ダンジョンに金の不死鳥がいるのは間違っているだろうか?   作:九十九階堂

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エイナはこの小説では、アイズのことも担当しています


第5話 因縁の仲(ヘスティアとロキ)

ロキファミリアはリヴェリアと見知らぬ少年を抱えてギルドについた

 

 

エイナ「お帰りなさいませ、ロキファミリアの皆さ……って波風くん!」

エイナは抱えられた悠を見て驚く

 

 

アイズ「エイナ……もしかしてこの人もエイナの担当?」

 

 

エイナ「はい!昨日も迷宮に入った初日だっていうのに無茶して………」

 

「「「昨日で初日⁉︎」」」

ロキファミリアの面々は驚いた

 

 

「お、おい、じゃあこいつ……

レベル1だってのか?」

ベートは驚く

 

「れ、レベル1だよね」

ティオナが信じられなさそうに呟く

 

「えぇ⁉︎波風君⁉︎

あなたはいったいどんな無茶をしたの?

 

全く、ロキファミリアの人たちがいなかったらどうするつもりだったのよ!

 

気絶しちゃって!」

 

 

エイナは意識のない波風を叱る

 

 

「いや、それなんだけど……ベートがこの人の事、攻撃なんてしなければそうならなかっただろうね」

フィンがベートを睨みつけて言う

 

「うぐ………

そ、それよりだ

 

こいつはいったいどんな能力を持ってんだ

 

それに、どこのファミリアだ!」

 

 

「いや……流石にそれは個人情報なので……というより能力なんて…」

 

 

エイナが答えあぐねているとき

 

 

 

「………ん…ここは…」

アイズの肩に背負われた波風が目を覚ます

 

 

エイナ「あっ!波風君!」

 

 

悠「ん?あれ?エイナさん?

どうして、ここに………ッ⁉︎

牛人間は!」

 

地面に足をつけようと飛び起きようとしたが、アイズにがっしりと捕まれ、動けなかった

 

アイズ「あっ………立ちたい?」

 

 

悠「えっ………なっ⁉︎」

波風は女の子に背負われていることをようやく気づいた

 

 

アイズに波風は下ろされると顔を若干赤くしていた

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

エイナ「波風君聞いたよ!

あなた9階層にまでいってたんだって!」

 

 

悠「あっ、そんぐらい下に下がってたんだ………

 

途中から数えるのめんどくさくなってきたから数えるの忘れてた

 

やっぱ、数えなきゃダメか……

 

あの牛人間たちはちょっと…」

 

 

エイナ「牛人間?ミノタウロスのことかな?

 

ミノタウロスは9階層になんていないと思うけど……」

 

 

「牛人間……牛人間って」

フィオナが笑っている

 

 

 

悠「あれは流石に死ぬかと思った

本当に……もう9階層以降に行くのやめようかな……」

 

 

エイナ「本当だよ!ロキファミリアの皆さんが助け…

 

あれ?そういえば、フィンさん……

ベートさんが攻撃したって……」

悠を叱ろうとしたとき、エイナはある疑問をもった

 

「ベートが彼?のことを攻撃したんだ。それで、彼?が僕たちに応戦した

 

それでこっちはリヴェリアが魔法を使ってマインドダウン、ガレスは盾を焼き尽くされて、右腕は大火傷、その後の戦闘でガレスと戦いをふっかけた張本人のベートが負傷」

 

 

エイナ「えぇ⁉︎波風君が⁉︎」

 

 

悠「え………え?俺があなた達を襲ったんですか?

 

牛人間がそこにいたんじゃ…」

 

 

「テメェ、本気で言ってんのか!」

ベートは怒鳴りながら襟元を掴む

 

 

悠「え?えぇ⁉︎いや………本当すいません、何も覚えてなくて……」

 

 

ベート「あぁん⁉︎んなわけ……」

 

 

「やめや!ベート、その子は嘘ついてあらへん」

ベートのその行為に物申すものがギルドの入り口から入って来た

 

 

ロキファミリアの主神ロキであった

 

 

「ちっ!仕方ねぇ」

 

波風を手荒く放した

 

 

 

