べるぜバブ 石矢魔最強の不良教師   作:コッコ

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再会

翌日、竜崎は執拗に男鹿から赤ん坊を押し付けられそうになった為、今日は学校をサボった。竜崎は途方もなく歩き回った。

 

「はぁ、全く何て奴だ。赤ん坊を押し付けようとしやがってお陰で昼寝をしなおせないじゃねぇか」

 

竜崎は両手をポケットに入れて歩いていると大勢のスッポン校の不良が歩いている所を見た。竜崎は不適に笑うとスッポン校の不良達の方へ歩いていき人気の無い所へ行くと声を掛ける。

 

「おい、てめぇら」

 

「あぁん、何だてめぇ」

 

「俺は石矢魔の教師黒宮竜崎て言うんだ。俺は今な虫の居所が悪いんだ・・・殴らせろ!!」

 

竜崎はそう言うと不良の一人である顔を殴った。殴られた不良は吹き飛ばされそれを切っ掛けに不良達はブチ切れた。

 

「てめぇ!やりやがったな!!」

 

「ぶっ殺してやる!!」

 

一斉に不良達が殴り掛かってくるが竜崎は蹴りを入れると一斉に不良達はぶっ飛んだ。竜崎は吹き飛ばされなかった残りの不良に素早く迫り連続でパンチを食らわした。

 

「無茶苦茶だ・・・」

 

数分後、不良達は全滅し竜崎は不良の懐を漁って財布を抜き取る。

 

「しけてんな・・・」

 

竜崎は財布の中身を半分だけ取り額を合わせると4万ちょっとだった。沢山いた筈の不良の金がこんだけだと言うのは竜崎にとっては生活費にすらならなかった。

 

「こいつら最近、家の近所を荒らしてたから絞める次いでに金に困って久々に喝上げしたら・・・はぁ」

 

竜崎は溜め息をついて歩こうとした時、後ろ誰かの足音が聞こえてきて竜崎は振り返った。そこには茶髪のスーツ姿の女性が立っていた。

 

「り、竜崎くん?」

 

「幸・・・?」

 

幸と呼ばれた女性は周りを見ると竜崎によって殴られたり壁にめり込んで気絶している不良だらけだった。幸はそれを見ると竜崎を睨み付けた。

 

「あなた!良い年した社会人が喧嘩したの!!」

 

「誤解だ!!こいつらが先に仕掛けてきたんだ正当防衛だ!!」

 

「う、嘘つけ・・・」

 

竜崎の言い訳は一人の不良によって崩れ去り幸は完全に切れた。竜崎は冷や汗を流しながら幸を見ていた。

 

「この・・・嘘つき!!」

 

「ぐはッ!?」

 

幸の右ストレートが竜崎の右の頬を思いっきり殴られ倒れた。その後、竜崎は頬を腫らしながら幸と喫茶店に入っていた。

 

「おい幸。お前は元六騎生なんだから手加減しろよ」

 

「あなたもそうでしょう」

 

六騎生とは聖石矢魔学園に存在する部長連合言わば自警団みたいな存在だった。六騎生はその部活で補った技と身体能力で内部の風紀と外部の素行の悪い生徒等を狩っていた。ちなみに竜崎は"特別枠"で幸は空手部の部長で入っていた。

 

「俺は好きで六騎生に入った訳じゃない。お前が勝手に入れただけだろ」

 

「あなたは聖石矢魔学園においては最強クラスの不良だったじゃない。あなたを放置してると問題をすぐに抱えて来るから目の届く場所に置いたのよ」

 

幸は溜め息をついて頭を抱えた。卒業してからと言うもの竜崎とは別の大学に行った為、目が届かなかったがまさかまだ喧嘩三昧をしているとは幸は思っても見なかったのだ。

 

「所であなたは何に就職したの?まさか無職・・・」

 

「違うわ!!教師だよ教師。教員免許が取れてそれで石矢魔高校で教師してる」

 

「石矢魔高校か・・・」

 

ヤンキー率120%石矢魔高校と巷で噂の的になる程の問題児の集まる巣窟なのだ。そこに教師として受任している竜崎が石矢魔高校で血の雨を降らせている想像しか出来なかった。

 

「いやお前!何で血の雨を降らせている想像してるんだ!!」

 

「勝手に頭の中を読まないでよ・・・」

 

幸はツッコミを入れるとまた溜め息をついた。

 

「そう言えばお前の仕事は?」

 

「あなたと同じよ。聖石矢魔学園の教師」

 

「へぇ、まぁお前ならあり得なくはないな」

 

竜崎は幸の職業を聞くとコーヒーを一口飲んだ。

 

「あら、もうこんな時間。竜崎くん私のお昼休憩終わったからもう行くわね。お代ここに置いとくから」

 

そう言うと幸は喫茶店を出ていくと残された竜崎はゆっくりとコーヒーを飲むのだった。

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