仮面ライダー龍騎 another chronicle 作:ジャン=Pハブナレフ
第1羽 始まり
雪ノ浦 白子はOLとして働いていた。
「あ、雪ノ浦さん。このコピーお願いできるかな?」
「はい!早速コピーして来ます。」
白子がコピー機で印刷していると上司と誰かが話していた。
「高見沢グループの援助をいただけないのですか!?」
「ああ、あんたらとうちじゃあ現段階では釣り合わん。お引き取り願おう」
(社長…また失敗したんだ…)
現在白子の会社の景気はお世辞にもいいとは言えなかった。社長は積極的に援助をもらいながらも倒産を防ごうと精一杯だった。
しかし、社長の行動はどれも空回りし、社員の間では倒産するのではという噂さえあった。
「はい、コピーです。私お昼に行ってますね。」
「ご苦労さん。」
白子は屋上に出て、昼食を取っていた。
「はあ…この会社が倒産したら働くところとかどうしよう?この歳だし、結婚したいにも会社に私のタイプの人とかいないし…」
その時、鏡から糸のようなものが首に巻きついていた。
「なにこれ?」
恐る恐る糸を引くと次の瞬間、白子は鏡に引き摺り込まれた。
「きゃあああーー!!」
そこには映る物が反転した世界だった。
「ここは?」
白子は何が起こったか分からず、ただ辺りを見回していただけだった。その時ミスパイダーが襲って来た。
「きゃあああ!!」
白子は必死にミスパイダーの攻撃を避けたが逃げる途中、転んで足をすりむいてしまった。
「っ!」
その時、周囲の時間が止まった。
「え!?なになに?」
「お前は死ぬ…そのままじゃな…」
「嫌よ!結婚もしてないのに!」
白子は近くにいた男の足を掴んだ。
「そのままだと言ったはずだ。方法はあるぞ。これを使え。お前は力を手に入れられる。」
「そうなの?」
「本当だ。さあどうする?」
白子はそれを取った。
「さあバックルにカードデッキを挿入しろ。」
白子は右手を上に左手を下に構え半円を描き右手で挿入した。
白子は白鳥の姿を模した鎧を身にまとった。
「これって…おもちゃか何か?」
「さあ戦え!」
「はいはい、わかったわよ!」
ファムはバイザーでミスパイダーを斬りつけた。
<SWORD VENT>
ウイングスラッシャーを構えた。
「来る!」
ミスパイダーは飛びかかって来たが、ウイングスラッシャーにより一刀両断された。
「やった…」
「よくやった。お前は今日から仮面ライダーファムだ。そしてお前はこの瞬間ライダーバトルに参加したことになる。」
「ライダーバトル!?」
「そうだ。お前を入れて14人のライダーの戦いだ。戦え!戦わなければ生き残れない!」
「何よそれ!意味わかんない!どういうことか説明を…」
するとさっきまでいた男はいなくなった。
「なんなのよ…」
「ライダーバトル…なんなのよ?なんの意味があるの?」
その時鏡から音が響いた。
「うわあああーー!!」
男が鏡に引き摺り込まれた。
「変身!」
白子はファムに変身してミラーワールドに入った。
ミラーワールドにてメガゼールは既に捕食を済ませていた。
「こいつ…!」
<SWORD VENT>
ウイングスラッシャーを構え駆け出したファムはメガゼールを斬りつけた。
メガゼールはジャンプして槍で攻撃した。
「きゃあああーー!!」
ファムはウイングスラッシャーを弾かれて、攻撃を避けた時の拍子でカードを引いた。
「これは…白鳥?」
メガゼールが襲って来た。
「破れかぶれよ!」
バイザーにカードを挿入した。
<ADVENT>
すると目の前にブランウイングが現れメガゼールが吹き飛ばされた。
「次の手はと…これね!」
カードをまた引いた。
<FINAL VENT>
するとブランウイングがメガゼールを吹き飛ばした。そしてファムはメガゼールを一刀両断した。
するとモンスターが球体に変わった。
「なにあれ?」
ブランウイングが球体に突撃すると体が光った。
「もうなんなのよお〜!」
主人公紹介です。
変身者:雪ノ浦 白子
職業:OL
願い:勝ち残って結婚する
30代になって、結婚を意識し始めるも合コンは悉く失敗。会社も倒産寸前というかなり厳しい日々を送っている。
今回は、アラサー女性ライダーになります。「おばさん」は禁句ですよ。