学戦都市でぼっちは動く   作:ユンケ

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やはりオーフェリア・ランドルーフェンは最強である

「……知らない天井だ」

 

目を開けると真っ白な天井が目に入るのでそう呟く。何処だここは?自宅の天井じゃないし心当たりがない。

 

疑問に感じていると……

 

「……あ!起きたよ!」

 

「……本当?」

 

左右から声が耳に入る。俺はこの声を知っている。何せ……

 

 

 

「……オーフェリア、シルヴィ」

 

誰よりも愛している最愛の恋人2人の声なのだから。

 

2人は上から俺の顔を覗き込むようにして見ながら笑みを浮かべる。

 

「おはよう、八幡君」

 

「……ああ、おはよう。確か俺、暁彗と戦って……」

 

あれ?暁彗と戦ってどうなったんだ?暁彗に鳩尾を殴られた所までしか覚えたいない。もしかして負けたのか?

 

「……ええ。そして八幡が勝ったわ」

 

オーフェリアが俺の内心に浮かんでいた疑問を解いてくれる。ああ……結局勝ったのか。マジで記憶にない。家に帰ったら記録を見てみるか。

 

そう思っている中、シルヴィは顔を近づけてきて……

 

 

 

 

 

ちゅっ……

 

そっと唇を重ねてくる。互いの唇が重なる事によって生まれる柔らかな感触と瑞々しいリップ音が俺のうとうとしている意識を一瞬で覚醒させて、胸に幸せな感情を与えてくれる。

 

暫くの間シルヴィとキスしていると、やがてシルヴィが離れて……

 

「……勝った時凄く嬉しかった。本当にカッコ良かったよ」

 

そう言って満面の笑みを浮かべる。するとそれと同時にオーフェリアが俺に近づき……

 

 

 

「んっ……」

 

シルヴィと同様に唇を重ねてくる。それによってシルヴィのキスで幸せになっていた気分が更に良くなるのを実感する。

 

2人のキスは俺専用の幸せ生産装置だ。他の誰にも手渡したくない、俺にとってはまさに至宝である。

 

そう思っているとオーフェリアが唇を離して……

 

「……八幡の戦い方、最後まで諦めてなくて良かったわ。私、ますます八幡の事が好きになったわ」

 

そう言ってオーフェリアは、ベッドに入り俺の腕に抱きついてくる。この甘えん坊め!まあ可愛いから大歓迎だけどな。寧ろどんどん甘えてくれても構わないし。

 

「ありがとな。そういや俺はどのくらい寝てたんだ?てかここ何処だ?」

 

「ここは界龍の医務室だよ。寝てたのは……1時間くらいかな?」

 

シルヴィが時計を見ながら答えてくる。思ったより早く起きたな。しかも胸に痛みを余り感じない事から治癒能力者が一枚噛んでいるのだろう。マジでありがとうございます。

 

「って事はもうオーフェリアの試合も終わったのか?」

 

確かオーフェリアの雪ノ下陽乃の試合は俺と暁彗の試合の次だった筈。オーフェリアが試合に1時間も掛ける訳ないので試合は終わったと思われる。

 

しかし……

 

「……いいえ。八幡が倒れた時に見舞いに行きたいと言って後回しにして貰ったわ」

 

そう言いながらオーフェリアは備え付けの電話を取って……

 

「……もしもし。ええ、八幡が目覚めたから出れるわ。……ええ、わかったわ」

 

一言二言会話して通話を終了した。

 

「前の試合が今始まったばかりだから、次の試合に私が出る事になったわ」

 

「そうか。わかってると思うが殺すなよ?」

 

オーフェリアの奴、このイベントの存在を知った瞬間に雪ノ下陽乃を潰すと言ったからか。俺自身、あの女嫌いなので潰すのは大歓迎だが、殺しは勘弁して欲しい。

 

するとオーフェリアは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……大丈夫よ。殺しはしないわ。………殺して欲しいと思える位の屈辱を与えるだけよ」

 

……うん、最後に不吉な言葉を聞いたが殺しはしないなら良いだろう。てか今のオーフェリアを止めれる自信はないし。

 

「そ、そうか……ま、まあ頑張れよ」

 

「そ、そろそろ行った方が良いんじゃない?」

 

俺とシルヴィは顔を引き攣らせながらそう口にするとオーフェリアは頷く。

 

「……そうね。じゃあまたこの医務室で会いましょう」

 

そう言って医務室から出て行った。扉が閉まると同時に俺とシルヴィは息を吐く。

 

「さて……シルヴィよ。モニターを用意してくれ」

 

「う、うん」

 