ロキ「なんやなんや、何があったん?フィン?」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ロキ「君おもろいな!うちのファミリア入りや!」

 

 

悠「いや、ファミリアに入ってるから迷宮に入ったんですからそりゃあ、できませんって」

 

 

ロキ「んなもうちに入り直しゃいいやん!コンバージョンや!コンバージョン!」

 

 

悠「いやいや、流石に裏切れないですって………」

 

 

ロキ「うちのファミリアは大きいで?」

 

 

悠「生憎と俺は大人数のところが苦手でしてね。それで、今のファミリアに入ったんですよ」

 

 

ロキ「はははっ!何やその理由、主神は聞いたんか?」

 

 

悠「聞いて複雑そうな顔してましたよ」

 

 

 

ロキ「うーんホント勿体無いもんやなぁ」

 

 

そんな話を神ロキとしている最中だった

 

 

「あっ!ロキ!うちの悠君に何、ちょっかいかけてんだい!」

 

それを口にしたのは

ちょうど悠の帰りが遅いことを心配してギルドに来ていたヘスティアだった

 

 

ロキ「は?……ドチビ今なんて?」

 

 

ヘスティア「何をちょっかいかけ……」

 

 

ロキ「その前や」

 

 

ヘスティア「うちの悠君……」

 

 

ロキ「何やて!この子がドチビのファミリアやて!」

 

 

ヘスティア「ど、どうしたんだい?ロキ?あっ!まさか!」

 

 

ロキ「波風はん!何でや!よりによって何でこいつなんや!」

 

 

悠「いや、さっき言った通り……」

 

 

ヘスティア「何だいロキ!悠君に何の用だい!」

波風が最後まで答える前にロキと波風の間に割って入ってヘスティアがロキに突っかかる

 

 

ロキ「ドチビ!この子んスキルただもんやないやろ!」

 

 

ヘスティア「そうだけど!だからこそ

君なんかに渡すわけないじゃないか!」

 

 

ロキ「かぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!

ドチビにこんな悔しい思いをさせられたんは初めてや!」

 

 

ヘスティア「悠君!何があったんだい!」

悠に問い詰める

 

 

しかし、それにはロキが答えた

 

 

ロキ「うちのベートが、その子にちょっかいかけたんやけど見事に返り討ちにされたんや!集団で」

 

 

ヘスティア「何だって!悠君、何だってそんな無茶したのかい!」

 

 

悠「いや、今、その記憶がなくて困っている最中なんだけど……」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

その様子を遠くから眺めているものがいた

 

 

 

「あぁ……なんて綺麗なの!あの子の色は!

 

こんな緑色は見たことないわ……」

 

美神は、悠をじっくりとうっとりと眺める

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

波風は2人の主神が言い争っているのを遠目に、襲ってしまったであろう人たちに謝りにいった

 

 

 

悠「今日は、こちらの暴走により迷惑をかけてしまったようだな

 

申し訳ない……この通りだ」

深々と頭を下げる

 

 

フィン「いや、こちらこそ……

 

先に攻撃してしまったからこうなったわけで………」

フィンがそれに対応していた

 

 

ベートも下手に出た波風に物申すことができず、複雑な気分に苛まれていた

 

 

アイズ「あなたは……本当に昨日迷宮に入ったばかりなの?」

 

 

 

悠「そうだが……」

 

 

ベート「オメェ……その……よ……

なんだって、あんな姿になるんだ?

どんな魔法を持ってるってんだ?」

 

 

悠「すまないが、それは言えない……

 

主神に言わないよう忠告されていてな………

 

というより、あまり人に話さないものではないのか?」

 

 

ガレス「ベート!まだ懲りないのか?」

ガレスがベートを睨め付ける

 

 

ベート「ちっ……」

 

 

ティオナ「ねぇ君、そう言えば名前はなんていうの?」

 

 

波風「波風 悠という」

 

 

ティオナ「へぇ、なんか珍しい名前だね」

 

 

ティオネ「極東の名前に似てますね」

 

 

ガレス「しかし、ベートではないが、本当にお主のスキル、いや魔法か?

