ダンジョンに金の不死鳥がいるのは間違っているだろうか?   作:九十九階堂

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第2話 ファルナ

悠「どうしたんだ?何かあったのか?」

 

ファルナを与えているときに、驚きを示しているヘスティアにうつ伏せのまま質問する

 

 

ヘスティア「このスキルと魔法は、未だにファルナ一度も与えたことがなかった僕ですら異常だってわかるよ!」

 

 

悠「スキルと魔法が異常?」

疑問符をつけて復唱する

 

 

ヘスティア「あぁ、見てごらん」

 

ヘスティアはステータスが書かれた紙を悠へ渡した

 

 

悠「こ、こりゃあ!」

 

(バルカンにiフィールドなんて⁉︎

それに不死鳥っていったら………)

 

 

悠「フェネクス⁉︎」

 

 

ヘスティア「フェネクス?

それは、これに関係するものなのかい?」

 

 

悠「俺が使っていた兵器の名前だ」

 

ヘスティア「兵器って……」

 

悠「………少しそこで使ってみるか

ところで、魔法というのは?」

 

 

ヘスティア「詠唱をするんだ」

 

 

悠「詠唱………あぁ、なんかここに書いてあるな……」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

ヘスティアの教会付近は寂れていて人が誰も来ない

 

そのために使用するにはちょうど良かった

 

 

悠「我は汝、汝は我、汝、真なる我なり!

………【不死鳥の鎧】!」

 

唱えた真っ黒な光が悠を飲み込んだ

 

その瞬間、悠は全神経の感覚が麻痺していくのが分かった

 

やがて、光は視界までも真っ暗にした

そして、視界がすぐに鮮明になる

 

 

先ほどの身体とは違い、視線が高いが………

 

 

悠「⁉︎……思ったほど大きくない!」

スピーカーのような機械的な音が響く

 

 

どうやら、この身体のときは声がそのようになるようだ

 

 

ヘスティア「えぇ⁉︎それで大きくないのかい⁉︎」

 

 

大きさは3mを超えるほど、しかし十分に大きなのも事実だった

 

 

悠「あぁ、じぶんが使っていた兵器は20mはあったからな……」

 

 

ヘスティア「20mだって⁉︎一体どんな兵器なんだい⁉︎」

 

悠「強力な……といったところだが」

 

ヘスティア「それにしても凄く金ピカだね………」

 

悠「そこに関しては、俺も思うところがあってな………戦場でこれはいささか目立つ」

 

ヘスティア「だろうね………」

 

悠「では、色々と試してみるか…」

 

ステータスの表示にあったものを試す

 

 

バルカンが火を吹く

 

 

連射音を出して、そこらにあった草木を撃ち抜いた

 

 

ヘスティア「っ!!!!け、結構な威力だね⁉︎レベル1のはずなんだけど今のは……ってそういえばレベルがそれを使うと一時的に上昇って書いてあったよね」

 

 

悠「そんな、いうほどの威力か?俺がいた戦場ではそこまで役に立ったことがなかったが……」

 

 

ヘスティア「モンスターを倒すのに今のは十分な威力だと思うよ⁉︎

 

君は逆に何と戦うっていうんだい⁉︎」

 

 

悠「モンスター?何だそれは?」

 

 

疑問を投げかけながらも色々と試す

 

 

(あれ?そういえば、バックパックにアームドアーマーDEがない………

 

コックピットもないな……

 

それに関節部も機械になってるってことは、多分、鎧ではなく中身まで機械になってるな……

 

鎧ってのは、言葉の綾ってことなのかね……

 

そういえばiフィールド使えんだよな?シールドとも書いてあったし出せるのか?)

 

そう考えたとき、シールドが出現、さらに拡張し青く光るとピンクの粒子を放って擬似的な防御壁を作り出す

 

悠「できたな……」

 

 

そんなところをヘスティアは見ながら悠の質問に答えた

 

ヘスティア「モンスターっていうのはね、迷宮にいる魔石を核とした、生物のことだよ

 

彼らは人を襲ってくるんだ。だから僕らは彼らと戦っている」

 

 

悠「へぇ……ところで迷宮ってのは?」

 

 

ヘスティア「バベルの地下一階にある入り口から入れる場所で………」

 

 

それから悠はヘスティアに色々なこの世界について語られるのであった

 

 

そして、その話を聞いた後、明日はモンスターを倒し魔石を獲得するために迷宮に向かうこととなったのだった

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

悠とヘスティアはヘファイストスファミリアにいた

 

迷宮に潜るために、武器と防具を買い揃えに行っている最中なのだ

 

ヘスティアは初めての眷属ということで、今まで貯めておいたヴァリスをはたいて悠に防具と武器を買うとのことだった

 

 

 

悠「いやそんなのはいいって」

 

 

ヘスティア「ダメだよ、君は銃があるみたいだけど、その銃弾には限りがあるんだろう?」

 

 

悠「たまたま多めに呼び弾を持っていたから大丈夫だと思うが?

 

それを元手に自分で買うつもりなのだが……」

 

ヘスティア「結局買うなら、僕が買ってあげるって」

 

悠「………分かった」

 

そうして渋々、武器を買うのだった

 

 

 

 

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