シルヴィは頷き、近くにあるリモコンを弄ると天井から巨大なスクリーンが降りてきた。スクリーン全てが降りると試合の様子が映されている。見ると界龍の生徒が星導館の生徒に押されていた。

 

それから間もなく決着がついた。予想通り星導館の勝ちだ。

 

両選手がステージから退場すると……

 

 

 

『さあ!いよいよ本日注目されている試合が始まるぞ!東ゲートから現れるのは、史上3人目として王竜星武祭二連覇を成し遂げ、前人未到の三連覇に王手をかける史上最強の魔女!レヴォルフ黒学院不動の序列1位、『孤毒の魔女』ことオーフェリア・ランドルーフェン!』

 

実況の声が流れ、オーフェリアがゲートから現れるのが映る。いつもと同じ表情で玄関を潜るかのように平然と歩き、ステージに足を踏み入れる。

 

特に気負うことなくステージに立つと、実況が再度声を上げる。

 

『そして迎え撃つは我らが万有天羅の二番弟子!ランドルーフェン選手に対してリベンジを公言している武人!我が界龍第七学院序列3位、『魔王』こと雪ノ下陽乃ー!』

 

反対側のゲートから雪ノ下陽乃が現れてステージに立つ。その表情はいつもの人を食った笑みだったが、いつもの違って真剣な色が混じっている。

 

2人が試合開始位置に着くとオーフェリアが呟き出す。

 

 

『……長かったわ。でも漸く八幡が貶められる原因を作った屑に地獄を見せられるわ』

 

怖っ!オーフェリア怖っ!いや、まあ……確かにあの人が余計な事をしなかったら文化祭はトラブルなく終わっていたけどさぁ……

 

『前にも言ったけどさぁー、アレは委員長さんが悪いんで私は関係ないんだけど?』

 

『……良く言うわね。そもそも卒業生で部外者の貴女が実行委員会に出しゃばる事自体間違ってるわ』

 

『心外だなー。私は楽しく出来るように協力してあげただけだよ。比企谷君が自分から嫌われるような行動を取ったのを私の所為にしないでくれる?』

 

『……それが貴女の意見ね。まあいいわ。早く始めましょう?どうせ貴女じゃ勝てないのだから抵抗しないでくれるかしら?』

 

『……随分と舐めてるね。今日こそ勝たせて貰うから』

 

女子怖っ!あのステージ冗談抜きで怖いんですけど?!

 

しかし大丈夫か?今のオーフェリアは圧倒的な力を持っているーーー俺やシルヴィより遥かに強いとはいえ、今ある力はかつての2割だ。

 

もしかしたら万が一の事があるかもしれない。俺自身、今のオーフェリアになら影神の終焉神装を使えば勝機があると思うし、番狂わせが起きるかもしれない。

 

緊張が走る中、遂に……

 

 

 

 

 

 

 

『試合開始!』

 

試合開始を告げるゴングが鳴り響いた。さて、どうなるやら……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻、レヴォルフ黒学院の生徒会長室……

 

「会長、書類を持ってきましたー」

 

「……その机の端に置いとけ」

 

「は、はい!えーっと……え?」

 

「……どうした?」

 

「あ、あのー、会長。会長の机にある書類って……」

 

「ちっ……!見ての通りだ。以前オーフェリアが申請したんだよ」

 

「えぇぇぇぇっ?!ほ、本気ですか?!別にコレなくてもオーフェリアさんは強いですよ?」

 

「知らねぇよ。後俺の前であの女の名前を出してんじゃねぇよ……!虫酸が走る」

 

「ひ、ひぃぃぃぃぃぃ!し、失礼しましたぁ!」

 

「ちっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステージでは2人の女子がいる。

 

1人はオーフェリア・ランドルーフェン

 

『孤毒の魔女』の二つ名を持ち、レヴォルフ黒学院に入学して以来序列1位をキープし続けて、ヘルガ・リンドヴァル、比企谷涼子に続いて史上3人目に王竜星武祭を二連覇した世界最強の魔女と評価されている人間である。

 

 

そしてもう1人は雪ノ下陽乃

 

『魔王』の二つ名を持ち、界龍第七学院序列3位で、地球最強と評される万有天羅の二番弟子である。王竜星武祭の結果は前々回準優勝、前回ベスト4とどちらもオーフェリアに敗北していて、それ以降リベンジを公言している。

 

 

その事から観客の間では『オーフェリアが王者の貫禄を見せる』という意見と『雪ノ下陽乃がリベンジを果たす』という二つの意見が流れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合開始までは。

 

 

 

 

 

医務室にあるモニターで試合を見ている俺は今絶句していた。見ると隣にいるシルヴィも絶句していた。おそらくステージにいる観客も俺と同じような気持ちだろう。

 

