とあるIS学園の整備員さん   作:逸般ピーポー

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久しぶり過ぎて忘れている方も多いだろうし、現状把握の確認回


学園祭前の休日

やぁ皆。元気かな。俺は元気じゃない。今週はちょっと疲れた。

具体的には、放課後にたっちゃんこと更識楯無ちゃんとの特訓が始まりました。まあ、これは俺から頼んだことだしね。疲れるのも良しとしよう。一夏君と特訓の休憩中に話をすることも出来るし、俺自身のためにもなっている。元々腕っぷしは弱い訳ではなかったけど、しっかりとした護身術というのはやはり重要である。もっとも、今はまだ、たっちゃんと受け身の取り方や投げられる訓練を中心に稽古しているが。組手をすると流石にたっちゃん相手には手も足も出ないので、時間が合えば一夏君とも組手の相手になってもらっている。しかし彼、既に割りと強いぞ…?今はまだ体格差を生かして戦績を五分五分にまで持っていけているが、俺より一ヶ月くらい早くから稽古しているだけでだいぶん強い。

俺は前世で少しばかり荒事を経験してる分のアドバンテージがあるけど、一夏君は普段から機械弄ってる成人男性相手にここまで戦えるとかちょっとおかしい。

これが主人公の力か…。って思ったけど、ちっふーのことを考えると多分血だな。うん。織斑家は魔窟だったのか…。

 

でもそう考えると、マドカが強いのにも納得。や、彼女が闘っているところ見たことないけど。弱いってことはないだろう。多分。

個人的には亡国機業に進んで関わる予定はないけど、マドカと敵対するとか考えたくないな。マドカの戦闘力が脅威というよりは、知ってる年下の女の子と戦うという状況になりたくない。一夏君が戦うのはまったく気にならないんだけどね。うーんこの。

とは言え、だ。多分そのあたりは全部天災ことおっぱいラビットがなんとかしてくれるだろう。まあ、またいずれあやつとはどうにかして連絡を取りたいところ。

マドカと束についてはまあいずれ、おいおいやっていくとして。

 

現状、最もどうにかなってほしいのはフランスの代表候補生、シャルロット・デュノアちゃんである。

先週突然俺の仕事場に居たと思ったら、喋らなくなってたでござる(比喩誇張無し)だからな。あれはびっくりした。

しかも医師に見てもらっても、

「しばらく面倒見ろよ(意訳)」

とかちょっと待って。

や、否はないんや。ただちょっと心の準備がですね。

だってあれだよ?IS学園で戦闘が起きたと思ったら、シャルロットは怪我で入院。モッピーは切腹しかけて鈴ちゃんはほうぼうに喧嘩売るしで、本当にてんやわんやだからね?

しかもシャルロットの怪我が治ったと思ったら、シャルロットは喋らないシャルロットちゃんにジョブチェンジ☆ミ

そして医師からは無情にも

「今はストレスのない環境が一番(だから面倒見ろ)」

という非常に非情な宣告が。

 

いや、まあここまでだったら良かった。まだ喋らなくなったシャルロットちゃんの相手するだけなら良かった。

この後フランスからラファールのデータ分析にデュノア社の技術者さん達とメンタルカウンセラーが来ます。

ちっふーがフランスの政府の官僚の相手をしている間に、当然シャルロットちゃんと化したシャルロットの様子を彼らは見に来る訳で。

仮にも代表候補生が言語障害みたいな状態になったんだから、フランスから説明を求めに(という建前で情報を何としても抜き取りたい様子で)官僚が来るのはまあ分かる。そしてその相手をちっふーがするのも分かる。

けど俺は何もしてないのに、デュノア社の技術者さん達に

「うちの子に何してんだお前、あ?」

みたいな感じで詰め寄られたのは疲れた。まさにあれは針のむしろという感じであった。

まあ、そのシャルロットが俺の肩にぐでーっとのしかかって来たりしてたので、俺が何かした訳じゃないことは分かってもらえたみたいだから良しとしよう。

フランス語わからないから言語も通じなかったし。むしろ通訳できるシャルロットが喋らないシャルロットちゃん状態でしたからね…。あらためて言語の壁というものを実感したというか、思い知ったというか。

 

ただ、まあ。

シャルロットがデュノア社の、特にシャルロットの専用機であるラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡの整備班の人達からは大事にされてるのは分かった。シャルロットが愛されてるなあ…という微笑ましいのが分かったのは、俺が精神的にゴリゴリ削られたかいはあったと思う。うん。

 

 

とはいえ俺が疲れたのは確かなので、久しぶりに休日に一人でお出かけである。ここのところ、仕事の最中でも危ない作業以外はシャルロットがべったり(物理的に)なので、完全に一人というのはやや新鮮である。開放的な感じさえある。

最初はシャルロットがずっとべったりだったので、危険な作業をする時にはちょいと離してちょこんと椅子に座らせてたんだが、今では自分からすっと離れてくれるので、楽なものである。ただまあ、シャルロットの扱いに困り果てたちっふーが憔悴するとか。喋らなくなったシャルロットのお世話をするラウラがちょっと大変そうとか。

そんなことは(知ってるけど)知らんなぁ!(ゲス顔)

…でもちっふーには今度ガス抜きとして、居酒屋に連れて行ってあげようかと思う。かなり憔悴してたし。…いずれマドカ関連でさらにちっふーに迷惑かけると思うし…。

ごめんよちっふー、君の犠牲は無駄にしない。

え?

ちっふーに迷惑をかけない選択肢は無いのかって?

(あるけど俺がそうするつもりは)ないです。

 

 

さて、そんなわけで今日はパソコンショップへ。

そして面白そうな何かを探して物色していると、通電確認済み、BIOS確認済みのジャンクパソコンを発見。電圧と電流、極性を確認して、それに合うACアダプタを探す。

すると15分余り探したところで発見。まあ、0.01アンペア足りないけど、これくらいは誤差の範囲である。

ぶっちゃけ、極性と電圧が合っていれば、電流は同じか大きいなら問題ない。今回のは僅かに足りないけど、多分大丈夫。

 

一応店員さんに、パソコンの確認をしていいか尋ねてみたところ、快諾してもらえた。

電源繋いでポチっとな。そしてF2連打ぁ!あたたたたたたた!

 

ふむ。良し。これなら多分OSぶちこめば行けそう。買いだな。

という訳でACアダプタとジャンクパソコンを購入。

いやー、良い買い物だった。

後は好きに弄り倒すとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「むむ!これは何やら束さんの出番の気配が!」

 

「束様寝ましょう」




リハビリがてら
ボチボチやっていきますー
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