作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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4-3 姫松

姫松高校・・・今年の夏はシードでは無かったものの、準決勝に進んだ強豪であり、伝統ある高校だ。

 

「憧、今回は姫松と千里山の合同練習に混ぜてもらう形だから失礼の無いようにね。・・・まぁ、憧に限ってないか。」

 

「糧にしていきます。」

 

「その調子だよ。さぁ、頑張って!!」

 

 

 

 

 

 

「今日はよろしくお願いします!!」

 

「よろしく!!・・・えっと、新部長の愛宕絹恵です。」

 

「千里山の新部長の船久保浩子や。フナQでええよ。」

 

「阿知賀女子の新子憧です。今日はよろしくお願いします!!」

 

「固い固い、噂は聞いてるからゆっくりやろうや。まぁ、うちらも会場借りてる側だから偉そうに言えんけど。」

 

「あかん、フナQ、こういう時どうすれば良いかわからん!!」

 

「ハァー、ちーさい頃から見てたがこれ治って無かったんかい!!シャキッといけや!!」

 

 

 

 

 

 

 

「仲良くやってるね~。」

 

「赤阪さんも強かやな。フナQ使ってうちの子の精神的に成長させるとか。」

 

「いや、愛宕さんあなたも何か企んでますよね。」

 

「せやな。みんな何かしら企んでる、でもそれwin-winの関係やろ。それならいいやんか。」

 

「赤阪さん珍しく良いこと言うやんか。何か起こるで。」

 

「ややな。そんちゃいますよ。」

 

「コントは一旦置いといて、赤土さん、阿知賀女子は大丈夫なんか?エースの子が病死して、部長も辞めたらしいやんか。3年の子は引退だし、ドラいっぱい来る子は今日来とらんし。」

 

「ドラの子の玄は精神的に来てまして・・・来年までに立ち直れば良いかなぐらい深刻で・・・今麻雀できるのが今来ている憧だけなんですよ。」

 

「副将の子やろ、何かインパクトに欠けてる記憶が有るんやがどうなん?」

 

「エースだった穏乃の死で覚醒しましたね。正直本気でやらないんでどれぐらい強いかわからないんですけど。」

 

「へぇ、ええやん。漫の起爆剤にならんかな?」

 

「ちと見てみる?」

 

「ええよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

(なんなん・・・導火線ごと濡らされたんやけど・・・絶対に起爆しないパターンや。)

 

「阿知賀の憧だっけ?私に何したん?」

 

「見て可能性を摘み取った。」

 

「可能性?」

 

「その道筋上に無数に存在する可能性のうち1つを選ぶ。まぁ、凄まじく頭使うし、可能性が極端に少なかったりすると破られるけど、現状よくわかってないし。」

 

「なんや?ネタばらしてええん?」

 

「穏乃から受け取ったものだから、私の力じゃない。というか正確に説明できないの、可能性?もどこまでの可能性かわからない。」

 

「ほぇ、凄いんやな。」

 

この凄さは普通は理解できない。

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