それにはわしも興味が湧いたものだ」

 

 

波風「えぇぇと……」

 

 

ガレス「あぁ、別段どんなものなのかは言わなくていい

 

ただあまりにも珍しくてな

 

それなりの数の人間にあってきたのだが似た能力を持った人間すら心当たりがなくてな……

 

それをいいたかったんじゃ」

 

 

波風「そうですか………

 

その……聞くところによるとあなたには一番ご迷惑をかけたと聞いたのですが……」

 

 

ガレス「気にせんでも良い!

先に手を出したのはこっちの方じゃわい

お主が気にする必要はないぞ」

 

 

ティオナ「あれ?そう言えば、波風君、ガレスには敬語使うね?」

 

波風「目上の方には敬語を使うものと習っていた、私がいた組織は特にそれが厳しくてな」

 

ティオナ「組織?」

 

波風「まぁ、ファミリアみたいなものか……

 

俺にファミリアのメンバーはいないがな」

 

ガレス「ほっほっほっ

年上を敬うとは、随分と古風な躾をされておったのじゃな!

 

そういえは、自己紹介がまだじゃったな………

 

わしは、ガレス・ランドロック、ドワーフじゃよ」

 

 

ティオナ「んじゃ、私も〜

 

ティオナ・ヒュリテでーす!よろしく!」

 

ティオネ「姉のティオネ・ヒュリテと言います」

 

ベート「ベート・ローガだ」

ふてくされた態度のベート

 

その一方で、ベートが自己紹介をしたことに周りは驚いていた

 

フィン「フィン・デュムナという…

このファミリアの団長をやっている」

 

アイズ「アイズ・ヴァレンシュタイン、

よろ……」

 

一通り挨拶が終えようとしたとき、ちょうどヘスティアとロキの言い争いが終えたようで………

 

ヘスティア「悠君!行くよ」

 

ロキ「アイズたん!帰るよ!」

 

 

そのまま、一行は不機嫌な2人によって解散されたのだった

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ヘスティア「はぁ〜、全く!

ロキったら失礼しちゃうよ!」

ヘスティアが愚痴る

 

悠「何があったんだ?」

 

 

ヘスティア「私のくせにレアスキルの持ちが初めてなのは生意気だとか

 

眷属が0だったから入ってもらえただとかさぁ!」

ステータスを更新しながら、ロキに言われたことを話す

 

悠「(後半は本当のことなんだがな……)仲いいんだな」

皮肉げにいうと……

 

 

ヘスティア「んなわけないでしょ!」

 

 

バチン!

 

 

悠「いった!」

 

 

ヘスティアが悠の背中を叩いた

そのあとは、綺麗に赤くなっていく

 

 

 

その後、へスティアが背中を指で触る

 

ステータスの表示が変わっていく

 

「へ?………」

 

 

 

 

《魔法》

【不死鳥の鎧】

詠唱(我は汝、汝は我、汝、真なる我なり)

・使用中、身体を鎧に変える

・使用中、レベルに応じた速攻魔法を習得

・効果時間は魔力に依存

・インターバルあり

 

 

《魔法(【不死鳥の鎧】使用中)》

【バルカン】

・魔力、力に依存

【シールド・iフィールド】

・魔法攻撃を防ぐ

・魔力、耐久に依存

・効果時間を消費

【ビームサーベル】

・魔力、力に依存した光の剣

【ーーーーーーー】

【ーーーーーーーーーー】

【ーーー・ーーーー】

【ーーーー・ーーーー−−】

【ーーーー・ーーーー−−】

【ーーーー・ーーーー−−】

【ーーーー】

 

 

《スキル》

【可能性の獣】

・【不死鳥の鎧】を習得

・【不死鳥の鎧】を使用中、レベルが一時的に上昇

 

【NT-D】

・一定条件で発動、レベルが一時的に大幅に上昇

・懸想の丈により効果向上

・バーサーク状態になるおそれあり

 

 

 

 

スキルや【不死鳥の鎧】使用後の魔法が増えたことも驚きだったが………

 

もっとあり得ないことが起きていた

 

 

Lv2

力:I10

耐久:I10

器用:I10

敏捷:I10

魔力:I10

 

 

「れ、レベルが上がった⁉︎ファルナを与えて2日しか経ってないのに!」

 

 

 

 

 

 

 

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