作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

3 / 16
プロローグ3

平等に飛ばした。

山を支配しているのでとても簡単に試合が終わる。

それは完全に作業である。

玄やにわか先輩とも当たったが、ドラが無くても和了は可能であるため、その事を前提に打てば連荘で止まらなくなり飛ばせた。

大戦中私の顔になにかあるのかわからないけどギョッと眼を見開くのは止めてほしい。

正直怖い。

 

 

 

 

 

 

全国では失格になった。

原作キャラに会いたいと切なる願いがあった・・・いないかな~と集中力が切れてしまい、多牌をしてしまってルール違反で敗北した。

東京見物をしたあと決勝を見ることなく奈良に帰った。

 

 

 

 

 

麻雀に対しての熱が冷めてしまい、一年時以降は麻雀カフェでたまに打つ以外はしなくなり、進学勉強にうちこんだ。

そーんで何事もなく京大の教育学部に合格。

京大、東大とかの頭の良いところは麻雀部は本当に強いが、私は登山サークルに入部してフツーの学生時代(エベレスト登頂2回を果す)を過ごした。

 

 

 

 

 

・・・んで、何をとちくるったかわからないけど、自身がまだ原作キャラに会いたいという思いがあり、とあるプロ麻雀クラブの入団テストに参加した。

テスト費に1万取るのはボッタクリの感じがしたけど・・・。

 

「冷やかしなら帰れやぁ。私たちはガチだからねぇ。」

と私を冷やかしと決めつけて言ってくる20代後半の女性がいたのでガチで叩き潰した。

それを見ていたスカウトの人が合格を言い渡してきた。

 

 

 

 

 

 

 

『3順目・・・三重フリークス指名高鴨穏乃22歳。』

麻雀ドラフト会議で呼ばれた。

ニュースや新聞では経歴が経歴なので天才だのプロでは無理だ等散々なことを書かれた。

・・・三重原作キャラいない・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

プロでやること5年、原作キャラの数人とは対戦することができた。

私の勝率は8割り近く、蔵王大権現という物騒な渾名をつけられて頑張っている。

よく会うのがうるさい愛宕洋榎とその妹、フナQの3人だが、東京や長野の原作キャラには会えていない。

悲しい。

 

 

 

 

 

見えない天幕事件が私のプロ人生にトドメをさした。

高校時代は完全に潔癖だったプロ麻雀業界も時代が経過すれば膿がたまるということだ。

全盛期と呼ばれるくらい調子の良かった私はほぼ負け無しで過ごしていたので真っ先に疑われた。

庇ってくれるような親友もおらず、グレー扱いで、麻雀業界の人柱とされてしまった。

チームからは年俸の1割りを毎年口座に振り込むことを約束してくれたので生活には困らないが・・・関西麻雀業界はすさまじい打撃を受け、京大麻雀部に強制捜査が入るくらいだった。

 

「35歳・・・ひっそりどこかに行って第2の人生を歩もうか。」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。