仮面ライダー龍騎 another chronicle   作:ジャン=Pハブナレフ

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今回タイガ編はテレビスペシャルの13Ridersを元にしています。何故タイガでテレビスペシャルかと言うと龍騎、リュウガ、ナイト、オーディンから始まり主人公を順に数えるとタイガは13番目になるからテレビスペシャルにしました。選ばれなかったガイよ哀れ…
では、行きましょう


タイガの章
第1夜 戦い


探偵事務所で氷野 冷夜(ひの れいや)は奇妙な噂を聞いていた。とあるスタジアムのような場所には人が消えるスポットがあり、そこに近づいたら二度と戻ってこないという声が世間で話題になっている。

「この場所で人が次々と行方不明になってるのか…全く、物騒なもんだな…」

すると事務所のインターホンが鳴った。

「はい、氷野探偵事務所です。」

依頼人は家政婦のような女性だった。

「実は最近、近所の椎名 修治が行方不明事件に巻き込まれたそうで部屋を掃除してたらいくつか不審なものが見つかったそうです。」

「なるほど…それがこれというわけか…」

そこにはトラのエンブレムが刻まれた青いカードデッキのようなものだった。

「はい!ですからあなたに事件について調べて欲しいんです。」

「構いませんが何故?」

「最近彼は鏡を恐れているようでした。何かとすぐカーテンを閉めたがりますし。」

「分かりました!ではこの依頼受けましょう!」

「ありがとうございます!では早速…」

すると鏡から何か音が聞こえてきた。

「なんだこりゃ?」

冷夜は鏡から糸が出ているのが見え、それを手繰り寄せようとした。

「きゃあああああーー!!」

すると女性は鏡に取り込まれてしまっていた。

「なんだってんだよ!」

女性に手を伸ばした冷夜だったが間に合わず逆に自分も鏡に取り込まれてしまった。

目を覚ますと見たこともないモンスターが冷夜を襲ってきた。しかもその世界は、文字が反転して見える世界だった。

「なんなんだよ!?お前ら!俺に恨みでもあんのか!?」

すると赤い戦士が現れ、モンスターを蹴飛ばした。

「誰だよお前!?」

「早く出さないと…!」

そう言うと赤い戦士はモンスターに立ち向かっていった。

その時、近くにあった巨大な鏡から別のモンスターが現れた。

「なんだあれは!?こんなとこにあんなバカでかい鏡なんてあったのか?」

「またかよ!」

モンスターは2人がかりで赤い戦士を襲った。

「くそっ!どうすりゃあんたみたいに戦えるんだ!?チクショーー!!」

冷夜はカードデッキを地面に投げた。

「それを使っちゃいけない!」

<SWORD VENT>

剣のようなものを装備した戦士は片方のモンスターを連続で攻撃して倒した。しかし、もう一体の攻撃に苦しめられていた。

(俺…もしかして…決断しているのか!?生きるか…死ぬか…)

モンスターは弱った戦士を一方的に追い詰めていた。

「おい化け物!俺が相手だ!」

(どうせなら使っちゃいけないやつでも使ってから死んでやるってんだ!)

冷夜が青いカードデッキを構えるとバックルが現れた。

「変身!」

「ダメだ!止めろおおおおおおーーーーーーー!!!!」

必死の叫びも虚しく、冷夜は右手で三日月のような形を作りカードデッキを挿入した。

すると冷夜は銀色の戦士に変わった。

「これは…」

モンスターが攻撃すると手に持っていた斧でモンスターを攻撃した。

「カードを使うんだ!」

「あいよ!」

冷夜はカードを引き、斧に挿入した。

<STRIKE VENT>

両手がツメのようなものを装備して冷夜はモンスターを攻め立てた。

「トドメだ!」

そして顔面にツメを突き刺した。そしてモンスターは爆発四散した。

「大丈夫ですか?」

「ああ…ありがとう。」

銀色の戦士は赤い戦士をゆっくりと助け起こし、鏡から脱出すると2人の変身が解けた。

「あんた…ライダーになったんだな…」

「ライダー?なんだそりゃ?」

青年がカードデッキを取り出した。

「俺は城戸 真司。仮面ライダー龍騎だ。あんたは仮面ライダータイガ…」

「仮面ライダータイガ?またかっこいい名前じゃないか。そうそう自己紹介が遅れたが俺は氷野 冷夜だ。探偵事務所に勤めている。で聞きたいんだがありゃ一体なんだ?」

真司が辺りを見回し、小声で囁いた。

「ここじゃなんだ。別の場所で話そう。」

2人はその場から離れ喫茶店のような所に場所を移した。

「俺は昨日なったばかりだけど…仮面ライダーってのはさっきの場所___つまり鏡の中にあるミラーワールドってとこで戦う14人の戦士なんだ。」

「何故戦う必要があるんだ?」

真司が顔を曇らせた。

「願いを…叶えるためだよ。よくは分からないけど、最後の1人になったらどんな願いも叶えてくれるらしいぜ…」

「願いねえ…嘘みたいな話だ。人様を殺して願いなんかが叶うのかねえ…」

真司が立ち上がった。

「嘘じゃないんだ!本当のことさ。」

「そうか、分かった。」

真司が椅子に座り直した。

「で、ここからが本題なんだ。実はその戦いを止められるかもしれない方法があるんだ。」

冷夜がアイスティを飲みながら真司を見つめた。

「何?」

「さっきの場所にはコアミラーってのがあってそれをぶっ壊したら戦いを止められるんだって前の龍騎の榊原さんが教えてくれたんだ。」

「コアミラー…」

真司が手を合わせて来た。

「頼む!俺と一緒に戦いを止めてくれないか!?こんな戦いは間違ってる!頼む!」

「依頼か?」

アイスティーを飲みきった冷夜は真司に尋ねた。

「へ?」

「依頼かと聞いているんだ。」

「ああそうだよ。なんでそんな…」

「いいぞ。その依頼引き受けた。」

真司の言葉を遮り、冷夜が承認した。

「え、本当か?」

「ただし、他のライダーについて教えて欲しい。仲間は多いほうがいいだろ?」

「おっしゃああああーーー!!!」

真司は思わずガッツポーズをしたが周囲の人から白い目で見られた。

「おい、聞いてんのか?」

「ああ、分かった。今渡すよ。」

真司は一枚の紙を渡すと、そこには名前があった。

仮面ライダー変身者

浅倉 威、芝浦 淳、佐野 満、秋山 蓮

手塚 海之、須藤 雅史、北岡 秀一

霧島 美穂、高見沢 逸郎、鎌田 断蔵

 

「この中の浅倉と北岡は昨日あって来たんだが2人は無理だ。特に浅倉は脱獄犯だから気をつけてくれ。」

「ご忠告ありがとうさん。」

2人は別れたが目的は共通していた。戦いを止めるために…




では、主人公紹介行きます。
変身者:氷野 冷夜
願い:バカげた戦いを終わらせる
職業:私立探偵

彼は戦いの否定派ですが、実際のライダーバトルそのものに懐疑的な人物でもあります。人殺して願いを叶えられるのかという考えと真司の願いを依頼だと聞き、真司に協力します。
そして、何気に鎌田の本名が判明したシリーズでもありますが、断蔵は個人的解釈ですのでご了承ください。
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