魔法少女マジカル☆リリー   作:アカツキ☆

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第18話 ラストマジック

千歌の記憶と引き換えに元の姿へと戻ったマジカル☆リリー。

クロサワ団の野望を打ち砕けるか?

 

 

ダイヤ総統「チッ、マジカル☆リリーが復活しましたか…」

 

 

リリー「みんなに迷惑かけたぶん頑張るわ!トライアングルブーメラン!」

 

 

ヨハネ「シャドーカフス!」

 

 

マリー「サンダーニードル!」

 

 

セーラ「アイスボール!」

 

 

ダイヤ総統「ムダですわ!」

 

 

ルビィ司令「全部弾いちゃえ!」

 

 

ノクターン「ウガァァァァ!!」

 

 

バキィィィィン!

 

 

ハナマル「ダメだ、攻撃が全部弾かれちゃうずら…」

 

 

ヨウ「これ、もう最後の切り札を出すしかないんじゃないかな」

 

 

マリー「最後の切り札?」

 

 

ヨハネ「何よそのスマ○ラみたいなの」

 

 

リア「アレは危険よ!身体に相当な負担がかかるし、失敗した時のリスクが高すぎるわ」

 

 

カナン「でも現状、それしか勝ち目はないかもね…」

 

 

リリー「どんなモノなのかとりあえず聞かせて?」

 

 

ヨウ「魔法少女が4人以上いる時限定で出せる『カルテットファイナル』っていう超強力な攻撃魔法があるんだ」

 

 

ハナマル「当たれば間違いなくクロサワ団を倒せるハズだよ」

 

 

リア「でも発動中は身体に強烈な痛みがあるし体力の消耗も激しいの、仮に失敗したら反撃は避けられないわ」

 

 

マリー「私はやってもいいわ、ちまちま戦うのはマリーの性に合いマセーン!」

 

 

セーラ「多少のリスクは覚悟で、思い切ってやったほうがいいかもしれませんね」

 

 

ヨハネ「カルテットファイナル…なんかカッコいい!!」キラキラ

 

 

マリー「リリーはどうしたい?」

 

 

リリー「私もやるよ!高海さんと約束したもん、また仲良くなろうって」

 

 

リリー「だから絶対に成功させる!絶対に勝つ!」

 

 

ヨウ「……わかった、じゃあやろう!」

 

 

カナン「みんなで互いの必殺技をぶつけあって、魔力で出来た大きなエネルギー弾を作るんだよ」

 

 

リア「そのエネルギー弾を思いっきりノクターンにぶつけるの」

 

 

ハナマル「体力的にもチャンスは一度きり、心してやるんだよ?」

 

 

リリヨハマリセーラ「「はい!」」

 

 

マリー「じゃあみんな行くわよ!シャイニングソーラービーム!」

 

 

ヨハネ「シャドーボール!」

 

 

セーラ「フローズンボム!」

 

 

リリー「マジカルラッパウェーブ!」

 

 

ダイヤ総統「…ん?奴らは何をしているんですの」

 

 

ルビィ司令「みんなで攻撃しあってるね、仲間割れかな」

 

 

ゴォォォォォォォ!!!

 

 

リリー「凄い…エネルギー弾がどんどん膨らんでる!」

 

 

ヨハネ「けど…想像以上に……!疲れる…!」

 

 

マリー「身体が…熱い!!痛い!!」

 

 

ヨウ「技を途中で止めたら台無しだよ!みんな頑張って!」

 

 

セーラ「こんな所でッ…!あきらめたりなんてしませんよ!!」

 

 

リリー「この街のために…!この世界のために…!そして千歌ちゃんのために!」

 

 

リリー「絶対に…勝ってみせる!!」

 

 

リリヨハマリセーラ「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」

 

 

ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

ダイヤ総統「はぁ⁉︎なんですのあの巨大な弾は⁉︎」

 

 

ルビィ司令「何だかイヤな予感…」

 

 

ヨウ「みんな今だよ!エネルギー弾発射!!」

 

 

リリヨハマリセーラ「「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」

 

 

ズバァァァァァァァァァァン!!!

