クロサワ団を懲らしめるため、空を飛んで彼女らのもとを目指すマジカル☆リリーたち。
リリー「早くクロサワ団の所へ向かわないと…」
ハナマル「ずら?」ピクッ
ヨハネ「どうしたのよ?ズラマル」
屋台のおじさん「いーしやーきいも〜!おいもっ!」
ハナマル「あんなトコに石焼イモの屋台が出てるずら〜♡」ピューン
ヨハネ「あっコラあんた…!こんな時まで食い意地張るんじゃないわよ!」
ヨウ「待ってよハナマルちゃん!」ピューン
マリー「一旦降りましょう!」
子供「あー!まほーしょうじょ!」
リリー「え…?」
おっさん「おほっ…アレは巷で話題の魔法少女たちじゃありませんか!興奮しますぞ〜!!」
ヨウ「な、なに?」
女子高生「キャ〜かわいい!私ファンなんですサインくださーい!」
主婦「私もお願い!」
ニート「お、おれも!」
ギュウギュウ
リリー「ひゃああああ!皆さん押さないでぇぇ!」
ヨウ「こ、これどういうこと⁉︎」
カナン「私達も有名になったからね…ファンに完全に囲まれちゃった」
ヨハネ「これじゃ動けないじゃない!早くクロサワ団のトコ行かなきゃなのに〜〜!」
おばさん「サイン!握手もお願い!」
オタク「ハァ…ハァ…///本物の魔法少女が目の前に…」
リリー「皆さん通してください!私たち急いでるんです〜〜〜〜!!」
ハナマル「美味しいズラ〜♡」mgmg
ヨハネ「呑気にイモ食うな!アンタのせいでこうなってんだからね!!」
(銀行)
銀行員1「あぁ…まさかウチが2日連続で銀行強盗にあうなんて」
銀行員2「やめろお前たち!今すぐそのヘンテコな銃を下ろすんだ」
ダイヤ総統「やなこった〜ですわ!」
ルビィ司令「クロサワ団が開発した”サイシックファイヤーガン”は高熱線を照射してあらゆる物を燃やしちゃうんだ!」
ダイヤ総統「痛い目みたくなかったらそこでおとなしくしている事ですわね!」
銀行員1「くそっ…」
ダイヤ総統「ではルビィ、さっそくその銃で金庫の扉を焼いて…」
ルビィ司令「中のお金をたっくさん手に入れちゃおうね!」
ダイヤ総統「我が団の活動資金、がっつり頂いて行きますわ!」
銀行員2「やめてくれ!そんな事をされたらウチの銀行は…」
ダイヤ総統「聞こえな〜〜い♪」
???「待ちなさい」
ダイヤ総統「ん?どこからか声が…」
銀行員2「あ…アレは魔法少女⁉︎」
セーラ「あなた達がブラック・クロサワ団ね、銀行強盗なんて姑息なマネを…」
リア「セーラさん、さっさと片付けてしまいましょう」
ルビィ司令「あれ?マジカル☆リリーじゃないの?」
ダイヤ総統「見た事ない魔法少女ですわね」
リア「にしてもあの3人組の魔法少女はまだ来てないの?」
セーラ「それは別に構わないわ、いてもどうせ足手まといよ」
セーラ「あんな敵私たちで充分、そうでしょ?リア」
リア「ま、そうね」
ダイヤ総統「あんな敵ですって⁉︎生意気な娘ですわね!」
セーラ「容赦しませんよ?必殺、アイスボール!」
※アイスボール…巨大な氷の塊をぶつけるワザ。わりと連射がきく。
ビュン!ビュン!
ルビィ司令「ピギャ!危ない」ササッ
ダイヤ総統「ちょ…ルビィ!私を盾にしないでくだゴフッ!!」ドカドカッ
リア「顔面クリーンヒットね」
ルビィ司令「おねいちゃ…大丈夫?」
ダイヤ総統「ルビィ〜〜!」ゴゴゴゴゴゴ
ルビィ司令「うわぁすごいしもやけ…顔がおかめみたいに腫れちゃってるね」
セーラ「とどめよ、プリズンシャーベット!」
※プリズンシャーベット…相手を氷の檻に閉じこめるワザ
ガシャァァァァァン!
ダイルビ「うわぁぁあ‼︎」
リア「やったわ!」
ダイヤ総統「なんですのこの檻は!外に出られませんわ!」
セーラ「勝負アリね、さっさと警察に引き渡して…」
ルビィ司令「あっそうだ!氷の檻ならサイシックファイヤーガンで溶かせるんじゃないかな!」
セーラ「ん?」
ダイヤ総統「あ…あぁー!!そうですわルビィ!私も今それを言おうとしていましたわ!」
ルビィ司令( ほんとかなぁ… )
ルビィ司令「まぁいいや、サイシックファイヤー!!」バシュッ!
バリィィィィン!!
セーラ「あっ…‼︎」
リア「そんな、プリズンシャーベットが壊されたことなんて無かったのに…」
ダイヤ総統「ふふ…脱出成功♪見たところ貴方は氷属性の魔法しか使えないようですわね」
ルビィ司令「このサイシックファイヤーガンがあれば氷の攻撃はぜーんぶ溶かせちゃうもんね!」
セーラ「くっ…!」
ダイヤ総統「ルビィ、あの魔法少女目がけて熱線を撃ちまくりなさい!」
ルビィ司令「はーい、がんばルビィ!」バシュッ!
