仮面ライダー龍騎 another chronicle   作:ジャン=Pハブナレフ

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第6話 亀裂

香川は表向きは仲村と共に行方不明事件に巻き込まれたことになっていた。

その情報によりある男が動いていた。

その男は高見沢 逸郎___高見沢グループ総帥であり仮面ライダーベルデである。

「ほう…ミラーワールドが閉じるかと思ったがそんなことはなかったか。しかもすでに4人が退場したならそろそろ動くか…まずはこいつからだな。」

東條と佐野は現在同居中である。

「これ、食べてよ。結構あるから」

「ありがとう。香川先生以外優しくしてくれたの君が初めてだったし。」

「ああ…」

「ヤッホー!」

船子が部屋に入ってきた。佐野は若干顔色が優れなかった。

「やあ…」

「どうかした?佐野くん。」

「実は俺…社長になるんだ。」

「そうなの!?良かったじゃない!」

「でも…なんていうかライダーとして戦うのが嫌になって…」

「大丈夫だって!私たちがいるから!私たちが佐野くんをサポートする!だから私たちに頼って!私たちは英雄になるからこうでもしないとね。」

「ありがとう…よし!じゃあお見合いに行ってくる!今日は友里恵さんっていう人と会いに行ってくるんだ!」

「うん、頑張ってね!」

佐野は元気よく出かけた。しかし、東條はその後ろ姿を見つめていた。まるで檻の中に閉じ込められた野獣のように_____

数時間後、佐野は友里恵と共に街を歩いていた。

(俺には愛する人や仲間がいるんだ。だから…俺はこの幸せを守るんだ。きっと俺ならできるよな…)

