「ーーー以上の事から前実行委員長の言う通り星武祭のレベルは年々上昇している。煌式武装の性能の向上、それに合わせてのレギュレーションの変更なども変わっていく。未来の星武祭は過去の星武祭の先にあるのだ」
シリウスドームのステージに設えられた壇上から、マディアス・メサの後任の実行委員長が観客と選手に向けて高らかに謳う。
ついに始まった王竜星武祭。今は開会式を行なっていて、生徒会長の俺は他の生徒会長と共に壇上の隅にいる。
(やれやれ、生徒会長は開会式に強制参加だから怠いな……まあ今回の星武祭では欠席はしない方がいいだろうけど)
壇上からステージを見下ろすと200人以上の選手がズラリと並んでいる。基本的に開会式では、ガラードワースの生徒は一分の隙も無く並び、レヴォルフの生徒は殆どが欠席をする。
しかし今回は歴代最高の王竜星武祭になると事前から言われていたからかレヴォルフの生徒からも欠席が少なかった。ここまでレヴォルフの生徒が並ぶ開会式は今後あり得ないだろう。
(しっかし事前の情報通り相当の手練れが出場してやがるな)
ステージを見渡すと手練れは直ぐに見抜く事が出来る。
星導館の生徒がいる場所からは『叢雲』天霧綾斗、『神速銃士』こと小町、『華焔の魔女』ユリス=アレクシア・フォン・リースフェルト、沙々宮紗夜、『輪蛇王』ファードルハ・オニール、『倒鬼』東薙茨、『轟遠の烈斧』レスター・マクフェイルが目に入り、
クインヴェールの生徒がいる場所からは『舞神』ネイトネフェル、『拳忍不抜』若宮美奈兎、『崩弾の魔女』ヴァイオレット・ワインバーグ、『爆犬の魔女』由比ヶ浜結衣、『氷烈の魔女』雪ノ下雪乃が目に入り、
俺の所属するレヴォルフの生徒がいる場所からは『砕星の魔術師』ロドルフォ・ゾッポ、イレーネ・ウルサイスにプリシラ・ウルサイス、『沙竜』ロスヴィータ・ディーツェ、『叫炎の魔術師』ボニファーツ・プライセが目に入り、
ガラードワースの生徒がいる場所からは『聖茨の魔女』ノエル・メスメル、『友情剣 』 葉山隼人、『獄炎槌』三浦優美子、『魅惑槍』一色いろはが目に入り、
アルルカントの生徒がいる場所からは、『大博士』ヒルダ・ジェーン・ローランズ、三体の擬形体に代理を頼んだ材木座義輝、カミラ・パレート、エルネスタ・キューネ、『双頭の鷲王』カーティス・ライトが目に入り、
界龍の生徒がいる場所からは『魔王』雪ノ下陽乃、『神呪の魔女』梅小路冬香、『鉄拳』川崎沙希、『水撃士』川崎大志が目に入る。
加えて俺と同じよう壇上にいる恋人『戦律の魔女』シルヴィア・リューネハイムや未だに武者修行から帰ってきていない『覇軍星君』武暁彗も王竜星武祭に参加するのだ。
(ったく、オーフェリア抜きでも優勝は厳しいな……てか暁彗は遅刻しろ、マジで)
暁彗の試合は明後日だが、間に合わなかったら失格となる。俺としてはマジで間に合わずに失格となって欲しい。
というかこの場にいる全員が思っているだろう。獅鷲星武祭の時点での暁彗の実力でも優勝候補の一人に挙げられる。どんな武者修行をしているのかは知らないが今の暁彗は間違いなく優勝候補筆頭になっているだろう。俺自身、前に勝った時はギリギリだったし。
そんな事を考えている間にも実行委員長の話は続き、遂に……
