べるぜバブ 石矢魔最強の不良教師 作:コッコ
夕方、竜崎は始末書を黙々と書いていたが静かにペンを置くと立ち上がって外へ出ようとしたが扉の先に幸が腕を組んで立っていたわ
「どこへ行くつもり?」
「あの馬鹿共の事だ。必ず彼奴らに喧嘩を買いに行く。俺はそれを止めに行くだけさ」
「本当は止める気は無いくせに?」
幸が鋭い目付きで竜崎を見つめる。竜崎は黙ったままだったが幸の隣に立った。
「確かに止めるつもりは無い・・・だが、彼奴らがやり過ぎた時には止めるさ」
竜崎はそう言うと屋上へと足を運ぶ。長い階段を上った頃に既に事は起こっているのか喧騒が聞こえる。屋上の扉近くまで来ると古市と山村と藤崎の三人が除いていた。
「おめぇら何してる?」
「く、黒宮先生・・・これは、その・・・・・・」
「大方、彼奴らの喧嘩を見に来たんだろ?俺もさ」
竜崎はそう言うと扉越しから屋上を除くと三木と他三人と男鹿、邦枝、姫川、夏目の八人が喧嘩をしている。六騎生の一人は既に脱落しているが。
「彼奴ら本当に仕出かすな。新生六騎生もそれなりに強い」
最初は男鹿達が優勢だったが次第に押され始めていた。夏目は押さえつけられ姫川はボロボロになっている。男鹿は三木に八神拳と思われる技と食らい膝をついた。三木が止めをさそうとした時、三木が誰かに飛び蹴りを食らった。
「よぉ、盛り上がってんじゃねぇか?」
神崎が乱入し、男鹿達の戦意は上がった瞬間、男鹿が神崎をぶっ飛ばした。
「ひでぇな・・・」
竜崎もひどいと言える程の理不尽極まりない行動だった。男鹿は三木に反撃を仕掛ける。必殺技をしているが結局いつもやっている事したやっていなかった。三木はそれを避けると黒いオーラを放ちながら構える。
「ちッ!」
竜崎は飛び出そうとした瞬間、三木は一人の女子生徒に止められた。竜崎は観戦に夢中で気づかなかった。
「ふぅ、何とか収まったか・・・」
「今の何なんですか先生!」
「俺にも分からん・・・」
古市が三木のあの技の事を質問したが流石に竜崎でも分からなかった。あの構えをした時、寒気が竜崎に襲い掛かったのだ。
「先生も出てきたらどうですか?」
「やれやれ、簡単にばらさないでほしいね・・・」
女子生徒に言われて竜崎は屋上に出てきた。周りは竜崎がいた事に驚いている。
「あなた教師なら止めないと駄目ですよ」
「まぁ、そうだがな。この世代の六騎生の実力を見てみたいと思ってな」
竜崎は不適に笑う。
「あなた達もばれなきゃ良いとでも思った?彼、凄く怒ってるわよ」
女子生徒がそう言うと空が急に黒い雲に覆われる。出入口から一人の眼鏡の生徒が入ってくる。
「出馬さん・・・!」
「お前がこいつらの責任者か?」
「はい。出馬要と言います。元六騎生、黒宮竜崎先生」
出馬は竜崎の事を知っているかの様に話してくる。竜崎は流石は六騎生最強だと思った。出間要の事は他二人に話を聞いており他の六騎生に群を抜いて強いと。
「この馬鹿共は俺が連れて帰るから他の六騎生とそこの山村と藤崎を連れていってくれ。」
「分かりました今回はそれで引き上げますは。しかし、相応な処分は覚悟しておいてください」
出馬は立ち去ろうとした時、男鹿と東条が止めるが出馬がまた後日に決着の場を設けると言い去っていった。