魔法少女マジカル☆リリー   作:アカツキ☆

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第16話 クロサワ団の最終兵器

マジカル☆リリー達にやられっぱなしのブラック・クロサワ団。

世界征服のためのメカを作っては壊され、作っては壊され………当然メカ作りには相当なお金がかかるわけで、現在の彼女らのおサイフ事情はというと。

 

 

ルビィ司令「お姉ちゃん!お外に美味しそうな草が生えてたよ!」

 

 

ダイヤ総統「でかしましたわルビィ!今夜はご馳走ですわね!」

 

 

ダイルビ「「いっただっきまーす!」」

 

 

ダイヤ総統「♪〜」mgmg

 

 

ルビィ司令「♪〜〜」mgmg

 

 

ダイヤ総統「……………」

 

 

ルビィ司令「……………」

 

 

ダイルビ「「……………はぁ」」

 

 

ダイヤ総統「虚しいですわね」

 

 

ルビィ司令「世界征服の資金も底を尽きかけてるし、もう生活するだけで手一杯だよ…」

 

 

ダイヤ総統「くぅ〜〜〜!こんなハズではなかったのです!あの憎っくき魔法少女たちさえ居なければぁ!」

 

 

ルビィ司令「このままじゃクロサワ団の活動が続けられないよ…早く魔法少女たちをやっつけないと!」

 

 

ダイヤ総統「………ここはひとつ、大きな賭けに出るしかありませんね」

 

 

ルビィ司令「賭け?」

 

 

ダイヤ総統「今ある資金を全てつぎ込んで、これまでの比にならない最強最大のメカを作るのです!」

 

 

ルビィ司令「ピギャ⁉︎でもそんな事してもしまた負けたら……」

 

 

ダイヤ総統「えぇ、クロサワ団は確実に滅亡ですわね…世界征服の夢は断たれてしまうでしょう」

 

 

ダイヤ総統「でもこのまま何もしなければいずれはそうなります!一刻も早くマジカル☆リリーを倒さなければ、クロサワ団に未来はありませんわ!」

 

 

ルビィ司令「お姉ちゃん……」

 

 

ダイヤ総統「やりましょう…死力を尽くし!我が団の解散を賭けて!本気中の本気で!マジカル☆リリーを再起不能にしてやるのです!」ビシッ

 

 

ルビィ司令「………そっか、分かった!お姉ちゃんのためならがんばルビィ!」

 

 

ダイヤ総統「早速メカの開発に取り掛かりましょう!えーと必要な材料は……」

 

 

ルビィ司令「結構な量の金属が要るね、予算もつかなぁ」

 

 

ダイヤ総統「………ルビィのお小遣いを切り詰めてなんとかしますわ!」

 

 

ルビィ司令「ピギャ⁉︎そんなぁ…」

 

 

ダイヤ総統「待っていなさいマジカル☆リリー!今度のクロサワ団は本気度が違います……」

 

 

ダイヤ総統「全 面 戦 争 ですわ!!」

 

 

 

 

 

(1週間後)

 

 

善子「今日の授業はキツかったわ…ペースが早くて板書だけで精一杯よ」

 

 

梨子「1年生はテスト近いもんね、先生も気合いが入ってるのかも」

 

 

鞠莉「そういえば最近ブラッククロサワ団を見かけないわね、どうしたのかしら」

 

 

善子「私達に怖じ気ついて世界征服あきらめちゃったんじゃない?」

 

 

梨子「そうかなぁ…私はちょっとイヤな予感がするんだよね」

 

 

善子「というと?」

 

 

梨子「もしかしたらクロサワ団、時間をかけて今までにないような本格的な作戦を立てたりしてるのかも…って」

 

 

善子「梨子は心配性ね〜、あのポンコツ姉妹にそんな大掛かりな作戦なんか…」

 

 

ビーッ!ビーッ!

 

 

善子「⁉︎」

 

 

鞠莉「oh…ラブカマナレーダーが鳴ってるわね」

 

 

ヨウ「みんな、クロサワ団が現れたよ!魔法少女になって倒しにいこう!」

 

 

ハナマル「今日もササっと倒して早く遊びにいくずら」

 

 

カナン「クロサワ団舐めすぎだよハナマル…」

 

 

善子「でも案外ズラマルの言う通りじゃない?さっさとやっちゃいましょ」

 

 

梨子「う、うん…」

 

 

梨子(なんだかいつもよりラブカマナレーダーの音が大きかったような…気のせいかな)

 

 

 

……………………………………………………

 

 

マリー「反応があったのはこの辺よね?」

 

 

リリー「あ、あの大きなメカ!クロサワ団じゃないかな」

 

 

ヨハネ「何かしらあのメカ、オオカミみたいな形してるけど」

 

 

ダイヤ総統「待っていましたわ魔法少女たち!」

 

 

ルビィ司令「うゆ!」

 

 

カナン「やっぱりクロサワ団だ!」

 

 

ヨウ「あれ?」

 

 

リリー「どうしたの?ヨウさん」

 

 

ヨウ「いや…クロサワ団って私達が駆けつけたら必ず悪い事してる最中のはずでしょ?」

 

 

リリー「確かに…商店街を荒らしたり、銀行強盗したりしてたよね」

 

 

ヨウ「でも今はメカがあるだけで特に町を襲った形跡もないみたいだし…どういう事なんだろう?」

 

 

ダイヤ総統「理由は簡単ですわ、いいですかマジカル☆リリー!単刀直入に言わせてもらいます」

 

 

リリー「…?」

 

 

ダイヤ総統「今日この場所で、私たちはあなたと」

 

 

ダイヤ総統「最後の決着をつけさせてもらいますわ!!」

 

 

ヨハネ「は?」

 

 

リリー「最後の決着?それってどういう…」

 

 

ダイヤ総統「そのままの意味です、クロサワ団は今回のメカに資金を全て注ぎ込みました」

 

 

ルビィ司令「今日負けたら、クロサワ団は資金不足で解散するしかないの」

 

 

リリー「⁉︎」

 

 

ヨウ「え…!」

 

 

ヨハネ「解散⁉︎」

 

 

ダイヤ総統「えぇ、ですから勝敗に関わらずあなた達と戦うのは今日が最後です!

