「あのさぁ・・・?」
「うむ、どうした?井久」
「お前らってやっぱテスト勉強してんのか?」
「「「え?」」」
「あ?いや、だってもうすぐテストだろ?」
「「「・・・・・・・」」」
・・・・ん?なんだこの沈黙?何でそんなに俺を見てんだ?
「い、井久・・・・熱でもあるのか?」
「最近寝不足なんじゃない?あまりゲームをしないほうがいいよ?」
「まさか井久さんの口から『テスト』と言う単語が出てくるとは・・・・・」
「人を勝手にバカキャラにしてんじゃねぇッ!!」
頭は良くねぇが補習を受けたくねぇのは誰でも一緒だろ。
「そっかぁ、もうテスト期間か・・・・・」
「すっかり忘れていましたね」
「では、みんなで勉強会なんかどうだ?」
「ほとほとテメェがリア充だと感じるぜ・・・・・」
「それは褒め言葉でいいのか?」
好きに捉えろ・・・リア王がッ。
「うん、勉強会いいね!でもどこでするの?」
「誰かの家・・・ですか?」
「流石に学校じゃできねぇだろ」
「うむ、ではオレの家でするのはどうだ?」
「五人も入れんのかよ?」
「勉強するにはちょうどいい広さだ。それに今両親がいなくて寂しんだ。
な、いいだろ、井久?」
「テメェ、それが何を連想させるかわかってて言ってんだろ?」
「ん?気兼ねなく勉強ができるな、ということだろう?」
ったく、無自覚でリア充かよ・・・・。
「とにかく、晴臣くんの家でいいの?」
「うむ、問題ない」
「ですね」
「はぁ・・・・好きにしろよ」
嫌だといっても連れてくんだろうが?だったら抵抗しねぇほうが省エネだろ。
「そういや、今まで黙ってっけど。エレーナはどうなんだ?」
「・・・・・・・・・・・・・え・・・・・・?」
「親とかに反対されねぇのか?」
「・・・・・・・・・・だ、・・・いじょう・・・ぶ・・・・・・た、・・・たぶん」
「まぁ美玖も明美もいるんだ。問題はねぇだろうぜ?」
「・・・・・・・・・う、・・・・・うん」
こいつは是が非でも行きてぇだろうな。何せ場所が場所だからな。顔が真っ
赤になってんの見りゃ誰でも分かるわな。
「よしっ決まりだな」
「日程は明日だね?」
「必要なものはノートぐらいですね?」
「時刻は夕方から始めよう。異論は無いな?」
「オッケー」
「はい、大丈夫です」
「テメェらの息の合いっぷりは表彰もんだな・・・・・」
勉強会。
経験したことあるだろう。誰かの家、または公共施設での勉強。
聞いた話じゃ勉強を複数人でやると身につかないらしい。まぁ実際どうなのか
は分かんねぇけど・・・・・。
まぁ、いいか。
「じゃぁ私は息抜き用にお菓子買って行くね?」
「ではワタクシは飲み物を」
「心配いらん、すべて家に置いてある。大量にな!」
「「やったー!!」」
「最初から遊ぶ気マンマンかよ、この三馬鹿!!!」