10月◇日
美奈兎ちゃん達チーム・赫夜がアーネスト率いるチーム・ランスロットを打ち破った。それを見た私は凄く興奮した。長い獅鷲星武祭の歴史でもこれほど凄い大金星は無かっただろう。私も凄く嬉しくなった。
しかしその嬉しさは夜に吹き飛んだ。八幡君から処刑刀に狙われたとメールが来たからだ。急いで現場の治療院に向かうと近くの自然公園で八幡君が処刑刀と戦っていたので、途中で合流したオーフェリアと一緒に八幡君に加勢した。
その後処刑刀の正体が星武祭運営委員長である事には驚かされたが、それ以上に八幡君の左腕がない事を知って悲しくなった。生きていたので最悪の事態は免れたが悲しみが無くなった訳ではない。
私とオーフェリアは泣きながらも八幡君を治療院に連れて行った。もう八幡君が傷つくのを見たくないと思いながら。
面会時間が終わり名残惜しくも自宅に帰宅するとペトラさんからメールが来た。何事かと思えば私と八幡君とオーフェリアがキスをしている写真がネットに流れてるとのことだった。
どうして世界は私達の幸せを邪魔しようとするのかな?
10月◆日
今日は決勝戦だ。八幡君とオーフェリアの3人で見たが惜しいの一言だった。クロエがボロボロになりながらもクローディアの校章を破壊しようとしたが、肉体に限界が来て意識を失って倒れてしまいチーム・エンフィールドが優勝した。
チーム・赫夜を近くで見てきた私としては凄く悔しい気持ちになった。そんな気分のままシリウスドームに向かうとマスコミが私と八幡君とオーフェリアの3人の関係について聞いてきた。
会見で話すと言って質問を無視しようか考えたが、ネットで流れている『比企谷八幡が2人を騙している』など明らかなデマを払拭する為に、私達は3人で愛し合ってると発表した。
これについては絶対に揺らがないだろう。私は強い意志を込めてステージに向かった。
10月□日
今日は私達3人の関係に関する会見が行われた。案の定、二股について否定的な意見が出てきたが、予想の範囲内だったので世間の意見は関係ないと言った。
それだけならまだしも、途中で八幡君がオーフェリアを利用して私を虜にしているのか?、というふざけた質問をされて思わず怒ってしまった。私は自分の気持ちに従って2人を愛しているのに、勝手な事を言わないで欲しかった。
何より八幡君がオーフェリアを利用している訳がない。八幡君は昔からオーフェリアの事を1人の女の子として接しているのだ。オーフェリアを物扱いするのも許せないが、八幡君を最低の人間扱いしたのは万死に値する発言だ。ペトラさんが止めてなかったら殴っていたかもしれない。
そんな事がありながらも私達は3人で愛し合う事を改めて発言した。これについては何があっても絶対に揺らぐことはないと確信を抱きながら。
11月◇日
今日は3人でデートをした。もう関係がバレた以上変装しないで堂々とデートをしている。変装をしないからか妙にスッキリした気分でデートが出来た。
昼食を3人で食べさせ合いっこしたり、公園で八幡君の膝の上に乗ってブランコを漕いだり、ショッピングモールでオーフェリアと一緒に八幡君の服をコーディネートしたり、八幡君に私達の下着を選んで貰ったり……ただのデートなのに凄い幸せだった。
デートが終わった夜はオーフェリアと一緒に2人で八幡君を幸せにする為に一生懸命奉仕した。すると八幡君も私達を激しく求めてきたので受け入れた。
情事を済ませた後はただただ幸せだった。もう私は2人が居ないとダメかもしれない。八幡君とオーフェリアが居ないと死んじゃう病に罹ってしまった。
12月×日
今日の夜、私はオーフェリアて2人でショッピングモールに行った。八幡君は星露の作った私塾のアシスタントをした後にソフィア先輩と買い物に行ったので居ない。
ラッキースケベをしないか心配しながら買い物をしていると人気の少ない場所でソフィア先輩が八幡君にプリキュアの格好をすると迫っていた。
それを聞いた私は怒りに呑まれそうになりながらも事情を聞いたら、ソフィア先輩がポンコツを発揮していた事がわかった。実に紛らわしい……
その後4人で買い物を再開したら、星導館の小町ちゃんとリースフェルトさんが、葉山隼人率いるガラードワースの面々に絡まれていた。
事情を聞いたら葉山隼人が小町ちゃんに八幡君がズルをしないように注意してやってくれと警告をしたようだ。それを聞いた私は再度怒りに呑まれそうになった。
それだけならまだしも彼は美奈兎ちゃん達を侮辱したり、八幡君が喧嘩を買ったら八幡君を殴り飛ばしたのだ。
オーフェリアと小町ちゃんは純星煌式武装を抜こうとしてリースフェルトさんに止められた。リースフェルトさんの行動は間違ってはいないが、正直に言うと止めないで欲しい気持ちもあった。先に喧嘩を売ったのは葉山隼人で八幡君が言い返したら殴る……明らかに向こうに非があるだろう。
その後八幡君は面倒事を避ける為にその場を後にしたが、私の気は晴れなかった。その時私はもしも王竜星武祭で彼と当たったら完膚なきまで叩き潰すと誓ったのは言うまでもないだろう。