マジカル☆リリー達の活躍により商店街に平和が戻ってから2日後、月曜日。
( 浦の星女学院 朝の教室 )
モブ1「ねぇ聞いた?おととい商店街を救った魔法少女のウワサ」
モブ2「聞いた聞いた、3人組の魔法少女が商店街を荒らす悪い人をやっつけた…ってヤツでしょ?」
モブ3「カッコいいよね〜正体は誰なんだろう?」
ワイワイ ガヤガヤ
梨子「おとといの事、かなりウワサになってるのね…」
ヨウ「結構ハデにやったからね、話題にならないほうが不自然なのかも」←梨子のカバンにコッソリ隠れてる
千歌「梨子ちゃん、おはよう!」
ヨウ( おっと、隠れないと )ササッ
梨子「あっ、高海さん!おはよう」
千歌「かなり噂になってるみたいだね…魔法少女マジカル☆リリー」
梨子「う、うん!そうみたいだね」
梨子( マジカル☆リリーの正体が私ってバレたらパンツに転生させられちゃう!あくまで他人を装わないと……… )
千歌「実はさ、私おとといマジカル☆リリーさんに助けてもらったんだ」
梨子( 知ってます!誰よりも知ってます!)
千歌「でもお礼をしそこねちゃって、本人はいいって言うけどヘタしたら命に関わってた事だし……」
梨子「き、きっと大丈夫じゃないかな?高海さんがあの時体を張って立ち向かわなかったらクロサワ団そのまま逃げちゃってたかもしれないし…」
千歌「………へ?」
梨子「マジカル☆リリーもきっと高海さんに感謝してるよ!だからあまり気にしなくても…」
千歌「ちょっと待って、なんで梨子ちゃんが”私がクロサワ団に立ち向かったこと”を知ってるの?」
梨子「………あっ」
ヨウ( 梨子ちゃんのおバカ!)
千歌「あの時周りにいたのはお店の人と魔法少女さん達だけだったし、梨子ちゃんがそれを知ってるハズは……」
梨子( どっ、どうしようヨウさん!このままじゃ私が魔法少女だってバレちゃう!)チラッ
ヨウ( ご愁傷様梨子ちゃん…パンツになっても頑張ってね )合掌
梨子( 見捨てないで〜〜〜!)
千歌「梨子ちゃん?」
梨子「いや、それはその………アレだよ!実はマジカル☆リリーは私の知り合いなの!」
ヨウ( 何いってんの梨子ちゃん⁉︎ )
千歌「えっ!そうなの⁉︎」
梨子「うんうん!マジカル☆リリーからいろいろ話を聞かせてもらったの、だからおとといの事も詳しく知ってるのよ!」アセアセ
千歌「そうだったんだ……ねぇ梨子ちゃん、図々しいかもしれないけどひとつ頼みたいことがあるんだ」
梨子「?」
千歌「マジカル☆リリーさんに私ともう一度会ってくれるよう頼んで欲しいの!」
梨子「え⁉︎」
千歌「私、彼女に会って確かめたい事があるんだ…」
千歌「無理にとは言わないけど、できれば2人でショッピングにでも行ってゆっくり話がしたいんだ!お願いできるかな…」
梨子「え………ええええええええええええええええええええええええええええ⁉︎」
ヨウ( あちゃー… )
◆ ◆ ◆
( 放課後 某ファストフード店 )
鞠莉「〜〜♪」
善子「………」
梨子「………」
善子「で…断りきれずに明日の放課後、高海さんをマジカル☆リリーと会わせる約束をしてしまったと」
梨子「…………ハイ」
善子「しかも一瞬会ってさよならとかじゃなく、あろう事か2人で一緒にショッピングにも行くと」
梨子「…………ハイ」
善子「先輩だけど今回ばかりは言わせてもらうわ………あなたバカじゃないの⁉︎」
梨子「返す言葉もございません」
鞠莉「まぁまぁ善子、あまり責めるのもよくないわよ?」
鞠莉「ここはひとつ!マジカル☆リリーの正体がバレないよう梨子とちかっちのデートを私たちでsupportしましょう!」
梨子「デデデデートぉ⁉︎別にそういうものでは……///」
鞠莉「明日は私と善子が陰から見守っててあげるから、安心して行ってきなさい!」
善子「仕方ないわね…まぁ梨子さんがパンツになるのも見たくはないし、協力してあげるわよ」
梨子「二人とも…ありがとう!」
鞠莉( デートの様子、たっぷりと写真に収めとかないとね♪ )ルンルン
善子( 鞠莉さんたぶん面白がってるわねこの状況 )
( 翌日 ショッピングモール )
千歌「よし…待ち合わせ場所に10分前に着けたね、ここでマジカル☆リリーさんを待とう」
千歌( この前マジカル☆リリーさんに助けられてからずっと彼女のことばかり考えるようになっちゃって )
千歌( そしてそのたびに、なぜか胸がキュッと締め付けられるんだ… )
千歌( 今日で確かめよう、私にとってマジカル☆リリーさんがどういう存在なのかを!)
