この作品は短編となります。
そのため1000文字で完結するお粗末なものです。
更に鬱的な描写や意味不明な描写などが含まれますのでそれらに耐えられる方のみ御閲覧をお願いします。
それでは、本編をどうぞ。
この世界には人間と魔物が存在する。
魔物を率いる魔王は昔からずっと人間たちの領土を奪おうと侵略を進めてきた。
魔物に支配されているこの土地では昔から厳しい生活が強いられていた。
僕の父親と兄は魔王軍に入ることを強制させられ戦場で無惨に殺された。
母親は朝から晩まで働かされ、僕と会話を交わすことなどはない。
僕だってすぐに戦場にかり出される。
数え切れないくらい運命を呪った。
数え切れないくらい自殺を試みた。
数え切れないくらい愛を欲して泣いた。
数え切れないくらい暴言を吐いた。
数え切れないくらい自分を殴った。
数え切れないくらい自らの無力を嘆いた。
でも、何も変わらなかった。
変えられなかった。
ある日のことだった。
いつもと何も変わらない帰り道。
いつもの学校で
「人間は悪だ。」
「おまえたちは立派な魔王軍の兵士となることができるのだ!!そのことに誇りと自覚を持て!」
「今の生活こそ最高のものだ。これ以上を求めるなど傲慢だぞ!?」
そんな風に同じことを馬鹿みたいに聞かされるだけ。
こんな生活なんて早く終わってしまえばいいのに。
『ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ』
耳を裂くような不快音に思わず顔をしかめる。
音の方向を見るとどうやら道の端々に設置してあるスピーカーからの音のようだった。
周りもなんだなんだと一気に騒がしくなるのが分かる。
『緊急警報。緊急警報。現在人間勢力による攻撃を受けています!』
緊迫した声。
最初は何を言っているか分からなかった。
『住民の皆さんは落ち着いて行動し――――。』
途中でいきなり音声が途切れる。
あたりは静まりかえっているが遠くから何かが壊れる音と悲鳴が聞こえてきた。
『あーあー聞こえるか?私は王国軍第十二隊隊長のヘリオンだ。この国に捕らわれている人間達よ、もう安心だ!!我々が小汚い魔物共の支配から解放しよう!!』
歓声が上がった。
叫ぶように皆、声を上げた。
僕もいつの間にか叫んでいた。
『大丈夫か!?今保護するぞ!!』
しばらくすると大きな車が来て僕や周辺の人達は丁寧に車に積み込まれた。
車の中では何人もの人達がいた。
皆うれしそうだった。
暫くすると街の中心である広場に着いた。
車から下ろされて広場に集まる。
『諸君!!辛かったとは思うがよく耐え抜いた!!我々が保護したからにはもう安心だ!!』
スピーカーで聞いた声だった。
『それでは、早速で悪いがこれからのことについ――――――――』
パンッ
短い音がして喋っていた人が頭から血を流して倒れる。
鎧を着た人達が驚いて固まっていた。
そして叫んだ。
『魔王陛下の御為に!!!!!!』
高々と上げた拳が体ごと弾け飛んだ。
どうも!彩風ともうします!
さて、またまた書いてしまいました短編です。
今回は『教育』ということで、ファンタジーの世界を想像して書いてしまいました。
え?何がということでなんだって?
…………。
いやぁ、1000文字で書くのもおもしろいです。
とんでもない超展開になってしまうのはお許しください。
これからもこのクオリティですがもしよければ次も見に来てくださると幸いです。
閲覧ありがとうございました!!