涼宮ハルヒの願ったもうひとつの存在   作:ゆーこー

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SOS団は月月火水木金金

七夕のショボくれたハルヒはどこへ行ったのか…

 

期末テスト期間中というもっとも落ち着いててほしかった時期にはいつも通りに戻ってしまい、いつもどおり好き勝手振る舞って、いつもどおり俺らはそれに付き合っていた。

 

そう、いつもどおり。

 

なので目の前にあるこのテストの問題なんて、何かの暗号くらいにしか見えないし、当然そんなの解読できない。

 

幸いなのは社会では何故か知らぬが第二次世界対戦の問題がマニア向けで出ていたことだな、普通じゃミッドウェー海戦の名前が出たりする程度だ。

 

 

俺の横では例のハルヒとキョンもテストを行っているのだが、どうしたことかハルヒは試験終了30分前には寝られるほどの頭を持て余しているらしい。

 

キョンの方は俺以上に悲惨なようにも見える……いつもすまないな

 

ハルヒ曰く、SOS団には休みというものがないらしい。

試験期間中も毎日部室に集まっていたものな…

我らSOS団のカレンダーは月月火水木金金!休みなんてものはない!ってか?

 

 

「ちょっと、これ見なさい」

 

そして、今部室でなにかをしていたハルヒはキョンを呼んだ。俺はキョンの代わりに小泉とオセロをするか。

 

 

「何これ?」

 

「見て分からないの?」

 

「わからんね、全然分からん」

 

「あたしのSOS団のエンブレムよ」

 

あたしのっていうのはそのエンブレムを作った人としての意味でいいんだろうな?俺も気になってきたので見たいのだが、まだオセロが終わらない。

 

「エンブレム?

酔っ払ったサナダムシがくだを巻いているようにしか見えないが」

 

心の中でだが、サナダムシとかそういう発想をするキョンの柔らか頭を、俺は褒め称えている。

 

「ちゃんと見なさいよ。ほら、真ん中にSOS団って書いてあるでしょ?」

 

「そう言われてみると、そんな気がしないでもないようなあるような…

でも大声で言いかねるくらいには見えないでもないね。

さて、俺は一体いくつ否定語を重ねたかな?

ひまなやつがいたら、数えてくれ」

 

 

「一番ひまなのはあんたでしょ。

それより、これをSOS団サイトのトップページに載せようと思ってるの」

 

 

「トップページしかないこのしょぼくれたサイトにか」

 

 

「あんたの作ったこのサイト、訪問者が増えないのよ。

遺憾を覚えるわ。

にぎやかすものが全然ないのよ。

あんたが邪魔したせいよ。

せっかくみくるちゃんのエロ画像で客を呼ぼうと思ったのに。

だから考えたの、SOS団のシンボルみたいなものを貼り付けたらどうかって」

 

一部ヤバイものを聞いた気がしたが気のせいだ

 

 

「こんな阿呆なホームページ、とっととネットから撤収しろよ。

アクセスカウンターは3桁に達してない上に、

そのうち9割はお前が自分で回しているようなもんだぞ。

日記でも書いたらどうだ?

業務記録をつけるのは団長の仕事だろ?」

 

 

「いやよ、面倒くさい」

 

「俺だって面倒くさいんだが…」

 

 

「さ、キョン。このシンボルマークをサイトの頭に表示するようにしなさい。」

 

 

「お前が自分でしろ」

 

「あたしは団長なの!団長は命令するのが仕事なのよ。それにあたしが全部やっちゃったら、あんたたちのする仕事が無くなるでしょ。

少しはあんたも頭を使いなさいよ。

言われたことをやってるだけじゃ、人間進歩しないわよ。」

 

「お前は俺にやれと言っているのか。

するなといってるのか、どっちなんだ?」

 

 

「いいからやんなさい!」

 

そんな二人の茶番を聞き終わり、俺と小泉の対戦も終わったので、キョン曰く酔っぱらったサナダムシマークをちらっとみた。

 

確かにサナダムシだな。

 

俺はその後パソコンを借りて

 

私達SOS団は月月火水木金金をもっとうに毎日活動に励んでいます。

 

と言う文章をホームページに書き込んどいた。

 

 

 

 




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