ダンジョンに金の不死鳥がいるのは間違っているだろうか?   作:九十九階堂

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原作との違い

・ベル君がオラリオに来る数年前です

・開始時点では
ベート……レベル4
レフィーヤ……レベル4
フィン……レベル5
ロキファミリアの他のメンバー……
レベル5

オッタル……レベル6

この時点では唯一のレベル6ということにしてます

リヴェリアが原作と違い、ある速攻魔法を覚えています


第4話 ロキファミリア最大の危機

オラトリオにきて3日目

 

悠はあいも変わらずなにも恐れることなしに5階層まで突っ込んでいった

 

 

また、今回は昨日の反省を生かし、魔石を入れるようの袋を身につけて潜っているのであった

 

 

そして、進んできた進路もよくよく確認をして、探索をしている

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

一方で、あるファミリアの遠征の帰り

 

 

「ちっ、あのミノタウロスたち……

以外に逃げ足だけは速いな」

狼の耳を持つ男がいらだたしげにミノタウルスをにらめつきながら愚痴る

 

 

「そう言ってないでさっさと追う!」

 

 

「いいだろ別段……」

 

 

「よくないに決まっているだろう!

ミノタウロスの集団、しかも1匹は強化種のミノタウロスがすでに7階層も上の上層にきているんだ

 

始めたばかりの者が相手にしたら……」

 

 

「弱ぇのが悪りぃんだ、俺らが気にかけることじゃない」

 

 

「はぁ、全く君ってやつは……アイズ、行ってくれるかい?」

 

 

「うん、分かった」

 

 

 

アイズはミノタウロスたちを追う

 

 

 

「おいおい、いいのか?」

 

 

「何だベート……文句があるのかい?」

 

 

「あいつ……方向音痴だろ?

ミノタウロスの奴らは随分と先だぞ」

 

 

「あっ………」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

「逃げろ!逃げるんだ!」

 

 

悠「なんだ………この階層……

やけに、騒がしいな」

 

悠が下の階層に降りた、するとその階層で、騒ぎが起きていた

 

 

 

悠「逃げろ?なんか大物でもいたのか?」

 

 

悠は人が逃げてくる方向とは逆に突き進む

 

すると……

 

 

 

「命!しっかりしろ!」

 

「桜花!早く!ミノタウロスたちがきてる!」

 

「千草!走れるか?」

 

「痛いけど!走るよ!」

 

血を流した少女を抱えた大柄な男と前髪を長く伸ばした少女が走ってくる

 

 

「あんた!早く引き返したほうがいいミノタウロスが集団でそこまできてる」

 

 

そう言い残すと走り去っていった

 

 

 

「ミノタウロス?なんか強いのがいんのか?まぁ、最悪あれ使えばどうにか……」

 

さらに突き進もうとしたとき……

 

 

 

ヴォモモモモモモ!

 

 

 

ミノタウロスの群れが襲って来た

 

 

 

「っ⁉︎」

 

 

とっさに回避する

そして、銃を手にして襲ってきた相手に向けた。しかし………

 

 

ヴォモモモモモモ!

 

 

 

他のミノタウロスの拳が後ろから迫って来ていた

 

 

 

悠「ぐはっ………」

 

 

それの直撃より、耳に悪い音が響くと共に波風は吹き飛ばされた

 

 

悠「や……べえ………なん…だ、こいつら……」

 

 

ミノタウロスたちが迫っていている

 

 

 

悠「われ……は汝、なん……じ……は我、なん……じ、真なる……我!

【不死鳥の鎧】!」

 

 

それと、共に土煙が舞った

 

 

ヴォモ⁉︎

 

 

ミノタウロスは一度、距離を置いた

しかし、それは意味などなさなかった

 

黄色の光が光ったかと思うとすぐに、何かが1匹のミノタウロスの首をつかんだ

 

 

その次に、ミノタウロスは浮遊感を感じた

 

気づけば、足が浮き、首を掴まれた状態で壁に衝突した

 

 

薄暗い中、自分の首を絞めている何かが光る剣を手にした

 

 

それでそのミノタウロスは真っ二つにされた

 

 

 

ヴォモモモモモモ!

 

 

他のミノタウロスたちは怒る

 

その内の1匹だけ赤いミノタウロスは火球をその右手に創り出し投げ飛ばして来た

 

 

(iフィールド!)

 

 

その火球はシールドから突如発動した結界のようなもので防がれたが……

 

 

ヴォモモモモモモ!

 

 

火球を防いでいる間に、斧を持ったミノタウロスがそれを振り下ろしていたのだった

 

 

(しまっ………)

 

 

金属の擦れ合う鈍い音と共に強い衝撃が悠を襲う

 

そして、さらに追撃で他のミノタウロスがその剛腕を振り下ろす

 

 

(ぐぁぁあ!)

