仮面ライダー龍騎 another chronicle   作:ジャン=Pハブナレフ

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今回は手塚の出番が多めです。仲村君に戦いを何故するのかという疑問をとにかくぶつけまくります。


第6話 疑問

「仲村…」

 

 仲村が歩いているとだれかに呼び止められた。

 

「手塚…」

 

 後ろには手塚が立っていた。

 

「ライダーの戦いは残り8人になった。」

 

「そうか…で、俺と戦いたいのか?」

 

 仲村は自分のカードデッキを取り出した。

 

「いや、違う。」

 

 手塚は一息ついて話しだした。

 

「お前は…何故戦うんだ?」

 

「俺は友人がいる。そいつのために戦うだけだ。」

 

「そうか。では聞くが、お前はその友人のために他人を平気で殺せるのか?」

 

「何を訳のわからないことを…」

 

 その時鏡から音が聞こえた。

 

「クソ、話は後だ。」

 

「「変身!」」

 

 二人がミラーワールドに入ると、そこでは緑の牛のライダーがシザースのモンスターだったボルキャンサーと戦っていた。

 

「はああ!!!」

 

<SHOOT VENT>

 

「あれは!シザースのモンスター!それに、新しいライダーか!?」

 

 ギガランチャーによりボルキャンサーは爆散した。

 

「やれやれ、モンスターの次はライダーか。」

 

 ゾルダはそのまま振り返った。

 

「ああ、行くぜ!」

 

「止めろ!」

 

 早くもインペラーとゾルダ、ライアによるバトルロワイアルと化してしまった。

 

<SPIN VENT>

 

 インペラーは素早くゾルダの懐に潜り込み、腹部に打撃を与えた。

 

 ゾルダ 残り体力 22

 

「二人とも、こんな戦いは止めるんだ!」

 

<ADVENT>

 

 ゾルダとインペラーはエビルダイバーの突進を喰らった。

 

 ゾルダ 残り体力18

 

 インペラー 残り体力 8

 

 その時、ゾルダの体から粒子が出てきた。

 

「時間がないみたいだ。またにしようよ。」

 

「ふざけんな!まだケリがついてねえ!」

 

 そういうとゾルダは近くの鏡から出た。

 

「手塚!お前ほんとなんなんだよ!人の戦いの邪魔しやがって!」

 

 ライアはインペラーの腹部に正拳突きを浴びせた。

 

「お前はもう人じゃない。戦うことに執着した獣だ。他のライダー達同様人の命を奪うことに執着した獣だ。」

 

 ライアはミラーワールドから出た。

 

「何なんだよ!」

 

 インペラーは怒りながらミラーワールドを出た。

 

____________________

 

 リムジンでは北岡秀一と由良吾郎が事務所に帰っていた。

 

「ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!」

 

「先生!」

 

「大丈夫だよ吾郎ちゃん。俺は勝つから必ず最後の一人になるから。」

 

 ハンカチで口元を吹くとそこには血が付いていた。

 

「先生…」

 

 北岡秀一は不治の病を患っており、その命の終わりは刻一刻と迫っていた。

 

____________________

 

 翌日、仲村はライダーを探していた。しかし、昨日手塚に言われたことが頭から離れずにいた。

 

(俺が獣だって?ライダーは戦うはずじゃないのかよ?)

 

 そういう間に、鏡から音が聞こえた。

 

「モンスターか!」

 

 仲村が駆けつけると、サラリーマンが襲われていた。

 

 仲村はモンスターにミドルキックを浴びせた。

 

「逃げてください!」

 

「ああ、ありがとう!」

 

 サラリーマンは逃げていった。

 

「変身!」

 

 仲村はインペラーに変身して、ミラーワールドに入っていった。

 

 ミラーワールドに入るとビーファイターワスプ、ホーネット、ビーの3体が待ち受けていた。

 

 それに連れて、龍騎とライアも入ってきた。

 

「お前はあの時の!?」

 

「仲村か?今は協力して奴を叩くぞ!」

 

「手塚!…分かった。今はとやかくいってる場合じゃねえしな。」

 

 3人は一対一に持ち込んだ。一対一によりライダーたちはそれほど苦戦せずにすぐに優勢になった。

 

