お前らにシスコンってモンを教えてやる!!   作:愛・茶

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俺と彼女と彼女の恋

「・・・・・・」

 

 

・・・ったく、何で俺が晴臣なんぞに諭されにゃならねぇんだ。

リア充ならリア充らしく、女でも侍らせてウハウハしてろっての。

・・・どうすっかな。

半ばヤケクソであいつの話を遮っちまったのはいいけど・・・。

 

 

「・・・・・」

 

 

肝心のあいつは他の奴と楽しげに話してるしな・・・・。

なに笑顔にしてやがんだ。

いや、構わねぇんだけどな?誰と話していようと、どんな会話をしていようとも。

だが、その見せつけるみてぇなやり方が気に食わねぇな・・・。

ったく、一発喝を入れてやらねぇとな。

 

――――――キーンコーンカーンコーン・・・

 

 

「取り敢えず・・・次の昼休みな・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼休み。

 

昼飯そっちのけで、俺は例の人物のもとに向かった。・・・は良かったんだが・・・。

 

 

「うんっうんっ!そうだよね!」

 

 

楽しげに食事してやがる。

 

 

「おい、美k――――」

 

「そうなんだぁ~、へー」

 

「話があんだけ――――」

 

「それでそれで??」

 

 

こいつ・・・・、目の前の女子の反応見た後に確実にわざと被せてやがる。

 

 

「なぁおい!」

 

「うんうん!!かもねー!!」

 

「聞こえてん――――――」

 

「あはははー!!!」

 

「聞けよ!」

 

「・・・・」

 

「んだよ・・・その顔」

 

 

あからさまに嫌な顔しやがって・・・。

 

 

「ここ・・・座ってもいいか?」

 

「・・・・」

「い、いいと思うよ?誰も居ないし」

 

「悪りぃな・・・」

 

 

・・・ったく、こいつ・・・意地でも俺と話さねぇつもりか。

 

 

「・・・・」

 

「・・・・・」

 

「わ、私たちちょっと席外すね?」

 

「え、いいよ~気にしなくて」

 

「で、でも・・・」

 

「ほら!私今日水筒忘れたからお茶買ってこないといけないし!」

 

「だったら私も」

 

「美玖はいいから!!」

 

 

ん?何だ?弁当食うのに水筒忘れてんのかよ・・・。

そりゃ、俺はその光景を見てたけどよ?睨んでなんかないぜ?話がしてぇからあっちに行ってくれ、何てアイコンタクトしたわけじゃねぇぜ?ホントだぜ?

 

 

「・・・・・」

 

「・・・最近、随分と顔が広いよな?」

 

「・・・・」

 

「・・・・」

 

 

無視かよ・・・。

せめて、何か反応して欲しいもんだな。

 

 

「・・・・・誰かさんよりはね」

 

「毎日楽しそうだもんな?」

 

「・・・そうかもね」

 

 

「「・・・・」」

 

「男を毎日取っ替え引っ替えか・・・やってみてぇもんだな」

 

「誰か一人に絞らずに、ずっと一人よりはマシだと思うけど・・・」

 

 

引っかかるもの言いだな。

 

 

「誰かさんは結局、一人に絞らねぇもんな?」

 

「絞ってるのに、当の本人はそれに気づかないんだよねぇ~」

 

 

「・・・ったく、人の気も知らねえのに、よくもまぁそんな事をぬけぬけと言えたもんだぜ」

 

「分かってないのはどっちなんだろうね?」

 

 

「テメェに人のモンを取られる気持ちがわか――――」

 

「誰かさんの話をしてるのに、どうして荒峰君が怒ってるの?」

 

「っぐ・・・」

 

 

くそっ、つい感情的になっちまった。冷静に冷静に・・・。

・・・・つか、今荒峰君っつったか?

どこまでも俺を遠ざけるわけか・・・。

 

 

「けどよ?その誰かさんはよぉ?人の好意を裏切ってんだぜ?そんな奴を選ぶバカがどこにいんだよ?」

 

「女々しいよね~、まだ根に持ってたなんて」

 

 

「いや、そうとう辛かったと思うぜ?まぁ、誰かさんはどうでもいいんだろうけどな?」

 

「どうでもいいなんて思ってないと思うよ?ただ、それはそれ、これはこれ、って考えてるんだと思う」

 

「いやいや、人の好意を裏切ってんだぜ?ってことはその程度の気持ちだったってことだろ?」

 

 

「そんなこと!!」

 

「誰かさん、の話だぜ?」

 

「・・・・・」

 

「だけどさ、男ならスッパリ忘れた方がいいんじゃないのかな?誰かさんの話だけど・・・」

 

「女って無責任だよなぁ~?切り替えが早ぇのはいいことかもしれねぇけどさ?それで傷ついてる奴とかいんのに、そんなの知らねえ、って面すんだろ?ひでぇもんだぜ・・・まぁ、誰かさんの話だけどよ?」

 

「ウジウジ考えて、前に進めないよりはいいと思うよ?誰かさんの話だけどさ?」

 

「・・・・」

 

 

「誰かさんが好きってはっきり言えば解決するのにさ・・・?」

 

「だ、誰かさんだって誠意を見せりゃ、好きだって言えるってもんだぜ?」

 

 

「誠意なら見せたじゃん!屋上でさぁ!?」

 

「あのなぁガキじゃねぇんだ、キスすりゃいいとか考えてんじゃねぇよ」

 

 

「ガキなのはどっちだよ!?いつまでもそんな昔のこと引っ張り出してさ!!そんなに嫌だったわけ、大好きな実の姉に取られたことがさぁ!!」

 

「嫌に決まってんだろ?本気で好きだった女を、寄りにもよって好きな奴に取られんだからな!!」

 

 

複雑な心境どころの騒ぎじゃねえっての!

 

 

「で、でも今は私の事が好きなんでしょ!?だったらイイじゃん!そんな過去のことなんて!!」

 

「そういうテメェこそ、俺を好きな事なんて見え見えだっつーの!!」

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・あの、晴臣さん?」

 

「うむ、どうした?」

 

「あれ、どうにかなりませんか・・・?」

 

「ふむ、珍しく話が合うな」

 

「もしかして、晴臣さんの差し金ですか?」

 

「いいや、オレは殴り飛ばしてやりたいと思うんだ。関与しているわけがないだろう?」

 

「それもそうですね・・・」

 

 

 

雨降って地固まる。

まさにその諺が当てはまるが如く、二人の仲は良くなっただろう。

固まりすぎるのは良く無いのかもしれない。

 

 

「バーカバーカ!女男!!」

 

「バカっつった方がバカだっつーの!!」

 

「子供みたいにウジウジしてたくせに!!」

 

「これはガキには分からねぇ大人の事情なんだよ!バーカ!!」

 

 

((どっちも子供だろ・・・・・!!!))




こういう告白の仕方とか・・・絶対ありえないですよねwww

ムードぶち壊し~
周りの迷惑お構いなし~
お前らガキかよ~
今の小学生の方が告りかた知ってんぞ~


まぁ、こうなりますよねwww
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