Mana-Khemia ~zwei alchemist 二人目の錬金術士~   作:村人A

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めっさ短いです。数十秒で読み終わるレベル。

でも、前のに繋げるにしてもそれはそれで長かったんだ……。すまない。戦闘シーンが壊滅的に苦手な私で本当にすまない。


第15話 武闘大会・フィニッシュ!

 ゴングが鳴るのとほぼ同時に、ヴェインが地面を蹴った。

 

 腕に纏ったブレード(もちろん刃は潰してある)を振り抜き、敵の情報を解析する。毎度お馴染みの開幕アナライズである。

 が、モンスターならともかく、ロクシスは人間だ。大して弱点属性などありはしない。

 

 しかも、こちらが前衛&前衛の、いわゆる脳筋チームなのに対し、向こうはトニが前衛、ロクシスが後衛というバランスの取れたチームだ。

 自身の姉ならば『大丈夫大丈夫、勝てばよかろうなのだよ』とか何とか言って、飛んでくる魔法も気にせず突貫していくだろうが。

 

「(どうしよう……? とりあえず、ロクシスを先に叩いた方が良いかな……。魔法飛んでくるし、カードも飛んでくるし……)」

 

 若干姉に影響されたであろう思考をしながら、ヴェインはロクシスのアイスヴェレをやり過ごす。

 ロクシスとて魔力は無限ではないはずだから、こうやってやり過ごしていればいずれは撃てなくなるだろうが、いくらガードしていてもダメージは入る。

 

 かといって、攻撃しようと下手に近づけば魔法やカードによる攻撃を受けるのは明白だ。そちらに気を取られている隙に、主にグンナルに突っかかっているトニも追撃に来るだろう。

 

 今も飛んでくる魔法やカードをいなしつつ、勝利するための策を巡らせているヴェインの視界に、とあるものが写った。

 

 ()()が何であるか認識した瞬間、ヴェインは小難しいことを考えるのをやめた。

 

「ふぅーはははははは!! なんだ、貴様の力はそんなものかッ!!!」

 

「うっせぇ! 大体何なんだよお前ェ!? 何で剣から手裏剣が飛んで、ってうわ危ねぇ!!」

 

「はっはっは! これぞ俺様が一年の時から愛用している浪漫武器・機械剣!! 貴様ごとき敵ではない!!」

 

「だから何でそんなふざけた武器がこんなに強いんd────うぉぉぉぉぉぉ!?」

 

 そこには、物凄い笑顔で剣から手裏剣やら何やらを飛ばしているグンナル(先輩)の姿があった。飛んでくる手裏剣から逃げ惑うトニの姿があった。ついでに、流れ弾を呆れた表情で防いでいるロクシスの姿もあった。

 

 ……ああ、これは別に難しく考える必要はなかったな。

 

 そう悟ったヴェインは、素直にロクシスへと向かっていった。

 

 

 

 ◇◇†◇◇

 

 

 

「く……やはり、ダメなのか……。私では……」

 

 ロクシスが悔しそうに呟き、倒れ伏した。

 起き上がる気配はない。トニはもう既に気絶しているようで、武器の鎌を手放していた。

 

《これは立ち上がれないか!? おっと! レフェリーがストップをかけた!!》

 

 試合終了を告げるゴングが鳴り響く。この瞬間、勝者が決定した。

 

《この瞬間、優勝者が決定! グンナル&ヴェイン!! 新旧破壊王コンビが、見事学園を制しました!!》

 

 

 

 

 

 

 

「勝った……勝ちましたよ! 先輩!!」

 

「うむ。見事であった。さあ、勝者の義務だ。観客の歓声に応えようではないか!」

 

「はい!」

 

 もはやグンナルと同じく破壊王として扱われていることにツッコミを入れる気力もなかったヴェインは、息を整えながら観客席の方を向き直った。

 若干控えめながらもしっかりと手を振る弟の姿に、リヴィは微笑みながら拍手を送ったのだった────

 

 

 

 ◇◇†◇◇

 

 

 

 ────こうして、僕と先輩は武闘大会に優勝した。

 

 ほとんど先輩一人で勝ったようなものだけど……ちょっと自信になったかも。

 

 アトリエに戻ると、リヴィたちがお祝いにってたくさんの料理を用意して待っていてくれた。

 

 料理はみんな美味しくて、食べられないパメラが悲しそうな顔で眺めてたっけ。

 

 でも、なんでトニ先輩たちは、あんなに僕たちに突っかかってくるんだろう。

 

 それにロクシスも……そうそう、あれからロクシスは……

 

 

 

 ◇◇†◇◇

 

 

 

「ほら、もう観念しなさい!」

 

「くっ……分かったから離してくれ!」

 

「あ、来た来た」

 

 疲れきったようなニケの声がアトリエの入り口の方から聞こえてきた。それに答えたのは、グンナル先輩があの勝負で賭けの商品にした彼。

 

「よく来たな。歓迎してやるぞ」

 

「よろしくね~。あの時は驚かしちゃって、ごめんなさい」

 

「よろしくね。ロクシスくん」

 

「……約束だから仕方なく来たまでだ。馴れ合うつもりはない」

 

 相変わらずツンとした態度で、ロクシスはアトリエにある器具を眺め始めた。その様子を見て、リヴィがやれやれという風に肩をすくめる。

 

「いや、相変わらずだねー」

 

「ホントに仲間にしてよかったの?」

 

「これはこれで面白かろう。あとはお前たちの努力次第だな」

 

「うわーい、いつもの丸投げだー」

 

「ふう……」

 

 グンナル先輩はいつものようにハッハッハと笑って、全部聞こえないふりをしてしまった。でも、こんな滅茶苦茶な先輩に馴れてきている自分がいる。

 ロクシスと仲良くなれるかは分からないけど、僕も僕なりに努力してみよう。

 

 今はまだ嫌われてるみたいだけど、いつか仲良くなれたらいいな。




ほら短かっただろう?(白目)

最近は2のペペロンにはまっています。あとロゼウルとか。

どうしよう、何かテストで抑圧された私の欲望が黒く禍々しく膨らんでいるんですが(錯乱)






マナケミア2ノアタラシイヤツカコウカナー…………………………ハッ!私は何を!?
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