Mana-Khemia ~zwei alchemist 二人目の錬金術士~ 作:村人A
「すっかり遅くなっちゃった……」
一年生の女子生徒が一人、夜、学園の廊下を歩いていた。
「なんで夜の学校ってこんなに怖いんだろう。昼間は全然平気なのに……」
「……こんな時間に、何をしているの……?」
誰もいないはずの廊下から、若い女の声が聞こえた。しかし、後ろを見ても左右を見ても、上にも下にも誰もいない。
「ダメよ。早く帰らないと……。でないと……」
ならば、それはどこにいるのか……。
不気味な声から早く逃れるため、女子生徒は帰ろうとして前を向く。
「い、いやあああああああ!!!」
最後に彼女が見たのは、ピンクのクマさんと薄紫の────
◇◇†◇◇
「三人とも、ここにいたんだ」
「他に行くところもないしね」
「うー……せっかく夏休みなのに、なんで学校にいなくちゃいけないのよー……」
「まあ、しょうがないけどねー……規則だしー……?」
「……リヴィが一番不機嫌そうだけどね」
アトリエのうち、ヴェイン以外のメンバーは全員ぐだーっとしてソファーにもたれかかっていた。……訂正、フィロは『俺と爆弾! ~初級から上級まで~』という本を読んでいるし、ニケはもはやソファーに乗っておらず、床に転がっている。
ニケとリヴィは、夏休みであるにも関わらず、学園から出られないことが気に入らないようだ。
「むやみに錬金術の知識が広まらないように、卒業まで学園から出られないんだよね」
「そ。錬金術って、使い方によっては簡単なものでも危険だしねー……。そうじゃなくても、変な知識が広まったらいろいろ面倒なことになるだろうしー……?」
「知ってるけど、それでも退屈なの!」
「そんなに退屈なら、宿題でもやろうよ!」
うがー、と言いながらごろんごろんと退屈を全身で表現するように転がり回っているニケに、フィロが笑顔で宿題の催促をしてきた。
「なに言ってるの! 夏休みの宿題は、最終日にまとめてやるものなの!!」
「でも宿題の量も多いし……最終日だけじゃ終わらないんじゃないかな?」
「そうだよね。やっぱり毎日、コツコツやらないと」
「夏休みの宿題なんてやったことないけどねー……。山の奥だったし。ま、でも溜めるのは嫌だし、ちゃんとやるよー……」
「三人とも真面目ねぇ……。まあ、ゴロゴロしてるよりはマシか」
リヴィはソファーで寝転がりながら手を上げるというやる気のやの字も見られない態度であったが、果たしてこれは真面目と言えるのだろうか。
とりあえず、当面は全員で宿題をやることに決定したようだ。ニケは最後まで『でもやっぱやりたくないなー』とぼやいていたが。
◇◇†◇◇
ある日、ヴェインと一緒にいつものようにアトリエへと向かっていると、グンナルさんの怒鳴り声が聞こえてきた。
「ええい! 帰れ帰れ! 貴様らのような軟弱者はいらん!」
「そ、そこをなんとか……」
「お願いしますよ!」
……なにやってんの、あれ。なんか男子が大量にいてグンナルさんに何かを頼み込んでるみたいだけど。
「どうしてもと言うなら、俺様を倒してみよ!」
「そ、そんな……」
「横暴だ! 訴えてやる!」
「なんの騒ぎだろう……?」
「さあ?」
とりあえず、グンナルさんに事情聴取……じゃなくて、話を聞こう。まずはそこからだね。
「グンナルさん、何ですか今の人たち?」
「入部希望者だそうだ」
「あんなにたくさん? すごい……」
「……でも、追い返してましたよね?」
ヴェインがそう言って首を傾げると、グンナルさんはイライラしながら答えた。
「今のはニケにふられた男どもだ! 未練たらしくアトリエにまで来おって……」
「そうだったんですか……」
「あの人たち、何度追い返しても来るの……」
「いやー、もてる女はつらいにゃー」
一人、この状況の元凶であるらしいニケがにゃははは、と笑っている。いや、ニケ? みんなのこの疲れた様子見て言ってる? それ。