 

 

ノクターン「ガァァァァ!!」

 

 

ダイルビ「「ピギィィィィィィ!!」」

 

 

ガラガラガラ…

 

 

カナン「命中した!」

 

 

リア「ノクターンが粉々に崩れ落ちたわ!」

 

 

ルビィ司令「うゆ〜…」パタリ

 

 

ダイヤ総統「ぶっぶー、ですわ…」ガクッ

 

 

ハナマル「カルテットファイナル大成功ずら♪」

 

 

ヨウ「やった!やったよみんな、クロサワ団を倒したよ!」

 

 

リリー「はぁ…はぁ…やった……勝った!勝ったんだ私たち!」ゼェゼェ

 

 

ヨハネ「ふっ…ヨハネにかかればあんなメカ……楽勝ね…」ハァハァ

 

 

マリー「強がっちゃって…息、あがってるわよ……」ハァハァ

 

 

セーラ「これで…全てが……終わったんですね…」ゼェゼェ

 

 

千歌「」

 

 

リリー「あっ!千歌ちゃんが倒れてる」

 

 

ヨハネ「まさかノクターンの攻撃に…!」

 

 

ヨウ「心配ないよ、記憶が消えた影響で眠りについてるだけだから」

 

 

リア「しばらくすれば目覚めるわ」

 

 

リリー「良かった…」

 

 

シュゥゥゥン…

 

 

鞠莉「あら?」

 

 

善子「えっ?」

 

 

聖良「何もしてないのに変身が解けましたね」

 

 

梨子「ほんとだ、どうして?」

 

 

カナン「みんな、よく頑張ったね」

 

 

リア「クロサワ団の野望は打ち砕かれ、人間界にも妖精界にも平和がもどったわ」

 

 

ハナマル「魔法少女としてのみんなとの契約はこれで終わりずら、だから…」

 

 

梨子「だから…?」

 

 

ヨウ「残念だけど、梨子ちゃんたちとはここでお別れなの」

 

 

梨子「え…!」

 

 

善子「ち、ちょっと冗談やめなさいよズラマル…」

 

 

鞠莉「そうよカナン…マリーの家に帰りましょ?ほら…」

 

 

妖精たち「………」

 

 

梨子「ほんとうに…行っちゃうの……?」

 

 

ヨウ「妖精の国の決まりなんだ…魔法少女との契約が終了した妖精は、直ちに国に帰らなきゃいけないって」

 

 

善子「そんな…イヤよ!イヤ!ズラマルあんた、勝手にヨハネの前から消えるなんて許さないんだからぁ!」

 

 

鞠莉「カナン!またお風呂で身体洗ってあげるから!いっぱい幸せにしてあげるから!だから…」

 

 

聖良「リア…お願い、これからも一緒に…!」

 

 

梨子「ヨウさん……」

 

 

ヨウ「梨子ちゃん…本当にありがとう、一緒に過ごせてすっごく楽しかったよ」

 

 

梨子「イヤだよ、こんなお別れ…ヨウさんがいない生活なんて…!」

 

 

ヨウ「大丈夫だよ、魔法少女を始めてから梨子ちゃんはとっても強くなったんだから」

 

 

梨子「強くって…それはいろんな魔法や攻撃が使えたからで……」

 

 

ヨウ「そういう強さじゃないよ、気持ちの強さ!」

 

 

梨子「気持ち…?」

 

 

ヨウ「そう!梨子ちゃんは人のために、そして自分のために勇気を出せる強さを身につけた」

 

 

ヨウ「高海さんも、そんな梨子ちゃんを好きって言ってくれたでしょ?」

 

 

ヨウ「高海さんの記憶が消えても、今の梨子ちゃんなら絶対また好きになってもらえるよ、だから自信持って!」

 

 

梨子「ヨウさん…!うん、うん……!ありがとう!」グスン

 

 

カナン「じゃあ…そろそろ行くね、大好きだよ鞠莉!」

 

 

リア「楽しかったわ、聖良姉さん!」

 

 

ハナマル「ありがとう、善子ちゃん!」

 

 

ヨウ「頑張ってねー!梨子ちゃーーーーーん!!」

 

 

スーーーーーッ………

 

 

