九死一生を得たら魔法少女になりました   作:夜祢亜

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九死一生を得たら友達が出来ました

それから、3日位経って…

 

僕は病室を移動することになった。

 

そこは七人部屋になっていて同じ年位の人が居ると聞いて、コミュ障気味な僕でも大丈夫なのか…と不安と緊張の波に揉まれながらも少し期待を胸に抱いて、ドアを開けた。

 

すると、廊下まで微かに聞こえていた、しゃべり声も止み…ってか、こっちじっと見てるし!!

 

「は、はじめまして。今日から同室になる、神流木 涙って言います」

「あっ、貴女が噂の神流木さん?」

「はい、僕は神流木ですけど…噂?」

 

そう言うと、茶髪でロングな身がほっそりとしていて、付いてることが出ているキレイな女性が立ち上がってフラフラと近付いてきた。

 

「大丈夫ですか?」

「(チッ)…大丈夫よ、思ってたより貴女…小さいわね」

「…ち、小さい(舌打ちされた…)」

「落ち込んでる頃悪いけど、それ、エコロだから」

「エコロ?」

「エコロケーション!!。音で見てんのよ…彼女は!!」

 

チッ…

 

今度は、ホントの舌打ちだぁ~と、落ち込む前に茶髪さんから頬っぺたを撫でられる。

 

その後抱きしめられだり、頭撫でられたり、手を握りしめられた。

 

「あ、あの…」

「ん?あぁ、ごめん。つい、いつもの癖で…知らない人から、いきなり触られたら驚くわよね?」

「え、えぇ」

 

1分位だろうか…見られた(触られた)後、やっとのこと、彼女からの拘束に解放された。

 

「え、えぇっと、自己紹介が遅くなってゴメンね。私は狙井 優津(ねらい うつ)。市立端奈学園 中等部2年よ…後、車椅子に乗ってるのは~」

「うーちゃん、いいわよ。自分でやるから…(コホン)私は、市立端奈小学校 6年4組 ティルナ・フォルン・クライチェフ・クドウ。日本名では工藤 ティルナよ」

 

その後…

あんたも、名乗りなさいよ…と、

工藤さんの力強い赤眼に睨まれ僕も遅くながら自己紹介をすることにした。

 

「えー、市立端奈南小学校 6年7組 神流木 涙と言います。趣味は…」

 

そこで、さらりと言ってしまった。

 

「魔法少女になって、魔獣を倒すことです♪…(あっ|||)」

「「えっ?!」」

 

あ、多分退かれた。

工藤さんなんて顔が引き吊ってるし…

そんな、中でも話を続けてくれた。

 

「それは、ゲームとか…コスプレとかの話よね?ええ、まだ、小学生ですもの」

「いや、私は…ちょっと、ひくわ」

「いや、本当の話です」

「「まじで?」」

「リアルに誓って…」

「あんた、頭でも打ったんじゃないの?心身に問題ないからって…」

「工藤さん、本当です…」

 

分かりました、では見せます…

 

(魔法装甲…起動…( セ ッ ト、オ ン ))

 

そう、心の中で呟くとペンダントの丸水晶が輝きだし、僕は神秘とも言える光に包まれる。

 

「え、これ…特撮じゃないわよね。うーちゃん大丈夫??」

「何?」

「いま、かんちゃん。変身してるみたい…うーちゃん、何か分かる?」

「ちょっと、風が吹いてるのと…空気?なに、これ(チッ)…何て言えばいいんだろ、神社?」

「あ、収まってく…」

 

そこには、患者服を来た僕でなく…3日戦線を共にした戦闘服に転身した。

 

「あれ、かんちゃん?何か、神々しい雰囲気…触っても?」

「いいですよ♪」

「何かのトリックよ。多分、リアルに変身なんて…」

「信じてもらえますか?」

「私は、良いけど。ティナが…疑いの雰囲気」

「私は、奇跡とかオカルトとか信用しないからね…この世は金と運よ」

 

あーいう、性格の子だから。根は悪くないのよ…

と、僕に耳打ちしてくれ、何だかほっとした。

 

「そう言うことで、新しく入ってきたかんちゃんを歓迎しましょ。ティナ」

「し、仕方ないなぁ…認めるよ。魔法少女はいますぅ…よろしくね、かんちゃん」

「だから、さっきから…かんちゃんって」

 

あ~、それはティナが考えたアダ名よ。るいちゃんじゃ味気ないから、かんなぎを略したんだって、ね♪

 

そう言われた、車椅子の主は顔を明後日の方向へ向けた。

 

 

 




ティナと、うーちゃんの紹介はもう少し後になったらやる予定です。
第1話等で登場しているきゅうべですが…実は原作と違い、左目に傷があり…片目です(と言う設定を記載するの忘れてました(涙))

基本は毎週日曜に更新する予定です。

以上、夜祢亜でした~バイチャ
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