 

再び強い衝撃が悠を襲う

 

 

(囲まれちまったのなら!)

 

 

緊急回避にブースターで高くに飛んだが……

 

無防備な状態の悠に火球が飛んで来た

 

 

 

iフィールドが間に合わず直撃してしまった、それにより、熱さを感じると共に地面に突き落とされる

 

 

(このままじゃ……死ぬ……死んじまう……)

 

 

 

ヴォモモモモモモ!

 

 

赤いミノタウルスがまた火球を手に作り始めているのが見える

 

他のミノタウロスも接近してきている

 

 

こんなところで……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな……ところで!

 

 

 

 

 

 

 

青い光があたりを照らした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー

 

そのときアイズはようやくミノタウルスたちに追いついた

 

(誰かを襲っている……)

 

 

アイズは走る速度を上げた

 

 

ミノタウルスは火球を投げた

 

(間に合わない!)

アイズがそう思った

 

 

 

 

しかし、それは何らかの結界弾かれた

 

そして、薄暗い中何かに青い線が走り光りを纏う

 

 

さらに、その何かが拡張しながら青い線がより大きな光となりそれは立ち上がる

 

 

アイズは助けることも忘れてただ分からない「何か」を見ていた

 

 

(なんなの……あれは………)

 

 

呆気にとられていた時

 

 

何か強烈なエネルギーがたまる音が聞こえた

 

そして………

 

 

 

 

バァァァァァァキュゥゥゥゥン!

 

 

 

「キャ!」

まぶしすぎる光と大地を振動させる大きな音でついアイズは小さな悲鳴を出してしまった

 

 

 

その耳をつんざくような音と共に強烈な光線が赤いミノタウルスを襲った

 

 

ほんの数瞬、その光線の大きな音に紛れてそのミノタウロスの悲鳴が聞こえた

 

赤いミノタウロスは魔石すら残らず消し飛んでしまった

 

 

 

 

 

そして、光線の光が収まった後、アイズは黄金に輝くツノが見えた

 

 

アイズ「なんなの……本当に」

 

 

ミノタウロスの大きさすら超える何かが姿を表した

 

 

人型の金属的な、そして黄金の身体に所々は青く光る金属が顔を覗かせている

 

 

ヴォモモモモモモ!

 

 

ミノタウロスは仲間の仇をうたんとばかりにそれに襲いかかる

 

 

「⁉︎」

 

 

アイズは我に帰り助けようかと考えた

 

 

しかし、先ほどの強烈な光線のことを考えるとなぜかそれが戸惑われた

 

 

その間に、ミノタウロスは斧を振り下ろすが……

 

 

それは手ではなく腕から出てきた赤く光る剣、それも金属ではなく魔法か何かでできただろう剣によって防がれた

 

 

 

さらに、その剣がもう片方の腕に一本両手に2本、計4本の剣作られる

 

 

力の均衡を保っていた衝突だった

しかし、黄金のそれが赤い剣を横薙ぎに払うことでミノタウロスが後退し、もう片方の腕についている赤い剣で突き刺された

 

ミノタウロスは魔石と化す

 

 

そこへ、ベートが到着した

 

 

 

ベート「アイズ!さっきの音は……あぁ⁉︎なんだありゃ!」

驚きのあまり口をあけた

 

 

アイズ「分からない……」

 

 

ミノタウロスの集団は瞬く間に駆逐されていく

 

 

ベート「あいつはモンスターなのか?

それとも人間なのか……」

 

 

アイズ「モンスターが今あれを襲ってるんだからモンスターでは……ないかもしれないけど」

 

 

ベート「人間じゃねぇだろ……ありゃよ………3mを超える人間かいるかっての」

そう言って、ベートは近づいていった

 

 

ベート「おいテメェ、人間なのか?」

 

 

「………」

ミノタウルスを駆逐し終えたそれは沈黙を続けた

 

 

「答えねぇなら、ぶっ飛ばすぜ!」

 

 

「………」

 

 

ベート「人間じゃねぇみたいだな……

んじゃぁ!行くぜ!」

 

今回の遠征で早々にダウンしたベートはエクセリアをあまり得られてなかった

 

それゆえに、18階層で回復したベートは思わぬところであったモンスターらしきものにすぐに襲いかかったのだった

 

ベートが飛び膝蹴りを加える

 

アイズ「待ってベート!それは……」

 

さらに、ベートは得意の蹴りをその巨体にかまそうとしたが

 

 

強烈な拳がベートを襲った

 

 

「ぐはっ!」

 

 

それにより、壁に叩きつけられた

 

 

「こいつ!」

 

 

アイズも、戦闘態勢に入り身構える

 

 

その時だった

 

射撃音がその場に響く

それの頭部から何かが飛んでくる

 

バルカンだ

 

 

ベートは即座に起き上がり回避が右腕を貫かれた

 

 

「ってぇ!なんだありゃ!」

 

 

さらに、そんな時に、リヴェリア、ガレス、フィン、ティオナ、ティオネが到着した

 

 

それを見た黄金のは……

 

 

 

腕に持った銃を一行に向けた

 

 

そして、アイズが聞いたあの音と共にその先端にとんでもないエネルギーが溜まる

 

 

(あの音は⁉︎)

アイズは戦慄した

 

 

「リヴェリア!【アイアス】を!」

アイズは大声で叫んだ

 

 

「っ⁉︎」

リヴェリアはそれに応じ、即座に唱えられる速攻魔法の守備型な魔法結界を貼った

 

 

バァァァァァァキュゥゥゥゥン!