「にゃーではない! 元々はお前の責任だろう! なんとかせんか!」
「そう言われてもー。うちもあんな連中相手にしたくないし……」
「相手にしたくないなら初めから声などかけるな! グダグダ言ってると……」
鬼気迫るグンナルさんの迫力に、ニケは慌てて首を縦に振った。グンナルさん、脅迫しないでください。確かにこの状況は腹立つだろうけど。
「わ、分かったよ……。でも、どうすればいいのかな……? なんかいいアイデアない?」
「僕に聞かれても……」
「冷たいこと言わないで一緒に考えてよー……」
「こういう時に使えるお薬とかってないのかな?」
実にフィロらしい回答である。さすが毎回謎の薬を投入しようとするフィロである。
でも、そんな都合のいい話はないと思うけど……。それに、そんなので納得するとは……。
「おー、なるほど!」
するのかよ! しちゃうのかよ! それでいいのか錬金術士!?
「そんな都合のいい物あるのかな……」
だよね! やっぱりこれが普通の反応だよね!
「まあ、ダメで元々ってことで。一応調べてみようよ」
……とはいえ、現状それくらいしか頼れるものがないのも事実。
仕方ないので、みんなで資料館に行くことになったのだった。
◇◇†◇◇
「見つかった?」
「こっちはなんにも…」
「うーん……ホレ薬とかならあるんだけど……」
「それじゃ逆効果だしねー。あーあ、どうしよ」
やっぱり、そんな都合のいい物なんてないのかなぁ。ホレ薬じゃ何の役にも……。
「あ、ちょっと待って。それ、使えるかも!」
「使えるって……フィロ、なんか案でもあるの?」
「うん! ホレ薬と、全く逆の成分のお薬を作ればいいんだよ。そしたら、嫌われるお薬が出来るはずでしょ?」
「おおー! さすがお薬マッドアルケミスト! 今日は冴えてるね! で、作れそう?」
「大丈夫だよ。……多分」
「一気に不安になるようなことを言わないでくれません?」
すげえ、一気に怖くなってきた。アイデアはいいけど、多分これ作るのフィロだよねー……。
「まあまあ、ここは一つフィロを信じて!」
「ニケは少し反省しようか?」
「……不安だ……」
「早速作ってみよっと!」
不安そうにしているヴェインを放ってアトリエに戻ってしまったフィロとニケ。今回ばかりは、ヴェインに賛成である。……大丈夫かなぁ……。
◇◇†◇◇
「出来たー!」
「どう、効きそう?」
アトリエに戻って早速調合。出来上がったのは、一見なんの変哲もない……本当に、フィロが作ったにしては珍しく、一見はなんの変哲もない薬。
「うーん……試してみないとわかんないけど……」
「わ! フィロ、こっち向けないで!」
「あ、ちょうど来たみたい」
ニケの言葉通り、ニケ親衛隊の面々がぞろぞろと現れた。……ぶっちゃけ、実力行使で倒した方が早くてある意味安全な気がしないでもない。
「よーし、それじゃ早速……」
「……ねえ、あれって人に使っても大丈夫なの?」
ヴェインの疑問ももっともなものだ。だってフィロの作ったお薬だもの。……いや、そうじゃなくてもあれは未知の薬なわけだし。
「一応、毒は入ってないけど……」
「一応、なんだね……」
「それ! 食らえー!!」
「あっ」
ヴェインと二人で倍増した不安を抱えていると、ニケが親衛隊に逆ホレ薬……『惚れない薬』を振りかけてしまった。
「うわ! ぺっ、なんだこれ!?」
「臭っ! それにべたべたする……」
……うわ。なんのためらいも遠慮も気遣いもなくぶっかけたのね。ニケ。
後ろの方から事の成り行きを見守っていると、なんとか成功ではあるらしいことがわかった。
…………ニケが嫌われる、という形だったけど。
一応、好きではなくなった……が、代わりにニケが苛められてた。なんとか三人で助けたけど……。ニケは涙目でぷるぷるしてました。
◇◇†◇◇
「ほう、そんなことが。現場を見逃したのが悔やまれるな」
