東方黒龍剣 ~Reverse・tha・dragon~   作:焼き鳥

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一説 「神の子供」

シュッ、シュッ。

刀が空気を斬る。

黒く、龍の柄が入った持ち手。

だが、反対に刀身は白銀に輝き、鈍く輝く峰が

黒き輝きを作り出す。

 

 「龍抜刀・神風。」

 

日本を二回救った風のように荒れ狂いながらも相手を

抉り取る剣筋で風を切った。

体を屈めて刀をしっかり握る。

 

 「四季抜刀・春。」

 

斬撃がゆっくりと放たれる。

非常にゆっくりで素人でも避けられるような剣筋。

だが、その姿がぶれると同時に7つの斬撃が一瞬にして現れる。

そして、刀を逆手に持ち、跳躍する。

 

 「無限抜刀・龍知世。」

 

龍のみぞ知る世界。

神龍家最大斬撃の一つ、無限抜刀の技。

斬撃の鉄則。

壱(いち)、唐竹(からたけ)、切落(きりおろし)、弐(に)、袈裟斬り(けさぎり)、参(さん)、右薙(みぎなぎ)、胴(どう)、肆(し)、右斬上(みぎきりあげ)、伍(ご)、逆風(さかかぜ)、陸(ろく)、左斬上(ひだりきりあげ)漆(しち)、左薙(ひだりなぎ)、逆胴(ぎゃくどう)、捌(はち)、逆袈裟(さかげさ)、玖(く)、刺突(つき)が無限に繰り出され、

一つの世界が生み出されたかのように斬る。

相手がチリ一つ残らない為、峰を使っている。

そして、剣を止め、跳躍。

 

 「龍刃型飛天御剣流!」

 

これは親の友達が編み出したもので、その極意書を

俺が読み、覚えたものだ。

それにアレンジを加えたのが龍刃型飛天御剣流。

 

 「龍巻閃 炎風!」

 

空中で回転し、なにかは知らないが何かを流して炎を起こす。

そして回転しながら相手の頭上に真っ逆さまに落ちていき、

すれ違いざま叩き斬る。

 

 「ふう、、、今日の鍛錬終わりっと。」

 

 「おーい、神竜ー。」

 

 「神竜殿ー。」

 

お、今来たのは、一人が黒い髪に額に鉄が付いたヘッドバンド。

赤い目に黒いタンクトップ、紫のズボンを来た男。

志々雄真咲(ししおまさき)。

無限刀と呼ばれる刃に細かいギザギザがついており、

何かに擦れるだけで炎を発する事が出来る。

もう一人、神竜殿ーと言っていた方。

緋村剣真(ひむらけんしん)。

飛天御剣流の使い手で、体が細い割に筋肉が凄い。

飛天御剣流を扱える体では無かったが、気とかいう奴で

体の内側を鍛えたらしい。

今では問題なく使える。

俺の自己紹介がまだだな。

俺は神竜迅(しんりゅうじん)。

ちょいと世界で「四色の迅」って呼ばれてる。

あと、「龍の体現者」とも。

中二病言うな。

 

 「また東方もってきたでござるよ。」

 

 「ああ、やろうぜ。」

 

 「よっしゃ、ルナティッククリアしてやるぜ。」

 

俺らは東方にはまっている。

これ面白いんだ。

弾幕が綺麗で、それに二次創作も面白い。

わかんない人はグーグル先生に聞いてくれ。

それと最近こいつら東方世界で生きていけんじゃね?

とか言われている。

失礼な、まだ人間を辞めてないよ。

ちょっと神速を超えたり霊力つかったり神力使うだけなのに。

 

 「いや、慧音だろ、あのツンデレ可愛いだろ普通。」

 

 「いや、妖夢でござるよ、あの切実なキャラがいいでござる。」

 

 「ふーん、俺は風見かな、色々と飽きないだろ。」

 

俺らはなぜか議論してる。

意味は無い。

あー、幻想入りしてえな。

そう考えた瞬間だった。

浮遊感に襲われる。

 

 「「「おまっ!?」」」

 

俺らは目のたくさんある奇妙な空間に落ちていった。

そして、それぞれ意識を手放した。

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