テストが終わったと思ったらまたテストがあります。
気長にちょくちょく見ていってください。
何も考えずにジャギィの群に突っ込んで行く。
これが漫画のヒーローだったらカッコいい掛け声と共に敵を一瞬で蹴散らすが、今の俺にはそんな力なんて勿論ない、勇気もない。
今は走ることに集中するだけでいっぱいだ。いくらリラックスしたとはいえ、やはり命をかけるとなると怖い。声なんかだしたらそのまま泣き出してしまいそうだ。
(怖くない…怖くない…怖くない…逃げるな、俺)
どこかのアニメの主人公のようなセリフを頭の中で自分に言い聞かせながら、恐怖をうち払おうとする。
そんな事を考えている内にジャギィの群まで後数メートルの距離になってしまった。
ザシュュュッ!!!!!
自分で振るった攻撃とは思えない程の気持ち良い音があたりに響く、真上から思いきり両手で太刀を振り下ろしたのだ。どうやら上手く体を真っ二つにできたようだ。まず一体目。
剣を振るった瞬間右方向に身体をずらす、後ろから生暖かい息と凶悪な気配を感じていたからだ。
刹那、ジャギィの牙が俺の腰の辺りをすり抜けていった、とても危ないとこだった。多分この程度の相手、噛みつかれても問題ないのだろうが、やはりジャギィの口がとても汚そうだったのでご遠慮する。
戦闘中にこんな事考えていいのだろうか?
頭ではそんな思考を巡らしながら、攻撃の手は休めない。回避した勢いのまま回転し、回転斬りを放ちながら、戦況を確認する。
盾のついている武器ならば、攻撃と防御を組み合わせる必要があるのだが、太刀には盾はついてはいなく、ガードするには刀身が狭すぎる。なので太刀使いならば攻撃あるのみだ、短期決戦に持ち込もう。それならば戦闘経験の少なく、武器の使い方や、立ち回りの仕方が分からない俺でも少しは勝つ確率は高くなるかもしれない。そして、今持っている武器が強力な武器である、よって、その戦法はより楽になるかもしれない。
(よしッ、短期決戦だ!!)
先程回転斬りを加えたジャギィはまだ生きている。だが、明らかに動きは鈍い。死に至らなかったようだか、もう瀕死の状態なのだろう。
(………いけるか?)
俺は突撃を仕掛ける事にした。
突撃といえど慎重に攻める。各個撃破の作戦だ。
先程傷つけた瀕死のジャギィを狙う。奴は傷のせいで殆ど動けない状態、距離を詰めるのは簡単だった。
「…………くらえこれでもくらえッ!!!!!」
太刀を横にたて、ジャギィを横切るように攻撃を浴びせる。そのままジャギィはふっ飛び、横たわる倒せたようだ。これで2体目。
(あと一体…………どこへ行った?)
さっきまでここにいたのに…。さっきのジャギィを倒す事だけに集中していたので残りの一体をみていなかった、……不覚だ。
ギャァオゥギャャャ!!
不意に後ろから鳴き声が聞こえる。
(………………⁈)
急いで振り返ってみる。
少女に向かって走っていくジャギィが見える。
あいつ、味方を囮に使ったのか……。なんてセコい野郎なんだ。そう考えているうちにもジャギィは少女への距離を縮めていく。
追いかけようとしたが、相手はモンスターだ。いくら俺の足が速くてもフライングされたモンスターの足に追いつける筈はない。
クソっ、賭けに出るしかないのか。
俺は大声で叫ぶ。
「伏せろォォォ‼」
少女が伏せたのを確認してから太刀を大きく振りかぶ、思いっきり放つ。いわば野球でいうサイドスローの投げ方である。
ヒュュゥン
太刀は俺の想像した通りの軌道でジャギィに一直線に飛んでいく。
ザクッッッッっ‼
刀身の先端がジャギィの頭部に突き刺さる、そのままジャギィは地面にバタンと倒れた。そして二度と起き上がらなくなった。
勝った…
勝ったんだ‼
俺はつい足の力が抜けてしまい、地面に寝転がってしまう。
息もこれまでに味わった事がないぐらいハァハァ言っている。
残った気力で兜を外すのが精一杯だった。
「……あ、あの…もう大丈夫ですか?」
さっき、極度に震えながらしゃがんで頭まで手で覆い隠していた少女の声が聞こえてくる。
が、今は力が上手く入らずそっちを見ることができない。
「ふぅーっ。ああ、もう大丈夫だ。敵はもういないよ、心配しなくていい。
………ごめん、上手く力が入らないんだ、少し待っていてくれないかな?」
俺はそう答えて、とりあえず息を整える事にした。
その間に少女が太刀を死んだジャギィから引き抜き、俺の所まで持ってきてくれた。
「はい、これ。」
「あ、ありがとう。」
少女は100%の笑顔で俺をみてくる、とても眩しい笑顔だ。
前世で女の子と関わるのが極端に苦手だった俺は顔が赤くなってしまう。
「……?顔が赤いよ、どうしたの?」
「い、いや何でもないよ」
とても不思議そうな顔で首を傾げながら俺の顔を見つめてくる。とても緊張してしまう。
その少女は今まであまり見たことのなかった金髪で肩まで伸びていて、これもまたあまり見たことのない碧色のキラキラした瞳をした女の子だった。小柄で顔も整っており、美人というよりはとても可愛いらしく、守りたいという衝動が芽生えてきそう…。彼女を一言で表すなら天使と比喩が1番似合うだろう。
年齢も近そうなので話も少しはしやすいと思う。
「私はクリスタ、クリスタ・レンズっていうの‼あなたの名前は?」
「俺の名前は、あー…、タカ・カゼミヤだ。よろしくな、クリスタ。」
ご指導頂いので設定を書きたいと思います。
とりあえず主人公だけですか…。
風宮鷹
・年齢 15歳
・身長 178cm
・体重 60kg
・髪 黒髪、BUMPの藤君を全体的にとてもサラサラにした感じです。
・顔立ち 整っている顔、目は細い
・肌 少し色白
・趣味 読書、友達とダベる
・長所 スピード、脚力、体幹
・短所 スタミナ、パワー
・優しく、基本的には皆と仲良くしたいと思う性格で慕われやすいが、女子が苦手な性格で、女子と喋るとすぐに赤面してしまう。常識人だが、テンションが高いと壊れてしまう…。
足がとても速く、高い機動力で相手を翻弄するが、パワーが問題点(筋肉がない)
とりあえず設定でした……。
世界観はまだあまり考えていません^^;
一応の設定では、完全をモンハンの世界で、進撃の巨人はキャラがでてくるだけです。
アドバイスや感想などよろしくお願いします。