「ーーーそれではこれより第25回王竜星武祭の開幕を宣言する!」
王竜星武祭の開幕が宣言される。同時に選手と観客からは圧倒的な大歓声が生まれ、ステージ全体を包み込んだ。
(ついに始まったか……絶対に優勝してやる)
「ふぅ……疲れた」
「まあ八幡君は初めて壇上に上がったから仕方ないよ」
「……格好良かったから大丈夫」
シリウスドームの俺の控え室にて息を吐くとオーフェリアとシルヴィが抱きついてくる。2人の柔らかい身体が俺から疲れを無くしてくる。
「そりゃどうも。にしても初日から試合は怠いな……」
俺はCブロックに配置されていて試合は初日にこのシリウスドームで行われ、第4試合目と割と早い方だ。
ちなみにシルヴィの1回戦は最終日の4日目にシリウスドームで行われる。
「こればっかりは仕方ないよ。頑張って初日で1番目立ってね」
「いや天霧がいるから無理だろ……」
天霧は開幕試合ーーー今回の星武祭で最初の試合を担当する。シリウスドームで行う選手は基本的に優勝候補が多いが開幕試合を担当するのはその中でもトップクラスの人間がやる。前回の王竜星武祭の開幕試合では前々回の優勝者のオーフェリアがやっていたし。
その点で言えば鳳凰星武祭と獅鷲星武祭を制して2年以上序列1位をキープしている天霧は開幕試合にする相応しいと言えるだろう。
実際に大手のブックメーカーが出しているオッズでは……
シルヴィ……1.2倍
天霧……1.35倍
俺……1.48倍
暁彗……1.75倍
etc……
って感じだ。
閑話休題……
「……まあそうね。それより私としては1回戦の相手を完膚なきまでに叩き潰して欲しいわ」
オーフェリアはため息を吐きながら空間ウィンドウを開いてトーナメント表を表示する。そこには……
Cブロック1回戦第1試合
比企谷八幡VS葉山隼人
そう表示されている。まさか1回戦であいつと当たるとは思わなかった。
「そうだね。二度と卑怯とかイカサマって言えないようにして欲しいな。八幡君、この試合は絶対に勝ってね」
シルヴィがオーフェリアの意見に賛成する。どんだけ葉山の事が嫌いなんだよ?俺も嫌いだけどさ。あいつしょっちゅう正義がどうとか言って殴ってくるし。
「そのつもりだ。それより俺は飲み物を買いに行くがなんか飲みたい物はあるか?」
「……え?私かシルヴィアが行くわよ?」
「うん。八幡君は今から試合じゃん」
「まあそうだけど……少し落ち着かないからな。気分転換だよ気分転換」
「じゃあ……りんごジュースをお願い」
「……紅茶をお願いして良いかしら?」
「はいよー、ついでに昼飯も買ってくるわ」
言いながら俺は控え室を出た。待たせると悪いし早めに行くか。
売店で飲み物だけでなく弁当も買う……その選択を俺は早々に後悔した。試合が終わってから買いに行くべきだった。
何故なら……
「…………」
『………』
葉山及び葉山グループの人間と鉢合わせしたからだ。最悪だ。マジで面倒だ。
内心後悔していると葉山が口を開ける。
「漸くこの時が来たよ。お前からガラードワースを救う機会が」
「は?」
何を言ってんだこいつは?マジで意味がわからないな。俺は別にガラードワースの独裁者じゃないんだが?
