仮面ライダー龍騎 another chronicle 作:ジャン=Pハブナレフ
「さてと…今日は残業か…1日中勤務しなければならないとなるとモンスターの餌やりはギリギリになるか…」
昌平が1日中残業している間、他のライダー達も動いていた。
ミラーワールドでは仮面ライダーナイトがディスパイダー・リボーンと交戦中だった。しかし、巨体にナイトの攻撃は決定的ではなかった。
<SWORD VENT>
その時、モンスターと契約したばかりの龍騎が乱入してきた。
「お前…!」
「おらあああっ!おらっ!おらっ!」
ドラグセイバーで連続斬りを放った龍騎はカードを引き、バイザーに挿入した。
<FINAL VENT>
「はああああああ〜…はあっ!だああああああ!!!!」
ドラゴンライダーキックを浴びたディスパイダー・リボーンは爆散した。すると光の玉が現れた。
「あれは一体…?」
「モンスターを取り込むと強くなるんだ。本当はあのドラゴンが強かったからそれを倒そうと思ったんだがな…」
「何だよ?あんた…」
するとナイトはカードを引き、バイザーに挿入した。
<SWORD VENT>
ウイングランサーを装備したナイトは龍騎を攻撃した。
龍騎 残り体力15 ナイト 残り体力16
「どうして!?」
龍騎が立ち上がるとまたもナイトに攻撃された。
龍騎 残り体力13
「仮面ライダーだから…理由はただそれだけだ…」
「ふざけんな!そんなのおかしいだろ!?こんな戦いは間違ってる!」
「黙れ!」
<TRICK VENT>
ナイトが分身して二体になった。
「双子!?」
そう言うと今度は三体になった。
「三つ子か!?」
ナイトは分身とともに龍騎を一方的に攻撃した。
龍騎 残り体力7
「いい加減に…しろ!」
<ADVENT>
ドラグレッダーが現れ、ナイトに突撃した。
「くっ!大人しくしていろ!」
<NASTY VENT>
ソニックブレイカーによりドラグレッダーの動きが止まった。
ナイト 残り体力12 龍騎 残り体力6
「うをおおおおお!!!」
ナイトは龍騎のタックルを受けたが、すぐに肘打ちで払った。
ナイト 残り体力11 龍騎 残り体力5
「終わりだ…」
<FINAL VENT>
カードをバイザーに挿入したナイトは龍騎に飛翔斬を放った。
「うわあああああ!!」
龍騎は爆死し、ナイトは背を背けずミラーワールドから出た。
「これであと…12人か…」
(こんな戦いは間違ってる!)
秋山 蓮は城戸 真司の言葉が頭から離れなかった。
「なぜあんな奴の言葉を思い出すんだ!」
蓮は苛立ちながらその場を去った。
仮面ライダー龍騎 敗北
その頃、昌平は喫茶店から出てきた。
「やれやれ…結局夜になっちまったな。あの後出動しなきゃいけないってのが辛いな…」
1日中残業していた昌平だったが帰宅しようとすると出動要請が来たため、帰宅が夜になってしまったのだ。そんな昌平が歩いていると鏡から音が聞こえ、そこではメタルゲラスが餌を与えていなかったので咆哮をあげた。
「ああ、餌はきっちりやるからちゃんと待ってろ。」
すると鏡から音が聞こえてきた。
「噂をすれば…」
鏡にはディスパイダーが映っていた。
「変身!」
ガイがミラーワールドに入ると、糸により引き寄せられた。
「くっ!なんだこの糸は!?」
振り返るとディスパイダーがガイを捕食しようとしていた。
「放せ!」
幸いカードを引いてバイザーに投げ入れることはできたのでガイはすぐにそれを行なった。
<ADVENT>
メタルゲラスが突進でディスパイダーを吹き飛ばした。
「こいつめ…」
<FINAL VENT>
ガイはヘビープレッシャーで吹き飛ばされたディスパイダーをそのまま狙った。ディスパイダーは毒針を射出して、防御の構えをとったがあっさり貫かれた。そして爆散し、その魂がメタルゲラスに捕食された。
「これでよしと…」
次の日、昌平は街に出ていた。彼は今日から3日間有給を取っていた。その目的はライダーを探し、戦うことだった。
「やっぱ、ライダーは簡単には見つからないようだな。」
すると昌平は青年が近くで占いをしているのが見えた。
(占いか…いちおうやってみるか)
「いらっしゃい…占いだね?」
「ああ、頼む。」
青年が小さな紙を取り出した。
「ここに名前を書いてくれ。」
(占いにいるのか?)
