ダンジョンに金の不死鳥がいるのは間違っているだろうか?   作:九十九階堂

12 / 12
自分の中では、春姫は傾国の美女ってイメージがあります

49層のボスは独自設定です


第11話 遠征

悠「遠征ってこんなに頻繁にするものなんですかい?アイズさん?」

 

 

アイズ「今回は特別……私たちを返り討ちにした49階層の階層主を倒すため……」

 

 

悠「へぇ、ところで春姫さんなんでそんなに不安そうにしてるんだ?」

 

 

春姫「遠征っていい思い出がないんです」

 

悠「何でだ?」

 

 

春姫「前にイシュタルファミリアでの遠征に連れて行ってもらったんですが……

 

その……」

 

春姫は言葉を詰まらす

 

 

悠「いや、言いたくないなら言わなくてもいいよ」

 

春姫「はい……ありがとうございます」

 

春姫はその優しい気づかいに頬を染め悠の腕にしがみつき感謝の言葉をのべる

 

 

アイズ「むぅ……」

そんな様子を見て、膨れているアイズ

 

 

 

 

それをさらに遠くで見ていたベートは

 

 

 

ベート「ちっ……優男が……誑かしやがって」

苛だたしげに見ていた

 

ティオナ「まぁまぁ、ベート!アイズがとられちゃって、寂しいのは分かるけどさ!」

ベートの肩を叩いて面白がっている

 

ベート「そんなんじゃねぇよ!

 

ただ、あいつクソ強ぇのにあんな態度してんのが気にくわねんだよ!

 

もっとこう堂々と……」

ティオナの腕を払って豪快に虚取るベート

 

 

ガレス「ホッホッホッ、あの子は見ていて飽きんわい」

ご自慢のヒゲを触りながら愉快な口調のガレス

 

リヴェリア「騒ぎにならなければいいが……」

 

フィン「その点は少々不安だな……」

 

 

一行は進んでいく

 

ーーーーーーーーーーーー

そして、17階層

 

 

春姫「大きくなれ。其の力に其の器。数多の財に数多の願い。鐘の音が告げるその時まで、どうか栄華と幻想を。――大きくなれ。神撰を食らいしこの体。神に賜いしこの金光。槌へと至り土へと還り、どうか貴方へ祝福を。――大きくなぁれ!【ウチデノコズチ】」

悠にウチデノコズチがかけられる

 

悠「我は汝、汝は我、汝、真なる我なり!【不死鳥の鎧】!」

 

 

悠自身の魔法に春姫の魔法によりレベルがさらに上昇する

 

 

 

ゴライアス「ォォォォオオオオ!」

 

 

17階層の階層主、ゴライアス

黄金の相手に襲いかからんと突進する

 

 

悠は落ち着いて、ビームマグナムの狙いを定める

 

 

そして、射撃を開始した

 

 

エネルギーが銃口に溜まっていく

 

ロキファミリアは事前に伝えられていたために、皆がその音に身構える

 

 

 

バァァァキュゥゥゥゥゥン!

 

 

 

ゴライアス「⁉︎」

 

 

 

一撃…たったの一撃で階層主はおとされた

 

後に残った、大きな魔石を春姫が取る

 

春姫「悠様!大きいです!こんな魔石、初めて見ました!」

 

一応は自身のファミリアの遠征で見たことあるはずなのだが、自身が回収するものとしては初めての大きな魔石のため、テンションが上がってそのようなことを話している春姫だった

 

一方で、悠は魔法を解除して黒い光に纏われていた

 

返事が帰ってこないのを春姫は疑問に思って、振り返りそれが分かった

 

 

レフィーヤ「やっぱ、あれトンデモナイわよね……

 

ゴライアスを一撃って……

あれでレベル2でしょ……

 

リヴェリアさん達と同じになったら、一体……」

 

 

リヴェリア「考えるな……」

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

ゴライアスを倒し、さらに進むとそこには先ほどまでの風景が嘘に思えるような場所が広がっていた

 

 

悠「話に聞いていたが18階層がこんな場所だなんて想像できないな」

 

春姫「私は2度目です。ですが、前と違って悠様と居るので、何だか違って見えます!」

 

悠「どういうことだ?」

 

春姫「前に来たときは、モンスターに追っかけられて追っかけられて、挙げ句の果てに明日にはもっと怖いモンスターがいっぱい居る下の階層に行くって聞いて…」

 

 

悠「あぁ、それが遠征で嫌な思い出だったのか…」

 

 

春姫「でも、今は悠様が守ってくれるから安心です!」

 

 

悠「アイシャさんは守ってくれなかったのか?」

 

 

春姫「それどころか………」

 

 

ーーーーーーーーーーーー

過去のとあるイシュタルファミリアの遠征

 

 

アイシャ「ほら!魔法覚えるって気張ってたろ!

 

そんなに腰引けてどうする!

エクセリアは何にもしなくても稼げるもんじゃないよ!」

 

 

春姫「は、はいぃぃい!」

 

途中から悲鳴に変わってる春姫

 

 

ガゥゥゥゥゥウ!