「……ひどい目に、あったにゃー……」
「自業自得だね。でも、さすがにあの人たちは来ないでしょ。フィロの薬ぶっかけたのもあるけど、コテンパンにしてやったから」
「うん、助かったよ……。ありがとー」
「どういたしまして」
うむうむ。これにて一件落着……。
「……あの薬があれば、また何人ひっかけても平気だよね」
「反省しなさい、ニケ」
「懲りない女だな、貴様も」
「これくらいで懲りてちゃ、立派な婿は見つからないって」
「その闘う姿勢は大いに評価したいところだが」
ぼそっ、と言われた言葉につい反応してしまった。グンナルさんは愉快そうに笑ってたけどさ。ニケ、また集団でボコられるよ。
「ほどほどに、ね……」
最近は唯一まともなヴェインが癒しです。
◇◇†◇◇
「……なんの話だろう? 保健室とか」
「聞いてみようか。ねーねー、なんの話ー?」
ニケの親衛隊騒動から数日が立ち、なんとなく四人で教室に向かっていると、同じクラスの二人が口論をしているのを目撃した。
「うん、あのね。昨日の夜のことなんだけど……出たのよ……」
「出た? なにが?」
「ぷにぷにか何か?」
「もうっ、なんでぷにぷになのよ! 夜に出るって言ったら決まってるじゃない……幽霊よ!」
でででーん! なんと アルレビスがくえん には ゆうれい が いた!!
……えっ、マジ。
幽霊。幽霊か。幽霊ってあれだよね、死んだ人間が化けて出てくるやつ。本物を見たことはないけど。……祟られたりしないよね。
まあ、結局誰も信じてないみたいだけど。本当にいたら、ちょっと見てみたい気もするなー。
◇◇†◇◇
さてさて、今日も今日とてアトリエで調合ですよー、と言った感じでヴェインと二人、アトリエに向かっていると。
ドゴオオオオン!!
……ええ。爆音が聞こえて来たわけですよ。アトリエの方から。原因? 言うまでもないね!
「あー……これは、もしかして……」
「……フィロかな……。やっぱり……」
いえーす、ざっつらいと。本当にフィロかどうかは見てみないと分からないけど、多分99.9%くらいの確率でフィロだと思う。
……とりあえず、アトリエの扉を開けて中に入ります。
「あにゃー……ヴェインくん、リヴィちゃん、おはよー……」
「……あっちゃー」
「また、失敗したの……?」
「またって言わないでよ!」
「あー……今回はちょっとひどいねー」
アトリエの中は煤だらけで真っ黒。今回は錬金釜は無事だった。奇跡的に。
また事後処理ががががががが(ry
「うん……どうやってごまかそうかな……」
「先生に謝るという発想はないのね……?」
「そ、それはダメ! 先生は絶対にダメなの!」
当たり前とも言える私の発言を、フィロはものすごい勢いで首を横に振って却下した。
「先生はダメって……どうして?」
「それはえっと……その……」
『早めに言っといた方がいいんじゃない? どーせそのうちばれるし』
「う……それはそうだけど……ヴェインくんたちなら、教えてもいいかな……」
「「???」」
なんのこっちゃ。
フィロの様子に二人揃って首を傾げていると、意を決したようにフィロが話し始めた。
「あのね。わたし、この学園にスカウトされてきたの」
「スカウト……僕と同じだね」
「わたし、入学する前から自分で勉強して、色々な錬金術を試してたの。それが、学校の人に見つかって……」
「そっかー、入学する前から錬金術を……………………って、あれ?」
「えっと……フィロ、僕が読んだ本には、ちゃんとした資格がない人が錬金術を使うのは違法だって書いてあった……ような……」
少しおかしいフィロの言葉に、二人で首を傾げる。
「うん……それで、捕まりそうになったんだけど……」
「なったの……」
「でも、学園の人が、入学させて特別に教育するからって助けてくれたの」
「えーっと……それって、つまり……」
今までの話を聞いて、導き出される答え。それは……!
