学戦都市でぼっちは動く   作:ユンケ

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比企谷八幡はオーフェリア・ランドルーフェンの身体を洗う

「……シルヴィア?今なんて言ったの?」

 

借りているマンションの風呂場にて、俺の恋人の1人であるオーフェリアは驚きの表情をして、もう1人の俺の恋人であるシルヴィに話しかけている。おそらく俺もオーフェリアと似たような表情のしているだろう。

 

しかし当のシルヴィは特に表情を変えずに……

 

「だから、八幡君がオーフェリアさんの身体を洗ってあげたらって言ったんだよ」

 

そう言ってくる。自分は特に変な事を言ってないと思っている顔をしている。

 

俺はつい尋ねてしまう。

 

「え?マジで?」

 

「うん。だって八幡君さ、私の身体も洗った事あるよね?」

 

「……は?あ、まあな……」

 

一応何回か洗った事はある。シルヴィが洗えと頼んできたからだ。初めは断ろうとしたがシルヴィが抱きついて……

 

『やっぱり……ダメ?』

 

って上目遣いをして言ってきたらいつの間にかボディーソープを手にしていた俺は間違っていないと思う。まあ流石に全身ではなく上半身だけだけど。下半身までやってみろ。間違いなく理性が吹っ飛ぶからな?いや、まあ上半身でもかなりギリギリだったけどさ……やっぱり俺の理性って凄くね?

 

閑話休題……

 

でも何でシルヴィはそんな事を聞いてくるんだ?

 

俺がそう思っているとシルヴィは口を開けて俺の疑問に答える。

 

「八幡君が恋人の私の身体を洗ったなら、もう1人の恋人のオーフェリアさんにも同じ事をしてあげないと。八幡君は私達を平等に愛してくれるんでしょ?」

 

……なるほどな。確かに一理ある。俺はシルヴィとオーフェリアの2人に優劣をつけるつもりはない。2人とも同じくらい愛している。シルヴィの身体を洗った以上オーフェリアの身体を洗う義務はあるだろう。

 

とはいえ……

 

「お前の意見はわかったが決めるのはオーフェリアだ。オーフェリアが嫌ならやらないからな?」

 

大事なのはオーフェリアがどう思っているかだ。オーフェリアが望んでいるなら恥ずかしいが要求に応じるが、嫌なら無理にするつもりはない。

 

「もちろん。大事なのは本人の意思だからね。オーフェリアさんはどうなの?」

 

シルヴィがそう言うとオーフェリアは真っ赤になりながらチラチラ俺を見てくる。可愛すぎだろ?シルヴィじゃないが今直ぐ抱きしめたいんですけど。

 

オーフェリアは暫くの間自分の身体と俺とシルヴィを見てから……

 

 

 

 

 

 

「……じゃあ、洗って貰っていいかしら?」

 

そう言ってくる。

 

「わ、わかった」

 

恥ずかしいが要求された以上オーフェリアの要望に応えよう。

 

(大丈夫だ比企谷八幡、シルヴィの身体を洗った時もギリギリだが耐える事が出来たんだ。お前なら今回も耐えられるぞ比企谷八幡)

 

そう思いながらオーフェリアを見ると……

 

「んっ……」

 

艶かしい声が聞こえ、オーフェリアの身体に巻かれていたバスタオルはパサリと落ちる。それによってオーフェリアの真っ白な美しい背中が目に入る。

 

(ヤバい……綺麗だ。それこそシルヴィに匹敵するレベルでヤバい)

 

これは予想外だった。あの美しい身体を俺が洗う事になるとは……

 

「じゃ、じゃあ背中を洗うが……そのだな、オーフェリア……ま、前も洗うか?」

 

洗う前に1番肝心な質問をする。シルヴィで経験はしているが……未だに慣れない。オーフェリアの返事は……

 

「……八幡が嫌でなければ、洗って欲しいわ」

 

「だってさ八幡君。洗って欲しいみたいだから洗うように」

 

「……了解した」

 

仕方がない。頑張って耐えてみせよう。俺の理性がチタン合金より硬い事をこの2人に教えてやるとするか。

 

俺は1つ頷いてオーフェリアの背中に手を当てた。

 

 

「あっ……」

 

するとオーフェリアはピクンと跳ねて消え入るように小さい喘ぎ声を漏らしてくる。ちょっとオーフェリアさん?触れただけでそんな声を出すのは勘弁してください。

 

こういう時こそ素数を数えて落ち着くべき「んあっ……」2、4、5、8、11……ダメだ。緊張し過ぎて素数を数えることすら出来ない。

 

「……八幡、くすぐったいわ」

 

「わ、悪い。気をつける」

 

俺は謝ってから手を動かすのを再開する。とりあえず背中を洗ったから次は……

 

息を吐いてオーフェリアの脇に手を突っ込んだ。

 

「ひゃあっ……!」

 

手に柔らかい感触を感じると同時に、オーフェリア物凄くエロい声を出してピクンと跳ねる。え?今のオーフェリアが出したの?正直信じられないんだけど?現に隣にいるシルヴィも驚いてるし。