 

 

春姫「ひぃぃいい!」

 

アイシャ「怯えてどうする!ほら!突っ込んで来な!」

 

アイシャは春姫を後ろから蹴っ飛ばす

 

春姫「キャァァァァア!」

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

春姫「…ということがあったわけで」

 

悠「後ろから蹴っ飛ばすって……アイシャさん容赦ないな…」

 

春姫「確かに危なくなったら助けてくれるんですけど……怖かったです……」

 

悠「今度は俺は守るから安心してくれ」

 

春姫「はい!えへへへ……」

 

春姫と悠はこのような会話をしているのだが……

 

 

 

春姫の頭を撫でて笑ってる悠

 

その豊満な胸を押しつけ腕を掴みさらには撫でてもらって頬を染め幸せそうな顔をしてデレデレした顔を見せてる春姫

 

 

 

アイズ「むぅ………」

いつも以上に膨れているアイズ

 

ベート「誰だ?バカップルを遠征にご招待したのは?」

 

ティオナ「ラブラブだねぇ!羨ましいなぁ!私もあぁいう人欲しい!」

 

ティオネ「いつか私も、フィンと…」

 

ガレス「若いのぅ」

 

レフィーヤ、リヴェリア

「「破廉恥な!」」

 

 

 

そんな2人にアイズが斬り込んで行った

 

 

アイズ「悠……鼻伸ばしてる!」

 

悠「そんなことは…」

 

アイズ「胸でしょ!その感触で喜んでるんでしょ!」

 

春姫「っ⁉︎す、すいません!」

自身は気づいてなかったようで、意識した途端、顔を真っ赤にして悠から離れる

 

悠「失礼な!そんなことを考えているみたいに言わないでくれ!」

 

 

アイズ「どうだか……聞いたよ!ギルドに紹介してもらったとき、わざわざイシュタルファミリアの項目を見て選んだって!」

 

 

悠「ご、誤解だ!濡れ衣だ!言いがかりだ!」

三段活用で反論する悠

 

アイズ「こっちはエイナから直接教えてもらったの!

 

エイナは私の担当でもあるの!」

 

 

悠「なん……だと⁉︎」

 

 

アイズ「嘘ついたね…私に嘘ついたんだね!」

 

 

悠「違う!俺はサポーターが最初はいらないと思っていた!だから、敢えて……」

 

 

アイズ「ちょっとぐらいならいいって思ってたんでしょ?」

 

 

悠「ど、どうして⁉︎」

 

 

アイズ「リューさんから聞いた…」

 

 

悠「知り合いだった……だと⁉︎」

 

 

アイズ「悠、あなたは敵を作りすぎたの

 

だから、私たちはあなたのことなら、いつ!どこで!何をしようとも!誰かがあなたを見ている!」

 

悠「怖い!怖いよ!……あと恐い!」

(ヤンでる……これはヤンでるよ)

 

アイズ「それは、前も聞いた。そんな言い方しても許さない」

 

 

レフィーヤ「ど、どうしましょう!

アイズさんが何かに目覚めかけてます!」

 

リヴェリア「目覚めかけてるのではない、もう目覚めてる…手遅れだ。目を見てみろ」

 

 

レフィーヤ「はわわわわわ!」

 

 

 

 

悠「なぁ、アイズさん。私たちってなぁ、誰なんだい?」

 

アイズ「教えない」

 

悠「アイズさんとリューさん……まぁシルさんもかな……がいるのは分かった他にはいるんですかい?」

 

 

アイズ「名前で呼んでくれたら1人

ハグで2人、それ以上で3人」

 

 

悠「なぁ、アイズ……教えてくれないか?」

 

 

アイズ「っ!へ、ヘスティア」

少しばかり顔を紅潮させて答えた

 

 

悠「主神が裏切ってた⁉︎」

 

 

アイズ「ほら……次」

アーマーを外してアイズは手を広げて受け入れるよって表情をしている

 

 

アイズ「ギュッとして?」

 

 

悠「⁉︎」

 

 

アイズ「ハグしないと分かんないよ?」

 

 

悠「アイズさん無料でおしえたりしてくれません?」

 

 

アイズ「むぅ……呼び方戻ってる」

 

 

悠「言わせりゃこっちのもんだ」

 

 

アイズ「じゃあ、ハグしても教えてあげない……」

 

 

悠「大丈夫だ…元からする気はない」

 

 

アイズ「むぅ………」

またふくれっ面のアイズ

 

 

悠「そう膨れるなって」

 

 

 

悠は少し目を見るのが怖くて背を向けた、しかし、それは間違いだった

 

 

アイズ「……えいっ」

 

 

悠「ちょっ!」

春姫「あぁぁぁぁぁぁああ!」

 

 

アイズは悠に抱きついていた

 

 

アイズ「これが、悠の匂い!」

 

春姫「離れてください!」

 

突然のハグに悠は慌てふためく

 

アイズ「!………喜んでくれてるみたいだね…」

 

悠「イシュタルファミリアとやってることがかわってない!」

 

アイズ「アイシャも同じことやったんでしょ?」

 

悠「アイシャさんもそっちの側か!」

 

春姫「またアイシャさん裏切ったんですね!」

 

春姫はアイシャに後で問い詰めることを決心したのだった

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(必須:10文字~500文字)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。