『この学園を追い出されたら、フィロは牢屋の中ってことだね』
「明るく言わないでよ!」
「それ、かなりまずいんじゃ……。だったら、こんな無茶な調合したらダメだよ」
ヴェインがフィロを嗜めるが。
「それは、わかってるんだけど……錬金釜を見るとつい、ふらふらっ、と……」
「ついって……それで学園を追い出されたら元も子も……」
「だって好きなんだもん! 色々やってみたいんだもん!」
「その好奇心はいいんだけど、ねえ。好奇心は猫を殺すって言うし」
『わがままな主人を持つと苦労するよ、まったく』
このように。反省の色なしである。でも、それじゃ仕方ないか。
「……じゃ、なおさら見つかるわけにはいかないね」
「そうだね……」
「リヴィちゃん……ヴェインくん……」
ここでうだうだ言っててもどうしようもないし、フィロが牢屋の中ってのも、寝覚めが悪いし。まあ、少しは控えて欲しいんだけど。
「早く片付けよう。教頭先生に見つかったら、また大変そうだし」
「うん! ありがとう!」
とりあえず、器具が壊れてないかヴェインと確認。
「今回は、器具は壊れてなさそうだね」
「本当? じゃあ、きれいに戻せば大丈夫かな?」
「そうだね。となると、掃除かー……。さーってと、これはさすがに私一人じゃ無理だなー……」
「うん……真っ黒になってるし、よく分からない物が溶けてくっついてるし……」
そう。アトリエの中を汚しているのはなにも煤だけではない。
正体不明の物体Xが、頑固な油汚れの如くアトリエの床にへばりついているのだ。
「うーん……研磨剤でこすれば取れるかなぁ?」
「研磨剤か……どれくらい必要かな……」
「三人で作れば、すぐだって」
「……ま、考えてても仕方ないし、やってみよっか。大体5個くらいあれば充分でしょ」
「うん!」
◇◇†◇◇
「出来た?」
「うん。これだけあれば足りるでしょー」
「そうだね。お疲れ様!」
「いや、これからが本番だけどね……」
「あ……そっか」
「目的と手段を間違えないで!?」
なんとか(手持ちのレジエン鉱石すべてと引き換えに)研磨剤を作り終え、三人で手分けして掃除を始める。
────約30分後
「や、やっと終わった……」
「思ったより早く済んだね……」
「腕が痛い……。研磨剤でくしゃみ出そう……」
と、いうわけで無事に掃除は終わりましたとさ。アトリエの広さを思い知ったわ……。これからは定期的に掃除しておこう。
「まあ、何はともあれみんなが来る前に終わってよかったね」
「あとは……この大量のゴミを捨てに行かないと……」
「うー……もうクタクタ……」
「ほら、これで最後だから。元はと言えばフィロが原因なんだから」
「うん……頑張るよ」
みんなで誰かに見つからないかとびくびくしながら校庭裏の焼却場まで向かう。……が、嫌なことは嫌なタイミングでやって来ると相場が決まっているらしい。
「あなたたち」
「びくっ! この声は……!」
「ええと……エルメントラウト・カルナップ女史もとい教頭先生!」
「その呼び方はやめなさい。……なんです? 人の顔をお化けでも見るみたいに。……もしかして、なにか後ろめたいことでもあるのですか?」
じろり、という教頭先生の視線にたじろぐ。……や、ヤバい。これは真面目にヤバい。
「い、いえ! そんなのまったく、これっぽっちもないですよ!」
「え、えと、わたしたちに、何か用ですか?」
