お前らにシスコンってモンを教えてやる!!   作:愛・茶

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―――文化祭。  
 

それは皆が一丸となる学校のイベント。


「これから文化祭準備委員を決めようと思う。誰でもいい、立候補はないか?」

「先生っ」

「お!委員長どうした?」

「ここは、まだ学校に慣れていないエレーナさんを推薦します」

「だが・・・彼女一人じゃ不安だな・・・」

「先生!!」

「ん?どうした、清水?」

「彼女の補佐役――――――」









俺とリア充と猟奇少女

 

 

「・・・・・・テメェは俺に喧嘩売ってんのか?」

 

 

「まぁそんなに怖い顔するな、彼女が決めたことだ」

 

 

 

 ふざけやがって、俺がそんな眩しい笑顔で許すと思ってんのか?目潰しでもしてやろうか。

 

 

「リア充だからって、なんでも許されると思うなよ」

 

 

「だから責任を取ってオレもなっただろ?―――準備委員」

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、・・・の・・・・・」

 

 

 

 

 

 

「エレーナちゃん、どうした?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・だ、出し・・・・・・・・・・も、の」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それもそうだな。みんなっ、出し物は何がいいっ?」

 

 

 

 

 

 

「いいか?エレーナはあいつみてぇになっちゃいけねぇぞ」

 

 

 

 

「・・・・・・・・ど、・・・うし・・て?・・・・・か、・・・かっこ、・・・・い・・い・・・」

 

 

 

 

「かっこいいのは俺も認めるがな、アイツは実は・・・・ゲイなんだ」

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

「聞いているか?そこで遊ぶ暇はないぞ?」

 

 

 

 

「ちなみに、オレはゲイじゃない。井久の突き放す性格が好きなんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・ゲ、・・・・・イ・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「この子に変なこと吹き込まないで!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・オレには、対処が出来ん」

 

 

 

 

 

 

 ・・・ちっ、やっぱ日野じゃねぇとダメだな。役に立たねぇ男だな。テメェの特技はイケメンフラッシュだけか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし!文化祭は食べ物屋に決まったが・・・。必要なものはダンボールと・・・」

 

 

 

「カッターなら各自で持って来ればいいんじゃね?」

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・か、・・・カッター・・・・・!?」

 

 

 

 

 おいおい・・・、猟奇少女はそんなのに反応すんのかよ・・・。

 

 

 

 

 

 

「あ、でも家にダンボールカッターがあるよ?」

 

 

 

 

 

 

「・・・だ、・・・ダンボールカッター・・・・!?・・・よく、キレそう」

 

 

 

「何か言った?エレーナさん」

 

 

 

 

 

 

 

 

「フヒヒ・・・・、の、・・・・・ノコギリなら・・・もっといい・・・」

 

 

 

 

「・・・・・え?」

 

 

 

「気にすんな、日本語に慣れてねぇんだ」

 

 

 

「・・・・そう?」

 

 

 

 

 

 

「とにかく、ダンボールはオレが持ってこよう。佐々木はダンボールカッター、いくつ持ってこれるんだ?」

 

 

 

 

「二つしかないんだけど・・・」

 

 

 

「だったら―――」

 

 

 

 

 

 

 なんでコイツは生徒会やら委員長やらをしねぇんだろうな。こんな指揮がとれんなら、人の上に立ちゃいいのに。

 

 

 まぁ流石リア充ってとこか・・・。

 

 

 

 

 

「よし!とりあえずはこんなところか・・・。ほかに意見は?」

 

 

 

 

 

 

 

「おい」

 

 

 

 

 

「何だ?井久」

 

 

 

 

「俺いらねぇじゃねぇか」

 

 

 

 

「いや、井久は居てくれるだけでいい」

 

 

 

 

「そんなもんは、女にでも言ってやれ」

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・ゲ、・・・・イ・・・?」

 

 

「リョナ野郎は黙ってろ」

 

 

 

 

「りょな・・・・?」

 

 

 

「気にすんな、俺の脳内設定だ」

 

 

 

 

 

 

「やはり、井久といると面白いな」

 

 

 

「黙れホモリア王!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 準備委員に選ばれた三人の関係はどうなるのか!!?

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・別に何もなることはないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これで以上だな。では準備に取り掛かるか!」

 

 

 

 

 祭りはまだまだ始まったばかりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・ゲ、・・・イ」

 

 

 ・・・・・・しつけぇよ。

 

 

 

 

「俺はシスコンだ!!!」




「エレーナちゃんは日本に馴染めたか?」

「・・・・・・・・・・・・・あ、・・・・あま・・・・り・・・・」

「まぁそれもそうか・・・。分からないことがあったら、オレや井久に聞くといい」

「・・・・・・・・・・・・・コクン・・・・・」

「うむ、オレも分からない英語があったら君に聞くとしよう」


―――ポンポン・・・


「――――――ッ!!!」

「ん?・・・あ、すまん。触られるのは嫌だったか?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




「・・・・・・・・・・ホワァ・・・・・・・・・・・・・・・」


「お、おい井久。エレーナちゃんは大丈夫か?」



「ああ、元から重症だ・・・・」
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