 

 

 

「「「「「「ッ⁉」」」」」」

 

 

リヴェリアの結界を強烈な光線が襲う

 

 

「もた……ない……ガレス!」

 

 

結界が破られると共にリヴェリアはマインドダウン

 

そして、ガレスが盾を構えて前に出た

 

 

結界を超えて、なおも収まらない威力をガレスは盾で受ける

 

 

「うぉぉぉぉぉぉ!」

 

 

しかし、新調したばかりの盾が瞬く間に溶けて行く

 

 

ようやく光線が収まったときにはガレスの盾はほぼ溶けてしまって、そしてガレスの右腕は大火傷を負っていた

 

 

「オマエモテキカ!」

 

「「「「!」」」」

アイズ「っ!今、喋って……」

 

 

アイズはその声を聞いた

 

 

その3mを超える大きさで走って来た

歩くたびに地面がひび割れる

 

それだと言うのに、フィンでも速いと感じるような速度で駆けてくる

 

気づけば右腕には大きな爪のある手のようなものが展開していた

 

 

超振動……先ほどの光線とは違った不快音が響く

 

 

フィン(なんだあれは………嫌な予感がする)

 

 

「ガレス!応戦だ!動けるか?

ティオネ!ティオナも!」

 

「あぁ!分かっている」

「うん」

「えぇ」

 

ガレスは火傷した右腕を睨みつけながらも

残っている左手で斧を持ち立ち向かって行く

 

 

ガレス「うぉぉぉぉぉぉ!」

斧とその爪が激突するが………

 

 

「なぁっ⁉︎」

 

 

斧が衝突した瞬間粉々に砕けていった

そして、振り下ろされるその爪

 

 

すんでのところで、直撃を避ける

そして、それが地面についた途端

 

 

バギィィィン

 

 

地面を抉る

それにより飛び散ったものにティオネとティオナは直撃した

 

 

(なんて威力だ)

近くにいたフィンとガレスは冷や汗をかくほどの威力に肝を冷やした

 

 

しかし、連射音を皆は聞く

 

バルカンによる射撃だった

 

 

「っ⁉︎」

ガレスが安心したのもつかの間、また見知らぬ攻撃が襲う

 

 

ガレスにいくつもの銃弾が襲いかかる

 

 

「ぐぁぁぁぁ!」

 

その銃弾がやんだが………

 

 

 

 

ガレスは絶望を見ることになる

 

 

「わしも……ここまでか…」

 

 

あの恐ろしい攻撃を放すものを向けてエネルギーを貯めているのだ

 

 

自分に先ほどのリヴェリアの結界すら超えた威力の攻撃が向けられていた

 

しかし、自分は今の攻撃を受けて、足が動かない

 

「ガレス!立て!逃げろ!」

フィンが叫ぶ

 

 

「クソったれガァ!」

ベートがその攻撃を止めようと接近する

 

 

ベートが飛び蹴りをして背後から攻撃した

 

 

バァァァァァァキュゥゥゥゥン!

 

 

光線はわずかにそれてガレスの上を通り過ぎた

 

 

 

 

「テキ!タオスベキテキ!!」

 

 

バルカンが今度はベートを狙う

着地したばかりのベートには避けられなかった

 

 

足を貫かれベートはその場で膝をついた

 

「あ”あ”あ”あ”あ”あ”ぁ”ぁ”」

苦痛の叫びを叫ぶベート

 

 

それを見て、巨体は突進を開始する

さらに、先ほど放った攻撃前の音がなる

 

 

 

「や……べぇ……」

ベートは自分を殺さんと死神が迫って来ている……そう感じられた

 

 

 

 

 

「待って!私たちは敵じゃない!」

アイズは叫んで訴えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「テキ……ジャナイ……」

 

 

その声と共に、攻撃が止んだ

 

そして、青く光る黄金のそれはその光を消し拡張していたものがたたまれて小さくなっていく

 

そして、その後黒い光がそれを覆うと光が小さくなっていく

 

光が消えた後には倒れている人がいた

 

 

「こ、こいつ……やっぱり人間だったのか」

ベートは震えた身体で恐怖の対象を見ていた

 

 

 

 

 

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