鞠莉「カナァァァン!!私もずっと大好きよー!!」

 

 

聖良「リアーー!!またいつでも家に来てよー!!」

 

 

善子「ズラマルーーッ!!こっちこそありがとー!!」

 

 

梨子「ヨウさーーん!!さようならーー!!わたし頑張るからーーーー!!」

 

 

こうしてブラック・クロサワ団の世界征服の野望は途絶え、世界の平和は守られた。

妖精たちは妖精の国へと帰り、梨子たちにもいつもの日常が戻ってきた。

そして………

 

 

 

………………………………………………

 

 

( 後日 浦の星女学院 )

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

千歌「放課後だ、今日は早く帰らないと」

 

 

モブ1「キャー高海さーん♡」

 

 

モブ2「この後カフェでお茶しませんか高海さーん♡」

 

 

千歌「あぁ、今日も旅館のほうで用事があってね…」

 

 

モブ3「うぅ〜残念…」

 

 

千歌「ゴメンね、また今度…」スタスタ…

 

 

千歌「…………」

 

 

千歌「うーん…やっぱり変だなぁ、どうしてもここ数ヶ月の記憶が曖昧な気がする」

 

 

千歌「何だか凄く大切な事を忘れてしまったような…この喪失感は何なんだろう……」

 

 

梨子「あ…あのっ!」

 

 

千歌「ん?貴方は…」

 

 

千歌「同じクラスの『桜内さん』だね、どうしたの?」

 

 

梨子「っ!」ズキッ

 

 

梨子( やっぱり…全部忘れてる )

 

 

梨子( でも!もうウジウジなんてしない!)

 

 

千歌「桜内さん……?」

 

 

梨子「ち……千歌ちゃんっっ!!」

 

 

千歌「えぇっ⁉︎」

 

 

千歌( な、名前…?)

 

 

梨子「わたし…!千歌ちゃんのことが好きです!!」

 

 

梨子「ずっとずっと、大好きでした!!」

 

 

千歌「あ………」

 

 

千歌( 千歌ちゃん…か…… )

 

 

千歌( 何でだろう、そう呼ばれる事がどこか懐かしい感じが…… )

 

 

『うん…分かった!”千歌ちゃん”!』

 

 

『ありがとう”千歌ちゃん”!』

 

 

『約束する!記憶が消えても絶対に、また”千歌ちゃん”と仲良くなってみせる!』

 

 

『そして、その時は…!』

 

 

千歌「ーーーーー!!」

 

 

梨子「千歌ちゃん…?」

 

 

千歌「はは…わたし、バカだ…バカ千歌だ……」

 

 

千歌「どうしてこんな大事なこと、忘れていたんだろう…」

 

 

梨子「え……」

 

 

千歌「ごめんね…そしてありがとう」

 

 

千歌「忘れていた大切な気持ち、ようやく思い出せたよ」

 

 

千歌「わたしも大好きだよ『梨子ちゃん』!!」

 

 

梨子「!!」

 

 

千歌「良ければ、恋人になってください!!」

 

 

梨子「千歌ちゃんっ……!!」

 

 

梨子「うん!ありがとう…!ありがとう!!」ポロポロ

 

 

 

 

 

 

…………………………………………………

 

 

鞠莉「いやぁあのヘタレだった梨子がまさかね〜!」

 

 

梨子「もう…///まだ言ってるの鞠莉ちゃん、あれから1ヶ月経つんだよ?」

 

 

善子「まさか高海さんの記憶が戻って告白されるなんて、奇跡よ奇跡!」

 

 

梨子「うん、ホントにそうだね…」

 

 

善子「ん?どしたの」

 

 

梨子「いっぱい応援してくれたヨウさんにも、報告したかったなぁ…って」

 

 

鞠莉「そうね…でもヨウの事だもん、言わなくても絶対大丈夫!って信じてくれてるハズよ」

 

 

梨子「……うん、そうだね!そうだよね!」

 

 

ヨウ「鞠莉ちゃんの言う通り!私はやってくれると信じてたよ」

 

 

善子「ほら、本人もそう言ってるし間違いな……え?」

 

 