「オラアッ!」

 

「ハッ!」

 

「とどめだ!」

 

<STRIKE VENT> <FINAL VENT>

 

<FINAL VENT>

 

 インペラーのドライブディバイダーと龍騎の昇竜突破とライアのハイドベノムにより、モンスターは爆散した。戦いの後、3人はミラーワールドから出た。

 

「おい、今回は協力してやったが、次会った時はライダーとして俺と戦え。」

 

 仲村が二人に近寄っていった。

 

「何でなんだよ!?何で、戦わなきゃいけないんだよ!?」

 

 真司が反論すると仲村はため息をついた。

 

「勝ち残るライダーは一人だけ。そのためにはお前らを倒さないといけないんだよ!全く…何の為にライダーになったんだよ。もういい、お前らとは戦わねえわ!他のライダーにやられちまいな!」

 

 仲村が去ろうとすると手塚が声をかけた。

 

「待て!こんな戦いに意味があると言えるのか?自分のために人を傷つけられるのか?」

 

「知るか!戦わなければ生き残れないんだよ!ライダーになったからには正しい間違いなんざ気にしちゃいられないんだよ!」

 

 そういうと仲村は走り去っていった。

 

____________________

 

 その日の夕方、手塚は街を歩いていた。先ほどの占いでこの先の戦いで次に脱落するものが分かったからだ。

 

「あれ〜?城戸は一緒じゃないわけ?」

 

 手塚の後ろには芝浦 淳が立っていた。

 

「お前は…」

 

「おたくも分かってんでしょ?この戦いを止めることなんてできないってね。」

 

 その時、鏡からまたも音が響いた。鏡を見ると手塚の形相が変わった。

 

「あいつは…!」

 

「変身!」

 

 芝浦がいち早くミラーワールドに入るのを見ると手塚も変身してミラーワールドに入った。

 

「待て!変身!」

 

「ハアッ!ハアッ!」

 

 ガイはメタルホーンでモンスターであるガルドサンダーを一方的に攻撃すると、ライアがガイを突然攻撃した。

 

「痛った!なにすんの!?」

 

「これは俺の獲物だ!こいつは俺が!」

 

 ガイはライアを殴ろうとしたが突然傍観し始めた。

 

(普段ならぶっ飛ばしてやるけど、こいつの様子がおかしい。これはもしかするかも…!なあんだ…こいつもこういう一面があるんだ。)

 

 ライアはエビルウィップでモンスターが動けなくなるまで攻撃した。

 

 その様子は普段の穏やかな様子ではなく鬼のような雰囲気だった。

 

「お前のせいで!お前のせいで!」

 

(おお怖い怖い。まさかこういう奴とはねえ)

 

「とどめだ!雄一の仇だ!」

 

<FINAL VENT>

 

 ライアの契約モンスターのエビルダイバーにライアが乗り、サーフボードの要領でそれに乗り勢いよくモンスターに突っ込んだ。

 

 その時、ガイはカードをバイザーに投げ入れた。

 

<CONFINE VENT>

 

 ライアのエビルダイバーが消えてしまった。

 

「何だと!?」

 

<ADVENT>

 

 メタルゲラスが狼狽えていたライアを攻撃した。

 

 ライア 残り体力 9

 

「芝浦…何故だ!」

 

 ライアは倒れながら言った。

 

「いやね、面白いゲームが思いついたわけ。まあ、大丈夫だって。きっとすぐにあいつをやれるから。」

 

 ガイはそういうとご機嫌そうにミラーワールドから出た。

 

「クソ!」

 

 手塚は地面を拳で殴った。そして渋々ミラーワールドから出た。

 

 

 

「ただいま〜」

 

 芝浦が家に帰ると暗い雰囲気の青年が布団から出てきた。

 

「楽しそうだね…何かあったの?」

 

「まあね〜 新しいゲームを思いついたんだ。」

 

「ふーん…そうなんだ。」

 

 その青年___東條 悟と芝浦 淳の陰謀が始まる。

 




次回予告
芝浦の陰謀のまま戦うライダーたち。果たして誰が脱落してしまうのか!?
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