モニターにはとんでもない光景が映っていた。それは……

 

 

 

 

 

 

 

 

『……どうしたの?私にリベンジするんじゃなかったのかしら?』

 

『ぐっ……!ああっ……!』

 

オーフェリアは冷笑を浮かべていて、雪ノ下陽乃が地面に這い蹲っている光景だった。その表情は苦痛に塗れている。

 

しかしそれだけなら驚かない。雪ノ下陽乃だけでなく俺やシルヴィもオーフェリアと相対した時に這い蹲った事があるのだから。

 

俺達が驚いているのは雪ノ下陽乃が地面に這い蹲っている事じゃなくて……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あいつ……いつの間に純星煌式武装を?」

 

オーフェリアが左手に持っている存在ーーー純星煌式武装を見て驚いているのだ。

 

巨大な刃を持つ、一本の鎌。そしてあの紫色の輝き……以前とは形が変わっているが間違いない。アレは……

 

 

「『覇潰の血鎌』……!」

 

かつてイレーネが持っていた重力を操る純星煌式武装。その際に天霧がぶっ壊した筈だが、外装が変わった事から修理したのだろう。

 

しかし一番変わっているのは外装ではない。『覇潰の血鎌』が纏っている空気だ。

 

俺自身あの純星煌式武装と戦った事はあるが、その時はあの純星煌式武装は敵対する者だけでなく、所有者であるイレーネも見下すような空気を出していた。

 

しかし今は苦痛に苛まれた悲鳴に取って代わられていた。まるで助けを求めているかのように。

 

その理由は理解出来る。オーフェリアの血を飲んだからだろう。

 

『覇潰の血鎌』の代償は所有者の血液。

 

しかし、治療院で力を制御出来るようになったとはいえ、血液から毒を抜くのは不可能であった故にオーフェリアの血液は猛毒である。その事から察するにオーフェリアは手に持つ純星煌式武装を屈服させたのだろう。

 

力が制御されているとはいえ、俺やシルヴィを遥かに上回るオーフェリアが純星煌式武装を持つ。

 

今のオーフェリア程、鬼に金棒と言う言葉が似合う存在は今後現れる事はないだろう。

 

俺とシルヴィが絶句する中、オーフェリアは一歩一歩雪ノ下陽乃に近寄る。彼女は抵抗しようとするが手足がピクピクするだけで全く抵抗が出来ていない。

 

おそらくオーフェリアの毒ーーー身体の自由を奪うタイプの毒を食らったのだろう。それに加えて純星煌式武装の重力を食らっているなら動く事は不可能だろう。

 

『……無様ね。まあ私の八幡を間接的にとはいえ貶めた屑にはお似合いかしら?』

 

オーフェリアがそう口にすると、手に持つ純星煌式武装に付けられているウルム=マナダイトが更に光を放つ。すると……

 

『ああああああっ!』

 

更に重力が強まったのか雪ノ下陽乃の周囲に紫色の光が地面を走り、地面に亀裂を作り出す。

 

てかオーフェリアさん怖過ぎる!俺の為に起こってくれるのは嬉しいけど、どんだけ怒ってんだよ?!

 

そう思いながら俺はベッドから起き上がる。

 

「シルヴィ、今直ぐ出場ゲートに行くぞ。もしもオーフェリアが殺しそうになったら止めないといけないからな」

 

オーフェリアは試合前に殺しはしないと言っていたが万が一の事もあるし、介入する準備はしておいた方が良いだろう。

 

それに対してシルヴィが頷こうとした時だった。

 

 

 

『わ、私を殺すつもりかしら……?』

 

『……まさか。八幡には絶対に殺しはするなって言われてるからしないわよ。私にとって一番嫌なのは八幡に嫌われる事だから』

 

雪ノ下陽乃の質問に対して、一蹴するオーフェリアの声が聞こえて足を止める。モニターを見るとオーフェリアが心外だとばかりの表情を浮かべている。あの表情から察するに殺すつもりはないようだ。

 

それを確認した俺はベッドに身体を下ろす。殺しをしない以上介入する必要はないな。俺自身、あの女の事嫌いだし適度に嬲るくらいは見逃そう。あの女は色々と引っ掻き回してくれたし半殺しまでなら許してやるから存分にやれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ただ、圧倒的な絶望を見せるだけよ。貴女のその気持ち悪い仮面を完膚なきまでに破壊するくらいの絶望をね』

 

そう言ってオーフェリアが手に持つ『覇潰の血鎌』を振るうと、重力を操る純星煌式武装は悲鳴のような音を出しながら紫色の光を地面に走らせる。

 