 

「……はち、まん……私、変な気分に……」

 

驚いている中、オーフェリアを俺の方を向いてくる。その表情はいつもの悲しげな表情ではなかった。顔は真っ赤になっていてトロンとした目をして更には息も荒いと、まさしく牝の表情を浮かべていた。

 

 

 

 

 

 

 

瞬間、俺の中の何かがぶっ壊れた音が聞こえた。

 

そして壊れたような音を聞いた瞬間、オーフェリアをメチャクチャにしたくなった。

 

俺はそのままオーフェリアの脇に手を置いて擦り始める。あたかもオーフェリアの脇をくすぐるように優しく、ゆっくりと。

 

「んんっ……は、八幡……くすぐったいわ……ああっ」

 

オーフェリアは喘ぎながら微かに身体を揺らして抵抗するも強く抵抗はしていない。

 

俺はオーフェリアの抵抗を無視して手の位置を徐々に下げて脇腹まで動かす。そして脇腹に到達するとオーフェリアの脇腹を爪を立てずに摘む。プニプニした柔らかい感触が俺の手に伝わって興奮する。

 

「な……?な、なにこれ?……何か変な気分……」

 

そりゃお前を変な気分にさせるのが目的だからな。変な気分にならないならもっと激しく攻めるだけだ。

 

「は、八幡君?!もしかして箍が外れたの?!」

 

シルヴィが慌てながらそう言ってくる。

 

「シルヴィ、今はオーフェリアだ。お前にも今度やってやるから今日は我慢しろ」

 

「ふぇ?!わ、私にも?!」

 

後ろから叫び声が聞こえてくる。シルヴィの叫び声は珍しいが今はオーフェリアの嬌声が聞きたい。

 

俺はシルヴィの叫び声を聞き流しながら自分の手をオーフェリアの脇腹から臍の辺りまで動かし始める。

 

「ひゃあっ……は、八幡……だ、ダメ……やぁっ」

 

オーフェリアは喘ぎながら俺を見てくる。息は荒く顔は真っ赤になりながら涙を浮かべている。

 

(ヤバい。オーフェリアが可愛いのは知っていたがエロいとは知らなかった……まだ足りないな)

 

俺は更にエロくするべく腹をモミモミしながら、オーフェリアの首筋に甘噛みをする。

 

「ふぇっ?……な、何これ……んんっ」

 

ちらっと上を見るとオーフェリアは目を瞑って身体を震わせる。既に悲しげな表情は完全になくなって男を魅了する表情になっている。世間からは化物扱いされているがオーフェリアのルックスはアスタリスクでもかなり高いと思う。

 

そんな彼女が俺の前だけでこんな表情をしていると考えると気分が良い。

 

軽い優越感に浸りながらオーフェリアの首筋に甘噛みを続けていると……

 

「は、八幡……これ以上は……ダメ……」

 

そう言って自分の手で俺を引き離そうとする。まだ抵抗するのかよ?

 

こうなったら……

 

俺はオーフェリアの腹部から手を離し……オーフェリアの胸部に存在する桜色の先端を摘んだ。

 

「ひゃぁん?!」

 

オーフェリアは遂に叫び声をあげる。普段はクールで感情を露わにしないオーフェリアが。遂に叫び声を出した。

 

それを聞いた俺は更なる高揚感に包まれ、桜色の先端を摘むのを止め、両手で柔らかな膨らみを揉み始める。

 

「やっ!は、八幡……ダメ……ダメ……これ以上は……!」

 

「これ以上は?何だよ?言ってみろ」

 

俺は自分でもいやらしい笑みをしているだろうと確信しながらオーフェリアに質問をする。これ以上やるとどうなるかは分かるが、どうせならオーフェリアの口から聞きたい。

 

(つーか俺ってドSだったんだな……さっき俺の中で何かが壊れたからこうなったのか?)

 

「そ、それは……」

 

「それは?」

 

「……んんっ……何でもない……あぁっ……」

 

オーフェリアは真っ赤になって俯く。おいおい、まだ素直にならないのかよ?だったら最終手段だ。

 

「……そうか。ならもっともっと気持ち良くさせてやるよ」

 

そう言いながら再度桜色の先端を摘む。

 

「……八幡?……ひゃあっ……!止めて……摘まないで……!」

 

オーフェリアはピクンと跳ねる。オーフェリアは現在俺に抱きつかれているので跳ねるとオーフェリアの背中や髪の毛が当たって更に興奮してしまう。

 

「お願い八幡……身体が熱くて……もっと……!」

 

するとオーフェリアは俺の方を向いて抱きついてくる。柔らかな膨らみが俺の胸板に当たると同時に最後のリミッターが解除されてしまった。

 

もういいや。どうなっても……

 

「そのつもりだ」

 

俺はそう言ってオーフェリアにキスを落としてから左手で柔らかな膨らみを揉みしだく。

 

そして右手をオーフェリアの禁断の花園に向けて動かし……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁぁぁっ……!」

 

その後の事は頭の中が真っ白になったので覚えていない。

 


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