すると、鏡から緑のカメレオンが襲ってきた。

「危ない!」

佐野は友里恵を庇った。

「大丈夫!?」

「うん!」

佐野は車目指して走り出した。

「ったくカンケーねえやつ襲いやがって!」

「佐野さん!?どこへ!?」

「変身!」

佐野が仮面ライダーインペラーに変身するのを友里恵はただ見ることしかできなかった。

ミラーワールドでは緑のカメレオンのモンスターが消えていた。

「どこだ!?」

<HOLD VENT>

音に反応したインペラーは背後から攻撃を受けた。

「よう、佐野グループのヒヨッコ!お前は今から俺が消してやるぜ!」

<SPIN VENT>

インペラーはガゼルスタップを装備していた。

インペラー 残り体力9

「てめえ!」

ベルデ 残り体力15

インペラーは素早くベルデに攻撃した。

「よくも友里恵さんを!許さねえ!」

なおもインペラーはベルデを攻撃した。

ベルデ 残り体力11

「痛えよ!」

ベルデは足元をバイオワインダーで攻撃した。

インペラー 残り体力7

「うわあああ!」

痛みでインペラーはその場に倒れ伏せた。

「やめなさい!」

ライアとタイガが駆けつけた。たまたま2人は街に出ていたため、佐野が戦っているのを察知し、駆けつけたのだ。

ライア 残り体力13 タイガ 残り体力17

<SWING VENT>

「ふん、3人まとめてか…いいだろう。」

<COPY VENT>

ベルデはインペラーの姿で応戦した。

「ありがとう…」

「いいって、いいって!私たち友達でしょ?さあ生き残るよ!」

ライアはベルデにエビルウィップで攻撃した。ライアはベルデより戦闘力は劣っていたが、エビルウィップのリーチで素早く立ち回れていた。

一方インペラーも果敢に攻めた。

「大切な奴らがいるんだ!俺はもう怖くない…だから、負けるわけにはいかないんだよ!」

しかし、タイガはただそれを見るだけで、攻撃らしい行為を一向にしなかった。

ベルデ 残り体力7

「お前ら!調子に乗んな!」

そんなタイガに反してベルデにとどめを刺そうとしたインペラーだった。

「こいつ…!」

<ADVENT>

突然タイガのモンスターであるデストワイルダーによりインペラーが引きずられた。

「うわああああああああ!!!!」

「どうしたの東條くん!?」

「甘いんだよ!」

<CLEAR VENT>

ベルデはその隙に逃げ出した。

「待ちなさい!」

ライアは何が起こったか分からず、辺りを見回していた。

インペラー 残り体力2

「ねえ…」

「え…?」

次の瞬間タイガはインペラーにバイザーをバックルに突き刺した。

インペラー 残り体力1

「ごめん…君は大切な人だから…君を殺せば僕はもっと強くなれると思うから…」

「やめなさい!」

エビルウィップでタイガを攻撃したライアはスリーパーホールドで押さえつけた。

タイガ 残り体力14

「佐野君、逃げて!早く!」

インペラーはフラフラになりながら逃げ出した。

「落ち着いて、東條君!」

<ADVENT>

<FLEEZE VENT>

エビルダイバーを呼び出したライアだったがタイガに反撃された。

「君も消さないと…僕が倒さないといけないんだ…」

「いい加減にしなさい!」

エビルウィップを巻きつけたライアはタイガを地面に叩きつけた。

しかしライアとタイガに時間切れが来た。

「そんな…佐野君…」

ライアはすぐに近くの鏡から脱出した。

一方インペラーはミラーワールドから出る出口を求めて傷だらけのまま、さまよっていた。

「なんで…こうなるんだよ!?東條のやつ、何考えてんだよ!?」

すると目の前の出口らしき所には見たこともないライダーがいた。

「ほう…これはいい獲物だ。」

そこにはサメの紋章が刻まれたカードデッキをバックルに挿入したライダーが立っていた。

「う…うわあああああ!!!!」

インペラーは逃げ出すも背後から攻撃され、壁に叩きつけられた。そしてカードデッキが砕け散った。

「嫌だああああ!!嫌だああ!!なんでだよ!?どうしてだよ?」

そう言いながらインペラーの変身が解け佐野はその場に倒れた。

「どうしてだよ…俺はただ…」

「まだ生きていましたか…」

ライダーの指示で彼のモンスターが佐野を捕食した。

「幸せ…に…!」

「よし1人減ったか…」

捕食されたのを確認すると、そのライダーも去った。

後日佐野は行方不明になった。

仮面ライダーインペラー 敗北

 

次の日、船子は東條を問いただしていた。

「東條くん…どうして?どうして佐野くんを!?」

「言ったはずだよ?彼は大事な人だって…大切な人を犠牲にすれば僕は英雄になれるから…」

「それは違う!大切な人を守ることが真の英雄よ!」

「もういいよ…君は英雄じゃなかった…僕のことを好きにならないなら…さようなら…」

東條は船子の元から去った。

「東條くん…」

船子はそれを見ているだけだった。

(東條くんはきっとこれから多くの人を犠牲にするはず…私が彼を止めるにはどうしたら…)

 

一方他のライダーも動いていた。

「お前…ライダーか?」

「全く…躾のなっていない野獣ほど目障りなものはないですね。」

その男たち___浅倉 威と鎌田がにらみ合った。

「「変身!!」」

王蛇 残り体力16 アビス 残り体力19

<SWORD VENT> <SWORD VENT>

アビスセイバーとベノサーベルがぶつかり合い、火花を散らした。アビスはバイザーで王蛇の顔面を攻撃したが王蛇は追い討ちを仕掛けようとしたアビスをベノサーベルで応戦した。

アビス 残り体力16 王蛇 残り体力13

「戦いはこうでないとなあ!」

「ふん、ほざけ!」

王蛇はさらにアビスを攻撃するも、バイザーで防がれた。

<ADVENT>

アビスラッシャーが王蛇にタックルをした。

「うわあああ!!」

王蛇は転がった。

王蛇 残り体力8

「終わりだ!」

「チッ!」

<ADVENT>

王蛇もベノスネイカーを召喚しアビスとアビスラッシャーを攻撃した。

アビス 残り体力11

「ぐわああああ!!」

ベノスネイカーの攻撃により足首をくじいたアビスはひとまずその場から撤退しようとした。

「まずい…動かん…」

「なんだ…逃げるのか!もっと遊べ!遊んで行けよ!」

王蛇は動けないアビスをベノサーベルで攻撃し続けた。

アビス 残り体力6

しかし、王蛇は興ざめとしてトドメのカードを引いた。

「う…動けない…」

<FINAL VENT>

アビスが最後に見たのはベノクラッシュで自らに迫る王蛇だった。

そして、攻撃を受けたアビスは爆散した。

「ああ…つまらん…誰か俺ともっと戦え!」

 

仮面ライダーアビス 敗北




佐野君が退場した回ですが、インペラーを倒したのはアビスに変えときました。なんというか王蛇があの場にいるには動けない奴をいたぶるより戦いで悦を覚えるんじゃと思い、アビスにとどめを刺していただきました。次回あたりから船子自身に進展がありますのでお楽しみに。
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