呆れる中、葉山は喋り続ける。
「正直言って1回戦で当たって良かったよ。これならお前に直接裁きを下せるからね」
「いや意味がわからないわ。俺が何をしたってんだよ?」
俺がそう返すと取り巻きが口を開ける。
「とぼけるな卑怯者!」
「そうよ!会長達を騙してるんでしょ!」
「でなきゃ会長達がお前みたいな社会のゴミと接点を持つ筈がない!」
あー、マジで面倒くさいな。星武祭の期間中だから手を出したら失格になるが、出して良いなら全員半殺しにしたい。
内心イライラしている時だった。
「何をしてるんですか……?観客が多い中で騒ぐのはやめてください……!」
そんな声が聞こえたので横を見るとガラードワースの生徒会副会長のノエルが早足でこちらに向かってくる。
「ノエルちゃんが来たか……ノエルちゃんは比企谷に洗脳されているし、一度引こう」
それを見た葉山はそんな事を言ってくる。いや洗脳って何だよ?俺はヴァルダじゃないから人を操る能力は持ってないからな。
内心そう呟くと葉山は一度俺を睨み……
「ステージで待っていろ。お前がどんな卑怯な手段を使うか知らないが、化けの皮を剥がしてやるぞ」
そう言ってグループのメンバーを引き連れて去っていった。二度と会いたくないものだ。
「だ、大丈夫ですか八幡さん?」
葉山達が見えなくなるとノエルが俺の目の前にやってくる。
「別に問題ない。いつものように挑発されただけだ」
「す、すみません……何度も八幡さんに迷惑をかけてしまって」
するとノエルは申し訳なさそうに頭を下げてくる。ノエルは悪くないのに律儀な奴だ。
「何度も言っているが気にすんな。お前は悪くないんだから」
「あっ……は、はい」
そう言いながらノエルの頭を撫でるとノエルはくすぐったそうに目を細めてから頷く。葉山と会って溜まったストレスが一瞬で癒される。
「わかればいい。ところでお前も昼飯を買いに来たのか?」
ノエルも初日にシリウスドームで試合がある。売店に来た以上昼飯を買いに来たとしか思えない。
「は、はい。そうです。八幡さんもですか?」
「まあそんな所だ」
「でしたらご、ご一緒してもよろしいですか?」
ここでノエルは予想外の提案をしてきた。飯を食う事についてではない。魎山泊の帰りに何度か一緒に飯を食った事があるし。
俺が予想外だったのは別の事だ。
「あん?構わないがフォースターと一緒に食わないのか?」
「お兄ちゃんは仕事が多くて、開会式が終わってからガラードワースに帰りました。私の分もやらなくちゃいけないですし……」
あー、なるほどね。ガラードワースの生徒会は仕事が他学園より格段に多いし、副会長のノエルは星武祭に参加するからフォースターの仕事は必然的に多くなる。
そこまで考えていると……
「ダメ……ですか?」
ノエルが不安そうな表情を浮かべながら上目遣いで俺を見てきた。
………
「ふ〜ん?それで連れてきたと?」
「……八幡は相変わらず優しいわね」
5分後、俺はノエルを連れて控え室に向かうと、オーフェリアとシルヴィにジト目で見られたので事情を説明している最中である。
「あ、あの!私が強くお願いしたからで、八幡さんを責めないでくれませんか?」
するとノエルがモジモジしながらも俺を弁護する。同時に2人はため息を吐いてジト目を消す。
「……まあいっか。八幡君の事だから他意はないだろうけど」
「……そうね。それに聞いた話じゃあの葉虫に絡まれていた八幡を助けたらしいし……座って良いわよ」
どうやら2人も納得してくれたようだ。良かった、ここで追い返したりでもしたら罪悪感で胃が死んでいたし。
「で、では失礼します」
言いながらノエルがオーフェリアの向かい側に座る。しかしレヴォルフの生徒の控え室にレヴォルフと仲が良くないガラードワースとクインヴェールの2人がいるとはな……結構カオスだ。