そう思いつつ紙に名前をかいた昌平は占い師に出した。
「よし、始めるぞ。」
青年が占いを始めたが昌平はそれを緊張しながら見ていた。
「出た…あんたの運勢は悪くはない。ただ少し過去を見過ぎている。未来を向けば今よりもいい状況になれるぞ。俺の占いは当たる。」
「そうか…占いありがとうさん。」
昌平が立ち上がり背を向け、去っていった。
「奥山 昌平…まさかこんなところに出会うなんてな。」
奥山は青年がカードデッキを持っていたことに気がつかなかった。
そして彼の背後にある鏡には紅色のエイのモンスターが飛んでいたということも…
その後、鏡から音が聞こえた。
「変身!」
昌平はモンスターの気配に察知するとすぐに変身してミラーワールドに入った。
しかし、それはあるものの策略があった。
「奥山 昌平…やつがガイか。新米のひよっこライダーってのはいいカモだな。」
ミラーワールドではゼブラスカル アイアンと戦っていた。
<STRIKE VENT>
メタルホーンを装備したガイはまっすぐ突撃したが、横から何者かの攻撃を受けた。
「モンスター退治もいいがよ。ライダーだって敵だってことを忘れんなよ!」
「貴様!」
ガイはメタルホーンで刺突するが、ベルデにかわされ回し蹴りを受けた。この隙にモンスターは逃亡した。
ガイ 残り体力14 ベルデ 残り体力15
<CLEAR VENT>
姿を消したベルデだったが、その隙を逃すガイでは無かった。
「逃がさん!」
<CONFINE VENT>
透明化が解けた。
「バカな!?」
「隙あり!」
ガイはメタルホーンで不意を突き、反撃してきたベルデをさらに蹴飛ばした。
ベルデ 残り体力12
「こいつめ!」
<HOLD VENT>
ベルデはバイオワインダーで攻撃するが、ワインダーの部分を捉えたガイによりメタルホーンで切断された。
「くそが!」
ベルデはパンチを放とうとしたが、リーチの長いメタルホーンで顔面にダメージを受け、倒れた。
ベルデ 残り体力10
「ま、待て!俺の負けだ!許してくれ、頼む!」
ベルデが突然命乞いをした。
「どうしたんだ?まあいい。二度と来るなよ。」
戸惑うガイはベルデに背を向けた。
(バカが!引っかかりやがった!)
<FINAL VENT>
「隙あり!死ねええええええ!!」
ベルデはデスバニッシュを放ち、ガイを捉えた。
「卑怯だぞ!」
「うるせえ!カードのねえお前なんざ、これで終わりだ!」
ガイは手が空いていたのでカードを落下しながら、バイザーに挿入した。
「へっ、俺の勝ちだな!」
余裕のあるベルデは次の瞬間、自らの慢心に後悔を覚えることになった。
<CONFINE VENT>
バイオグリーザが消失した。ベルデはガイを地面に叩きつけられずにそのまま直接パンチを受けた。ベルデは前方に吹き飛ばされた。
「バカな!?2枚目だと…!?」
ベルデ 残り体力9
<ADVENT>
吹き飛ばされたベルデをメタルホーンが突進し、遠くに投げ飛ばした。
ベルデ 残り体力5
「終わりだ。」
<FINAL VENT>
ガイはヘビープレッシャーをベルデに放った。
「よせ!やめろ!やめてくれええええええ〜!!!」
此の期に及んでまたしても命乞いをするベルデだったが、ガイは構わずベルデを貫いた。
「うぎゃあああああーーーー!!」
ベルデは爆死した。
「二度も騙されてなるものか!」
ガイは振り返り、ミラーワールドから去っていった。
仮面ライダーベルデ 敗北
龍騎が倒されたのは原作の第2話くらいのifになります。龍騎は色々なifがあって面白いですよね。まあ、他の仮面ライダーシリーズにも言えますが