとって大切な人だから…だから犠牲になってもらわないと…」

東條は悲しげに香川の遺体に目を通した。

「ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…」

香川は粒子となって消えた。

 

「そんな…?香川教授が?」

「うん…死んじゃった…」

「そんな…私はどうしたら?」

「ライダーの戦いに生き残ればいいんじゃない?」

「でも…」

「それこそが英雄なんだよ?平海さん…香川先生の言葉を忘れたの?一つを犠牲にしたものこそが真の英雄って…」

「そうなの?私はもっと違うことだと思うんだけど…」

東條が手を差し伸べた。

「君は大切な人だから…英雄になろうよ…僕に優しくしてくれたの香川先生以外にいなかったから…」

「うん…分かった。私…真の英雄になる!」

「ありがとう。そう言ってくれて…」

2人が別れると、神崎 士郎が東條の元に現れた。

「どうしたの、神崎君?」

「お前のおかげでミラーワールドは閉じずに済んだ。お前はライダーバトルの英雄だ。」

「でも、こんなのじゃダメだ。僕が目指すのは真の英雄だから…」

「なら戦え!これを使ってな…」

神崎がカードを投げた。そこにはCONFINEと記されていた。

タイガ 残り体力17

「そのつもりだよ…僕にはまた大切な人ができたから…」

 




東條がやらかした今回ですが、彼は今回真の英雄になることを望んでいます。「真の英雄=ライダーバトルに勝ち残ること」と考え今後暴走していきます。
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