そんな事を考えているとタイマーが鳴った。同時に部屋の空気が僅かに引き締まる。どうやらそろそろ時間のようだ。
そう思いながら控え室に備え付けのテレビをつける。すると……
『はいはーい、というわけでこちらは王竜星武祭第1試合会場であるシリウスドームです。実況はABCアナウンサーであるわたくし梁瀬ミーコ、解説はなんとこの人!星猟警備隊隊長にして史上初王竜星武祭を二連覇した『時律の魔女』ヘルガ・リンドヴァル隊長です!』
『ヘルガ・リンドヴァルだ。よろしく頼む』
メインステージ実況でお馴染みのABCアナウンスの梁瀬ミーコと、お袋の天敵のヘルガ隊長が映る。流石歴代最高になり得ると評価されている王竜星武祭だけあって解説者も今までとは桁違いの大物だ。
『さて、今大会についてどう思いますか?』
『そうだな……今回は二連覇しているオーフェリア・ランドルーフェンは出場していないが、大本命が居ないという事で各学園から腕利きの猛者が沢山出ている。今回はオーフェリア・ランドルーフェンの一人勝ちがない代わりに激しい戦いになるだろう』
『そうですよね……そうなると優勝の予想は……』
『今回に限っては全く読めないのが本音だな。本戦に上がれる選手は予想出来るが、本戦の組み合わせが出ない限りなんとも言えないな』
でしょうね。いくら優勝候補筆頭のシルヴィでも組み合わせ次第では潰される可能性もある。俺も本戦初っ端4回戦から天霧と当たったらキツいし、仮に勝てても5回戦でシルヴィと当たったら負ける可能性が高いし。
「加えてノエルちゃんみたいに魎山泊の人間もいるからねー」
シルヴィの言う通りだ。星露に鍛えられた面々は間違いなくダークホースとして活躍するだろう。
俺の知る限り魎山泊のメンバーはノエル、ヴァイオレット、小町、リースフェルト、レスター・マクフェイル、若宮、ウルサイス姉妹だが、他にもいるだろう。そして間違いなく殆ど全員が本戦に上がるだろう。
実際にノエルは2回、ヴァイオレットは1回だけだが影狼修羅鎧を纏った俺に勝った上、星露にも攻撃を当てれるようになったし。
とにかく魎山泊のメンバーがいる以上予選でも一切油断しないのが良いだろう。
『……と、こうしている間にも、そろそろ開幕試合が近づいてまいりました!』
「おっと、もうそんな時間か」
「八幡さんは第4試合ですから開幕試合が終わった頃には出た方がいいですね」
「だな」
言いながら空間ウィンドウを見ると既に実況席ではなくステージが映し出されていた。
『さあさあさあー!先ずは東ゲートから姿を現したのは優勝候補の一角、一昨年の鳳凰星武祭と去年の獅鷲星武祭を制して、史上2人目のグランドスラムに手をかける今シーズンの立役者!星導館学園の序列1位!天霧綾斗選手ーーー!』
同時に東ゲートから天霧が現れて大歓声が沸き起こる。それはまさに音の爆弾で控え室にも響いてくる。
「しっかし対戦相手は気の毒だな……」
俺の言葉にオーフェリア達3人が頷く。天霧の対戦相手は界龍の序列40位。一応星露の弟子らしいが相手が悪過ぎる。
ネットでは既にこの試合の賭けが行われているが、『どっちが勝つか』の賭けは天霧の対戦相手が桁違いの倍率になって賭けそのものが不成立となったので、『天霧がどれだけの速さで勝つか』になったし。ちなみに俺は5秒以内に50万賭けた。当たれば2倍の100万だ。
そんな事を考えていると天霧が『黒炉の魔剣』を起動するが……
『おおっと!天霧選手の『黒炉の魔剣』のサイズが変わってます!』
『どうやら『黒炉の魔剣』を最適なサイズに調整出来るようになったようだな。天霧選手の弱点であった『黒炉の魔剣』のサイズ調整が無くなった今、天霧選手に死角は殆どないだろう』
実況と解説の声に観客席からは更に歓声が上がる。しかし俺達からしたら全く興奮出来ない。