 

 

ダイヤ総統「全身全霊、全力であなた達を潰しますわ!!」

 

 

カナン「め、目が本気だ…」

 

 

マリー「ヨハネの発言がフラグになるとはね…」

 

 

ヨハネ「なによぉ!私が悪いの⁉︎」

 

 

ダイヤ総統「これがクロサワ団の全てを注ぎ込んだオオカミ型戦闘メカ、ノクターンです!」

 

 

ノクターン「グォォォォォォォォ!!」

 

 

ダイヤ総統「ノクターン、どんな手を使っても構いません」

 

 

ダイヤ総統「マジカル☆リリーを、叩きのめすのです!!」

 

 

ノクターン「グォォォォ!」ブンッ

 

 

リリー「ひゃっ!前脚で殴りかかってくる…」

 

 

ヨウ「みんな避けて!」

 

 

グガァァァァァァン!!!

 

 

マリー「間一髪ね…」

 

 

ハナマル「地面がガッツリえぐられてるずら…」

 

 

ヨハネ「あんなの当たったら一撃で死ぬわよ!」

 

 

ノクターン「グワァァァァ!!」ブンッ

 

 

グガァァァァァァン!

グガァァァァァァン!

 

 

マリー「Nooooooooo!パンチが速すぎて反撃するヒマがアリマセーン!」

 

 

カナン「はさみ打ちにしよう!マリーとヨハネちゃんは前から、リリーちゃんは背後に回って攻撃して!」

 

 

リリー「わかった!やってみるね」

 

 

リリー(さすがに後ろからなら攻撃しやすいハズ…)

 

 

リリー「………あっ!」

 

 

ダイヤ総統「背後を取ったってムダですわ!ノクターンは背中にレーザー砲を取り付けていますから」

 

 

ルビィ司令「もちろん今までのより強力だよ!」

 

 

ダイヤ総統「レーザー発射!!」

 

 

バシュッッッッッッ!!

 

 

リリー「あ…」

 

 

ドゴォォォォォォォッ!!!

 

 

マリー「リリーに直撃した!」

 

 

ヨハネ「そんな…」

 

 

リリー「かはぁっ!」ドサッ

 

 

リリー「ぐっ……」

 

 

ヨウ「たいへん!動けなくなってる!」

 

 

ダイヤ総統「さぁノクターントドメです、拳で叩き潰しておしまい!」

 

 

ノクターン「グワァァァァ!!」ブォンッ!

 

 

リリー(あぁ…手が迫ってくる……逃げなきゃ)

 

 

リリー(でも身体が動かない……もう、ダメ……)

 

 

ズドォォォォォォォォォン!!

 

 

ヨウ「リリーちゃああん!」

 

 

ヨハネ「ぐすっ…リリー……」

 

 

カナン「いや、みんなよく見て!」

 

 

ヨハネ「へ?」グスン

 

 

マリー「Oh!あれは…」

 

 

リリー「あれ…わたし、生きてる………?あっ!」

 

 

千歌「いたた…間に合ってよかった」

 

 

ヨウ「高海さん!」

 

 

マリー「リリーを抱えて逃げてくれたみたいね!」

 

 

リリー「どうしてここに…?」

 

 

千歌「たまたま通りかかったんですよ、それより怪我はないですか?」

 

 

リリー「うん!ありがとう『千歌ちゃん』!」

 

 

千歌「…………え?」

 

 

リリー「?」

 

 

千歌「マジカル☆リリーさん、いま私のこと『千歌ちゃん』って……」

 

 

千歌「私を最近そう呼ぶようになったのは、貴方じゃなくて……」

 

 

リリー「………あっ!」

 

 

千歌( ………… )

 

 

千歌( 前から何度か、怪しく思うことはあった )

 

 

千歌( 携帯の着メロがヨウさんの声に似ていたり )

 

 

千歌( 私がマジカル☆リリーさんに助けられたことを何故か知っていたり)

 

 

千歌( 旅館にマジカル☆リリーさんを泊めたとき部屋にいつの間にかいたり )

 

 

千歌「……ねぇ、マジカル☆リリーさん」

 

 

千歌「まさかとは思っていたけれど」

 

 

千歌「あなたは、もしかして…………」

 

 

千歌「………………梨子ちゃん?」

 

 

リリー「!!!」

 

 

ヨハネ「あっ…正体バレた」

 

 

ヨウ「正体がバレた魔法少女は」

 

 

ハナマル「妖精の国の決まりによって……」

 

 

ボワァァァァァァァァン!!!

 

 

パンツ(梨子)「えっ………」

 

 

千歌「えっ………」

 

 

ハナマル「パンツに転生、ずらね」

 

 

パンツ(梨子)「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

 

千歌「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 

 

 

 

ついに千歌に正体がバレ、パンツに転生してしまったマジカル☆リリー!

果たしてリリーはクロサワ団の最後の野望を打ち砕けるのか!というか、元の姿には戻れるのか!続く

 

 

第16話 おわり

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