ヴェインとフィロがものすっごく怪しさ満点というかなんというかな声で答える。
「ええ、最近あなた方のアトリエで、よく大きな音がすると聞きましてね。まるで爆発音のような……」
……………………想像以上にまずい。どのくらいまずいって、具体的には知り合いがやってる悪事がばれる寸前くらいにまずい。もうこの状況そのまんまの例えだけどそのくらいまずい。
「そそそ、そうなんですか?」
「きき、聞いたことないですけど。僕たちは」
怪しい。ものすっごく怪しい。教頭先生が出てくるんだからかなりの数の生徒が聞いているはずの音を聞いてないなんて、怪しいにも程がある。当事者だけど。
二人の言葉を聞いた教頭先生は、少しの間ヴェインとフィロ……というか主にフィロを見てから、ふう、と小さくため息をついた。小さすぎて、二人は気付かなかったみたいだけど。
「そうですか……。それならいいのですが、一応注意だけはと思いまして」
「は、はい。気をつけます」
「そ、それじゃ、僕たちはこれで……」
「どうぞ、お行きなさい」
「はい、失礼します」
恐々と、というか脱兎の勢いで逃げ出しそうな二人の背後から、教頭先生が話しかけた。
「……フィロメール」
「は、はい!?」
「……手に炭がついていますよ。もう少し慎重になさい」
「え? え? え?」
「……やっぱりかー」
教頭先生はそれだけ言うと、くるりと後ろを向いて去ってしまった。一応、いなくなる前に小さくお礼を込めたお辞儀はしておいた。
「見逃して、くれたのかな……?」
「多分……」
ふぅー、と安堵のため息を吐いてから、両手に抱えたゴミ袋を焼却場に突っ込み、アトリエに戻った。
「よし、今度こそ終わったね」
「うん。ありがとう、助かったよー!」
「どういたしまして。……ねえ、フィロ」
「ん、なに?」
すっかり綺麗になったアトリエで、ヴェインがフィロになにやら言おうとしている。……なんだろ。
「やっぱりさ、無理な調合はやめた方がいいと思うんだ……」
「そうしようとは、思ってるんだけど……」
「そうだね。教頭先生も今回は見逃してくれたけど、次があるとは限らないし」
「でも、言われたものをただ作るだけの錬金術なんて、つまらないし……」
『それで牢屋に入れられたら、たまらないけどね』
「ううう……」
風のマナにずびしっ! と痛いところを突かれ、口ごもる。そんなフィロを見かねたヴェインが、とある提案を持ちかけた。
「うーん……じゃあさ、こうしようよ」
「ん?」
「今度から、無茶をしたい時は僕も一緒にやるよ。二人でやれば、失敗も少なくなると思うし……」
「ヴェインがやるなら、私もだね。一人より二人、二人よりも三人ってね」
「え……? 手伝ってくれるの?」
驚いた様子のフィロ。……私の参加理由が不純だとかそういうのはこの際置いておく。
「うん。フィロの調合はその……危なっかしいけど、見てて楽しいし、勉強にもなるし」
「うんうん。何回も爆発されるのは困るしね」
『爆発の後片付けも早くなるし』
「もう! 余計なこと言わなくていいの!」
「どうかな……?」
不安そうなヴェインに、フィロは柔らかく笑いかけて、首を縦に振った。
「えと……それじゃ、お願いしちゃおうかな」
「うん。こちらこそ、よろしく」
「当面は忙しくなるねー」
騒がしいアトリエが、さらに騒がしくなりそうだ。
ふと思ったんですけど、2の地底遺跡ってどうみてもマナ遺跡ですよね? 学園と一緒に落っこちたのかな……?