セーラ「うぁっ!」ドカッ
リア「セーラさん!」
ルビィ司令「そこの妖精さんもだよ!それーっ!」バシュッ
リア「あぁぁぁっ!」ドカッ
ダイヤ総統「命中ですわね」
セーラ「くっ…身体が熱い…」
リア「不覚だわ、私たちがこんなヤツらに手こずるなんて…」
ダイヤ総統「ほぉ〜まだ生意気な口を叩く余裕がありますか」イラッ
ダイヤ総統「ルビィ、とどめです!こいつらを熱線で灰にしておしまい!」
ルビィ司令「了解、それー!」バシュッ
セーラ( ダメ、やられる………!)
ゴォォォォォォォォ!!
セーラ( …………ん?)
リア( なんとも……ない?)
ヨウ「なんとか間に合ったね!」
マリー「ヨハネのブラックホールのチカラは相変わらず凄いわね〜」
ヨハネ「ふふ…熱線を吸い込んで無効化してやったわ!」
※ブラックホール…小さなブラックホールを出現させ、相手の攻撃を吸い込んで無効化するワザ
リリー「セイント☆セーラさん、大丈夫ですか!」
セーラ「あなた、どうして…!」
リア「べ、別にあなた達の助けなんかなくても…」
カナン「こーら、意地張らないの」
ハナマル「もっと素直になるずら」mgmg
ヨハネ「まだイモ食ってたんかい!早く飲み込みなさい」
リリー「セーラさん、リアさん!あとは私たちに任せてください!」
セーラ「う…」
ダイヤ総統「出ましたわねマジカル☆リリー…いつもいつもいい所で邪魔を!」
リリー「まずはあの銃を壊しちゃおう、リコーダーレーザー!」バシュゥゥ
バキィッ!
ダイヤ総統「あぁぁぁ!サイシックファイヤーガンが粉々に!」
ヨウ「これでもう使えないね!」
ルビィ司令「この展開は…(・・;)」
ダイヤ総統「もしやいつもの…(・・;)」
ヨハネ「これでフィニッシュよ、シャドーボール!」バシュゥゥ
マリー「シャイニースパーキング!」バリバリ
リリー「トライアングルブーメラン!」ビュン
ダイルビ「あぁぁぁぁぁ……!!」
ドッカァァァァァァン!!!
ダイヤ総統「またまたいつものぶっぶーですわぁぁぁぁぁぁ!!」バヒューン
ルビィ司令「ピギィィィィィ!!」バヒューン
キラーン✳︎
ヨウ「やったねリリーちゃん!」
リリー「うん、セーラさんも大丈夫でしたか?」
セーラ「……あなた、なんで私を助けたりなんてしたの」
セーラ「私はあなた達に喧嘩を売るような発言をしたのよ?そんな相手を…」
リリー「そんな事関係ありません!それよりセーラさん、ありがとうございました」
セーラ「?」
リリー「あなたが先に来てクロサワ団と戦ってくれていなければ、銀行強盗が成功してしまったかもしれません」
リリー「来るのが遅れてごめんなさい、クロサワ団を倒せたのはあなたのお陰です!」ペコリ
セーラ「…………!」
セーラ「………私も、実力不足と言ったのは謝ります」
セーラ「むしろ実力不足は私のほうでしたね、あんな大口叩いておいて結局1人ではクロサワ団に敵いませんでした」
セーラ「これからは心を入れ替えて、自分の力を過信しないようにしなくてはいけませんね」
カナン「魔法少女は1人で突っ走るだけじゃなく、仲間との連携が重要だからね」
ヨウ「1人で大変な時はぜひ私たちを呼んでね!いつでも助けに行くから♪」
マリー「これからは魔法少女同士仲良くしましょー!」
セーラ「……はい!ありがとうございます」
ハナマル「一件落着ずら♪」
ヨハネ「元はと言えばアンタのせいだからね?ズラマル」
リリー「あ、そういえば!」
ヨウ「どうしたの?」
リリー「さっき一般の人に変身シーン見られちゃったよね?アレは結局なんでセーフだったのかな…って」
セーラ「あぁ、それなら…」
シュゥゥゥゥ……
聖良「あれ、私ですから」
ヨハネ「あぁっ!さっきの人⁉︎」
リリー「そっか、あなたも魔法少女だったから正体がバレても平気だったんだね…」
マリー「……………」
カナン「マリー?どしたの?」
マリー「この人のせいでさっきパフェが食べられなかったのよ!どうしてくれるのよ〜〜!」ガシッ
聖良「えぇ⁉︎そう言われましても…」
カナン「マリーってばまだパフェの事ひきずってたんだね」
リリー「あはは…」
コンナヒトトハナカヨクデキマセーン!
サッキトイッテルコトチガウジャナイ…
オトナゲナイヨマリーサン
シャラップ!マリーハマダオトナジャアリマセーン
マァマァマタコンドタベニイコウ
気難しい魔法少女「セイント☆セーラ」と無事に和解したマジカル☆リリー達。次回は久しぶりに千歌が登場!梨子との関係に変化の兆しが…?
第14話 おわり