真・恋姫†無双 北郷警備隊副長   作:残月
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第三十七話

 

 

 

顔良と文醜からもたらされた袁紹の話とは反董卓連合の話だった。

 

『董卓の暴政に、都の民は嘆き、恨みの声は天高くまで届いている』と言うことで皆で董卓を倒そうと声を挙げたらしい。その連合には袁紹を筆頭に袁術、公孫賛、馬騰等の三国志の有名な武将の大半が名を連ねていた。恐らくだが劉備もいるんだろうな。

 

だけど、反董卓連合なんて名ばかりの物で実際の所は董卓が権力の中枢を握った事への袁紹の腹いせらしい。しかも文醜はそれを否定しなかったとか。

要は統制の取れていない都の文官がやりたい放題にしている事を、董卓の所為にして滅ぼして更なる権力増大をする為なのだろう。なんとも頭の痛くなる話だが、この世界は少なくともそんな世界なんだよな……俺や一刀の居た平和な時代とは違うんだから。

 

そして大将はこの連合に参加を決めた。下手に逆らって波に飲まれるよりも波の先に立って波の頂にいたいと思ったとの事だ。つまりは混乱が起こるのを外から見るより、内側からしっかり見届け、確実に収めたいって事なんだろう。

 

だが正直、気乗りはしない。話を聞く限りでは俺の知る歴史とは既に大きく違ってきてる。本来の歴史なら董卓は暴政を確かにしていたのだが、この世界の董卓は寧ろ状況を良くしようとしていたのだ。それを袁紹はコレ幸いと攻める事にした。正しいことをしようとした結果がコレだ。

大将に言わせれば隙を見せる方が悪いとの事だが……

まあ、ともあれ反董卓連合には俺や一刀も行く事になった。天の御遣いを広める為と俺達に諸侯の皆を見させる為とか。

 

まあ、そんな訳で戦場に行く事ともなれば戦わねばならない事態に陥るかもしれない。毎回、自爆する訳にもいかないので新技開発だ。

何気なく行った事だったが拳に気を纏わせて戦うやり方もありだと思った。なんせ季衣のガンダムハンマーを弾く事に成功したのだから。

 

凪の話では俺は極端な才能らしい。と言うのも気の放出や武具に気を纏わせる等本来は達人の領域らしい。だが気を手のひらに集中させたりするのは寧ろ基本型なのだが何故か俺は不得手なのだ。要は順序がバラバラなのだ。

アレだ、スーパーサイヤ人になれるのに空を飛べない的な。

それを嘆けばどうにかなる訳ではないので対策は必要だ。その対策の一環が『武器』になるだろう。

武器の使用で技の範囲や戦いかたの幅も広がるが……普段から気を使った技ばかりなので今一武器を使う感覚になれない。レプリカ剣や兵士の使う槍などは使用したが本格的には使ってない。

だったら、いっその事、凪みたいに籠手とかにするか?

真桜に頼んで鉤爪とか収納式のを作ってもらうか。そうすればベアークローからのスクリュードライバーを放てる筈だ。でも全体力使った技を回避されてトドメを刺されるのは嫌だな。

まあ、ベアークロー無しでもマッハ・パルバライザーとかもあるけど……前回失敗した超級覇王電影弾の二の舞にならないように気を付けよう。

 

 

 

因にだが凪の話では気は二種類存在して『内気功』と『外気功』に分かれる。

内気功とは自分で練り上げた気を使う事で外気功とは自分以外の気を吸収して使用する事らしい。ただし外気功を使えるのはそれこそ五十年は修行した者が使う技らしく凪にも使えないそうだ。コレを聞いた俺は『元気玉』を試す事を諦めた。

 

 





『ベアークロー』
ウォーズマンの手の甲に収納されている鉤爪。武器ではなく、あくまでウォーズマンの体の一部の認識。

『スクリュードライバー』
ウォーズマンの代名詞とも言える技の一つ。
片手のベアークローを突き出し、錐揉み回転しながら相手に突っ込み刺し貫く。この技で数々の超人たちを再起不能にし、ラーメンマンにもトラウマや後遺症を植え付けた。

『二刀流ベアー・クロー』
七人の悪魔超人編でバッファローマンに放った起死回生の一撃。普段は片手だけで使用するベアー・クローを両手から出し(100万+100万で200万)、トップロープから普段の2倍のジャンプを行い(200万×2で400万)、さらに3倍の回転を加えることにより(400万×3で1200万)、一時的に超人強度1200万パワー相当の威力を発揮したスクリュー・ドライバー。その際、全身が発光して「光の矢」となる。
この計算式はウォーズマン理論と呼ばれる。

『マッハ・パルバライザー』
両手を合わせ全身をドリル状に錐揉み回転させて相手を穿つ突進技。鉄柱を軽く砕く程の威力を持つ。
キン肉マン二世でクロエ(ウォーズマン)が弟子のケビンマスクにベアークローを使用しないスクリュードライバー『マッハ・パルバライザー』を伝授した。

『元気玉』
ドラゴンボールで悟空が界王から学んだ技の一つ。両手を上げ、自然からエネルギーを少しずつ集めて球体を作り、それを投げつける技。 集める量によっては小惑星程のサイズも作成可能。







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