ヨウ「ヨーソロー!ひっさしぶりだね梨子ちゃん!」ビシッ

 

 

梨子「ヨヨヨヨヨウさん!!?どうしてここに!!」

 

 

ハナマル「オラと」ヒョコッ

 

 

カナン「私もいるよ♪」ヒョコッ

 

 

鞠莉「ハナマル!カナン!」

 

 

ヨウ「ちなみに聖良さんの所にはリアちゃんも行ってまーす!」

 

 

善子「ななな何がどーなってるのよーー!!」

 

 

カナン「あはは、それがね……」

 

 

梨子「うぇっ⁉︎ちょっと待って!窓の外……!」

 

 

よしまり「「え?あぁーっ!!」」

 

 

うちっちー3号「キュォォォン!!」

 

 

ダイヤ総統「オーッホッホ!クロサワ団の新兵器うちっちー3号ですわ!」

 

 

ダイヤ総統「心機一転、今度こそこの世界を征服してやりますわ!」

 

 

ルビィ司令「がんばルビィ!」

 

 

梨子「なんでクロサワ団が⁉︎資金不足で解散したはずでしょ?」

 

 

ヨウ「なんかあの後ダメ元で買った宝くじが大当たりしたらしくて…」

 

 

ハナマル「キャリーオーバーで荒稼ぎしたからまた世界征服しますわー!って妖精の国に宣戦布告しにきたずら」

 

 

梨子「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」ガーン

 

 

善子「なんじゃそりゃぁぁぁ!!」ガーン

 

 

鞠莉「Oh…冗談は善子さんだわ」

 

 

善子「ヨハネ!」

 

 

ヨウ「とまぁ、そういうワケなので…」

 

 

梨子「えっ」

 

 

鞠莉「まさか」

 

 

善子「嘘でしょ」

 

 

ハナマル「契約結びなおして変身ずら〜〜!!」ポチッ

 

 

バシュゥゥゥゥゥゥ!!

 

 

梨子(全裸)「キャーーー!また戦わなきゃいけないのぉーーーー⁉︎///」

 

 

善子(全裸)「もう勘弁してよぉーーーー!///」

 

 

鞠莉(全裸)「2人ともそう言いながらちょっと嬉しそうね♪」

 

 

善子(全裸)「なっ…///えぇそうよ悪い⁉︎ズラマルに会えて嬉しいのは認めるわよ!!」

 

 

鞠莉(全裸)「ふふ♪まぁ私もカナンに会えてhappyだけど」

 

 

梨子(全裸)「私もヨウさんに会えて嬉しいよ!千歌ちゃんの恋人になれたって報告もできたし!」

 

 

ヨウ「うん!ありがとう!!」

 

 

カナン「さ、みんな準備できた?」

 

 

ハナマル「クロサワ団をやっつけにいくずらー!」

 

 

ヨハネ「やれやれ…しかたないわね」バッ

 

 

マリー「久しぶりに大暴れしちゃうわよ〜!」バッ

 

 

リリー「待っててクロサワ団!あなた達の好きにはさせないんだから!」バッ

 

 

ルビィ司令「お姉ちゃん!向こうから誰かくるよ」

 

 

ダイヤ総統「あっ!あの3人組は…!」

 

 

ルビィ司令「またお姉ちゃんのジャマをしに来たんだね!」

 

 

ダイヤ総統「相変わらずしつこい連中、今度こそやっつけてやりますわ!」

 

 

ヨハネ「闇をつかさどる堕天使、魔法少女ギルティ☆ヨハネ!」

 

 

マリー「燃える情熱のブロンド、魔法少女シャイニー☆マリー!」

 

 

リリー「愛と勇気を奏でるメロディ、魔法少女マジカル☆リリー!」

 

 

リリヨハマリ「「ここに見参っ!!」」

 

 

 

 

妖精たち、そしてクロサワ団とまさかの再会を果たしたマジカル☆リリー!

彼女の戦いはこれからも続く!続くったら続く!!

 

 

魔法少女マジカル☆リリー

〜完〜

 




ひとまず”本編”は以上で終了です!読んでくださった方、ありがとうございました!
次回からは後日談や裏話などの番外編を投稿していけたらと思います!
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