真・恋姫†無双 北郷警備隊副長   作:残月

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大変お待たせしてしまいました。気が付けば一年経過……

今回もネタ祭りです。


第三百九話

 

 

◆◇side雪蓮◇◆

 

 

待ち望んだ純一との模擬戦。本気の戦いをする純一は私の想像の上を行く程に面白い。

気弾を放ち、肉弾戦に挑み、私の虚を突く……本当に予想が付かない戦い方をするだけに私のワクワクは止まらなかった。

 

魏の将である春蘭や華雄、凪に純一の戦いぶりを聞いてある程度は戦い方を想像してたけどまだまだ出てくる技の多さに私は舌を巻く。

さっき肘に受けた技の影響でまだジンジンと痛むけどまだ戦える。そう思った矢先、純一は拳を握った状態から腕を交差して力を貯める様に構えた。

 

 

「バーチカル……ギロチン!」

「くっ……!」

 

 

純一が交差した腕を素早く広げると交差した腕から気弾が飛んできた。咄嗟に剣で防いだけど技の威力が高い。

この間合いだと純一の思う壺になってしまう。距離を詰めようと思った私だったけどさっきの技を放った純一は既に私に接近していた。

 

 

「疾風三連撃!」

「この程度で!」

 

 

流れる様に放たれる拳や蹴りを私は避けながら純一の胴体めがけて私は剣を横凪に振るう。しかし純一は既に跳躍し飛び上がっていて私に飛び蹴りを放とうとしていた。

私は咄嗟に防ごうと剣を構えたら純一は剣の腹に飛び蹴りを当てた。

 

 

「萬烈崩山脚っ!」

「ちょ、きゃあっ!?」

 

 

単なる飛び蹴りかと思ったら純一は剣の腹に当てた飛び蹴りを基点に何度も蹴りを叩き込んできた。その衝撃に思わず剣が手から離れそうになったけどなんとか耐え抜いた。

このまま耐えて動きが止まったら反撃に……

 

 

「って嘘でしょ!?」

「しゃっ!斬影拳!」

 

 

まさか武器破壊を目論んでたの!?驚く私に純一はそのまま肘を放ってきたけど私は剣を投げ捨てて、純一の肘を受け流す。

 

 

「甘いっ!痛っ!?」

「待ってた!獅子噛っ!」

 

 

純一の顔面を殴り飛ばそうと拳を振り抜いたら純一は腕を交差して私の拳を受け止めてギリっと締め上げた。更に私が蹴りを放とうとした瞬間、純一は私の体を宙に浮かせながら体を半回転させられ、投げられた!と私が思った時にはもう体は宙を待っていた。

 

 

「SMASH!」

「こんのおっ!」

 

 

宙に投げられた私だけど片手はまだ純一の片手を掴んでいた。純一が宙に浮いた私を狙い打ちに殴ろうとした瞬間に合わせて拳を放つ。私は咄嗟に腕を引いて純一の体制を崩したから避けれたけど純一は私の反撃を予想してなかったのか綺麗に顔面に当たった。

 

 

「まだだ!メビュームダイナマイ……く、ふっ……!?」

「それはさせないわよ」

 

 

純一が気を練り上げて私のに抱き着こうとした瞬間、私は両足で純一の首を締め上げた。

純一の今までの戦い方は聞いていたし、凪からも純一の気の得意技は自爆だと聞いていたから何処かで使ってくるとは思ってたから警戒していた。

だからこそ自爆技を使う前に純一を止めたかった……あの夢の事もあったし純一が自爆する技は見たくなかったのよね。

暫くして純一がクタッと力が抜けたのを確認して私は純一の首に挟んでいた両足を離して後に座り、純一の頭を膝に乗せる。

 

 

「そこまでやな。勝者、雪蓮やっ!」

「やっ……ぱ……勝てなかったか」

「結構キツめに絞めたのにまだ意識あるの?頑丈ねー」

 

 

霞の判断でこれ以上は無しとなり私は勝った。純一はまだ意識が残っていたのか私の膝枕で動けない状態で話しかけて来た。

 

 

「でも強かったわよ。もうゾクゾクしちゃった」

「俺を誰だと思ってる?恋の専属対戦相手だぞ?それに魏の将は大抵俺と戦いたがるから受け止めてやらないとなんだよ」

 

 

私が純一との戦いに満足した事を告げれば純一は何処か遠い目で語った。そっか恋や春蘭、華雄に霞と私と同じで戦いに飢えてるのが沢山いるから自然と強くならざるを得なかったのね。その為に誰かを受け止めようと必死だったから純一は……夢の中の純一は……

 

 

「ねぇ、純一」

「ん、どうし……?え、しぇれ……ん!?」

 

 

私は思わず純一に口付けをした。あー、驚いてる純一可愛いなぁ。

 

 

「あ、あの……雪蓮さん?」

「んふふー……純一、だーい好き」

 

 

驚く純一に私は満面の笑みで答えた。

この後、きっと桂花や華雄とモメるだろうけど……純一とならそれすら面白くなるんじゃないかと思ってしまった。

 





『バーチカルギロチン』
ウルトラマンエースの技の一つ。
両手の拳を握り、胸の辺りで腕を交差してエネルギーを溜めた後に腕を上下に勢い良く開く。開かれた両手から半月状の光線が放たれる。
エースの切断技の一つとして有名であり、食らった怪獣はもれなく真っ二つになっている。

『疾風三連撃』
『GEAR戦士電童』の主役メカ『電童』の技。
足払い、正拳突き、回し蹴りの連続攻撃。複数パターンがあるが基本的に流れる様に三連続で技を繰り出す。

『萬烈崩山脚』
『魔女娘ViVian』の主人公『あかり一休』の必殺技。一発の飛び蹴りを放つ動作で数十発の蹴りを繰り出す。トータルで20tにも及ぶ衝撃になるとされている。

『斬影拳』
KOFシリーズで『アンディ・ボガード』の技。
素早く地面を滑る様に肘鉄を相手に叩き込む突進技。

『獅子噛』
『陣内流柔術武闘伝 真島クンすっとばす』の陣内流柔術の奥義の一つ。
相手を立ち関節に極めた状態から捻り上げて投げ、平衡感覚を狂わせた後、自身にとって攻撃しやすい体勢に持ち込む技。

『デトロイトスマッシュ』
『僕のヒーローアカデミア』の主人公『緑谷出久』使用する技。
元々は師であるオールマイトの技だが、オールマイトから個性OFAを受け継いだ緑谷が憧れと尊敬を込めて使用するパンチ。OFAを使用して放つ拳の威力は凄まじくコントロールが覚束ない頃でも『大型ロボを一撃で破壊する』『ビルの一階から三階まで床を破壊して吹き抜けにする』等、規格外のパワーを秘めている。

『メビュームダイナマイト』
ウルトラマンメビウスが使用する技。師であるウルトラマンタロウのウルトラダイナマイトを参考に編み出した技でメビウス版ウルトラダイナマイトとなっている。
技の威力も高く、強化エースキラー(メビウスキラー)を跡形もなく消し飛ばす破壊力を有している。
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