すると雪ノ下陽乃の身体がふわりと浮き上がる。以前俺も食らった事のある技で、重力を軽くして相手の自由を奪う技だ。

 

すると間髪入れずにオーフェリアは圧倒的な星辰力を噴き出して……

 

 

『……猛毒の聖十字架』

 

そう呟く。すると雪ノ下陽乃の足元に紫色の魔方陣が展開されて、そこから十字架が顕現される。そして十字架に付いてある紫色の鎖が伸びて……

 

 

『ぐうっ……!』

 

そのまま雪ノ下陽乃の両手足を拘束して、そのまま身体を十字架に磔にする。両手足を鎖で拘束されて、体内に身体の自由を奪う毒を取り込まれたと思える彼女に抵抗する事は不可能だろう。

 

そんな中、オーフェリアは『覇潰の血鎌』を待機状態にしてポケットにしまい、一歩一歩雪ノ下陽乃に近寄る。彼女からしたらオーフェリアの歩みは死神の足音に聞こえてもおかしくないだろう。

 

『……何をする気?』

 

雪ノ下陽乃は冷たい表情でオーフェリアを睨む。しかしその冷たい表情には怯えの感情が混じっていて、仮面が壊れかけている事を如実に表している。

 

対するオーフェリアは彼女の言葉を無視して自分の両手を重ねて、水を掬うような形を見せる。

 

そして……

 

 

『……終焉の孤毒』

 

 

オーフェリアがそう呟くとその手に圧倒的な星辰力が巻き起こり、紫色の魔方陣が現れる。そして辺りに万応素が荒れ狂い、オーフェリアの服を揺らす。

 

しかしオーフェリアはそれを無視して更に魔方陣に星辰力を込める。

 

すると魔方陣がパリンとガラスが割れた時のような音を出しながら消えて、オーフェリアの手には半径3センチくらいの紫色の球体があった。

 

大きさは小さいが禍々しい力を感じる。直感でわかる。アレは絶対に食らってはいけないものだ。

 

見ると磔にされている雪ノ下陽乃も戦慄の表情をしながらその球体を見ている。

 

『そ、それ……何?』

 

彼女がそう尋ねるとオーフェリアが口を開ける。

 

『……終焉の孤毒。私の持つ能力の中で最強と言える能力の一つ。殺傷能力は一切ない。効果は……』

 

一息……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『それを取り込んだ人間の星辰力を全て食らい尽くし、最終的にその人間を星脈世代から普通の人間にする猛毒』

 

そう言った。

 

……え?星脈世代を普通の人間に戻すだと?

 

「……マジで?!」

 

俺はつい叫んでしまう。何だそのチート能力は?!次元が違うにも程があるぞ!

 

俺とシルヴィが戦慄する中、オーフェリアの独白は止まらない。

 

『……まあ力が制限されているから発動に時間がかかるし、射程も短くなったわ。それにこの程度の毒じゃ貴女を普通の人間にするのに1ヶ月近くかかりそうだわ』

 

つまり最盛期のオーフェリアはあの力をガンガン使えたって事かよ?直ぐに普通の人間に出来るって事かよ?

 

これ、オーフェリアが自由にならなかったら俺やシルヴィが王竜星武祭で優勝するのは絶対に無理だな。

 

そう思っていると……

 

 

『さて……そろそろね』

 

オーフェリアはそう言って磔にされている雪ノ下陽乃の上の制服を少しだけ捲る。すると色白い腹が丸見えとなる。

 

そしてオーフェリアはゆっくりと手に持つ球体を彼女の臍に向けて運ぶ。

 

『嫌っ……!お願い……止めて……!』

 

オーフェリアの圧倒的な能力を知って戦慄していた雪ノ下陽乃だったが、オーフェリアに服を捲くられると涙を流して止めてと懇願する。

 

その表情にはいつもの仮面が無くなっていた。オーフェリアの言う通り仮面は完膚なきまでに破壊されたのだろう。

 

対するオーフェリアは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……知らないわ。八幡を間接的に貶めた罪は、自身の力を失う事で償いなさい』

 

彼女の懇願を一蹴して、臍に球体を当てた。すると球体は紫色の光を放ち、そのまま臍の中に入った。

 

すると……

 

 

 

 

『ああっ……!そ、そんな……』

 

雪ノ下陽乃の全身から一瞬だけ紫色の光が放たれ、それが消えると彼女は涙を流したまま意識をパタリと失った。

 

 

 

 

『雪ノ下陽乃、意識消失』

 

校章から機械音声が勝敗が決した事を告げる。しかし観客席からは拍手一つ起こらず、全員が戦慄した表情でオーフェリアを見ていた。

 

 

そしてその時間は3分以上続くのだった。

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