(マジか……こりゃ益々厄介になりやがったよ……)
以前の天霧はサイズ調整が出来ずに巨大な『黒炉の魔剣』を持て余し気味だった。そこを突けば勝機はあるが、サイズ調整が出来るようになった以上付け入る隙は大きく減った。
(こりゃ天霧がシルヴィや暁彗、ロドルフォあたりと潰し合って欲しいもんだ)
ぶっちゃけ俺と天霧は相性が最悪だし。
『さあいよいよ開始の時間です!この開幕試合、勝つのは星導館か?!またまた界龍か!』
実況の声が聞こえてくるが、この場にいる全員が星導館が勝つと思っているだろう。
そして……
『王竜星武祭Aブロック1回戦1組、試合開始!』
試合開始の合図が鳴る。すると次の瞬間……
『ーーー校章破損』
開始地点にいる天霧が瞬間移動をしていると思えるくらい速く相手に切り込み、一瞬で校章を断ち切った。
『試合終了、勝者、天霧綾斗』
機械音声が勝利を告げるも観客席はシーンと静まっている。余りにも早過ぎて見えなかったのだろう。
「ノエル、見えたな?」
「は、はい!ギリギリですけど」
「なら良い」
俺がそう答えると空間ウィンドウからは歓声が上がる。やはり優勝候補筆頭が活躍すると興奮するのだろう。
そしてノエルもギリギリだが見えていたようで何よりだ。魎山泊では反応速度を最も重視していた。反応出来なきゃ何も出来ないからな。
しかしノエルも見えたという事は、天霧と相対した場合何も出来ずに負けるというのはない。それなら安心だ。
「さて……俺はそろそろ行くわ」
俺の試合は第4試合、今からゆっくりゲートに向かえば丁度良い時間だろうし。
「うん。行ってらっしゃい八幡君」
「……再起不能になるまで叩き潰してきて欲しいわ」
「は、八幡さん……頑張ってください」
俺が立ち上がると3人からエールを受ける。しかしシルヴィはともかく、オーフェリアは怖過ぎる。そしてノエルよ、応援してくれるのは嬉しいが俺の対戦相手はお前と同じ学園の生徒だぞ?
「(まあ突っ込んだら負けだろうしやめておくか)ああ、またな」
そう言いながら俺は控え室を後にした。先ずは1回戦、ここで勝って勢いに乗るか。
「ねぇノエルちゃん。さっき八幡君を応援したけど良いの?」
「……そういえば私達からしたらあの葉虫は不倶戴天の怨敵だけど、一応ガラードワースの生徒だったわね。私達は広めるつもりはないけど問題じゃないかしら?」
「確かにガラードワースの生徒会の一員からしたら問題かもしれないですが……私個人としては八幡さんに勝って欲しいですから」
「(この子の表情を見る限り八幡君に凄く懐いてるね……)ノエルちゃん。聞きたいことがあるんだけど良いかな?」
「?何ですか?」
「八幡君の事は好き?あ、恋愛感情的な意味ね?」
「ふえっ?!八幡さんの事を優しいと思っていますし尊敬はしてます!で、ですがいきなり好きって聞かれても……うぅ……」
「(……可愛いわね)」
「(それは否定しないけど、結構危ないね。今のところ恋愛感情はないみたいだけど……)」
「(状況次第ね。今後も八幡が優しくし続けたら恋愛感情が生まれる可能性はゼロじゃないわ)」
「(やっぱり?前にチーム・赫夜のメンバーやヴァイオレットさんも同じこと質問をしたら一部がノエルちゃんと似たような反応をしたし)」
「(それはこっちもよ。前に八幡が居ない時に生徒会メンバーに聞いたらプリシラところなが似たような反応をしたわ)」
「(もう……八幡君のバカ……)」
「(……女誑し……)」
原作との違い
マディアスとヴァルダが捕まって金枝篇同盟は解散された事によって、解説がザハルーナからヘルガに変わったり、綾斗の対戦相手もアジュダハのゴースから普通の生徒に変わりました
次回は遂に葉山戦……の前に王竜星武祭までの葉山の日記をやりたいと思います