リリー「高海さん!すみませんお待たせしました!」タタタ…
千歌「マジカル☆リリーさん!今日はすみません、私のためにわざわざ時間を割いてくださって…」
リリー「い、いえ!私も楽しみにしていましたし……今日は楽しい”デート”にしましょうね!」
千歌「え…デート⁉︎」
リリー「あっ…」
リリー( うわぁぁぁぁ私のバカぁぁぁ///きのう鞠莉さんにデートなんて言われたからつい意識しちゃって…!)
千歌「えーと……///デートなんですか、これって…」
リリー「いやいや違います違いますっ///すみません迷惑ですよね私とデートなんて!」アタフタ
千歌「い、いやそんな事は……!///」
リリー( はぅぅ…私この先大丈夫かなぁ、ボロを出さないようにしなくちゃ )
千歌「とにかく…行きましょうか///」
リリー「はい……///」
そんなリリーたちの様子を物陰から見守る善子たち↓
善子「梨子さんてば大丈夫かしら、さっそくやらかしてるみたいだけど」
鞠莉「青春ねぇ…」カシャカシャ
カナン「こら鞠莉、カメラをおろしなさい」
ハナマル「のっぽパン美味しいずら」mgmg
ヨウ「ハナマルちゃんは何しに来てるのさ…」
鞠莉「あ、移動するみたいよ!追いかけましょう」
ワイワイ ガヤガヤ
リリー「あれ……何だか向こうに人が集まってますね、イベントでもやるんでしょうか?」
千歌「なになに…”屋内ステージで魔法少女ショー開催!”小さな子供向けのイベントみたいですね」
リリー「魔法少女ショー⁉︎それはまた…何だかスゴい偶然ですね」
千歌「あはは、そうですね!」
………
スタッフ1「何だって⁉︎交通障害でキャストがショーの時間に間に合わない⁉︎」
スタッフ2「はい、魔法少女役も悪役も一般人の役も……みんな間に合わないと」
スタッフ2「どうしましょう、このままではショーが中止に!」
スタッフ1「そんなの許されるか!もうお客さんは集まってるんだぞ⁉︎」
スタッフ2「ですがキャストがいなければどうにもなりませんよ!」
スタッフ1「くそ…いったいどうすれば!」
スタッフ2「ん?」ピクッ
スタッフ1「どうしたスタッフ2?」
スタッフ2「なんですかその呼び方…いやそれより!あそこを見てください!」
スタッフ1「はぁ⁉︎キモっ!誰もお前のアソコなんて見たくねぇよ」
スタッフ2「違います!アレですアレ、観客席の向こうにいる女の子!」
スタッフ1「むっ、あれは⁉︎」
リリー「高海さん、最初はどこ行きます?」
千歌「えっとね、近くにアクセサリーのお店があるんですけど…」
スタッフ1「なんかよく分からんが魔法少女の格好をした女の子がいる!」
スタッフ2「………どうします、行きます?」
スタッフ1「開演まで時間がない、一か八かあの子らに賭けてみよう!」
リリー「アクセサリーショップですか!ぜひ行きたいです!」
千歌「それならさっそく…」
スタッフ1「そこの君たち!ちょっといいかな?」
リリー「はい……?」
スタッフ2「緊急事態なんです、力を貸してくれませんか!」
リリー&千歌「?」
次回、魔法少女ショーでマジカル☆リリーが大活躍(?)の予感!そして千歌がマジカル☆リリーに対して抱く気持ちの正体とは?
第5話 おわり
感想、コメントなどお待ちしています。
マジカル☆リリーをお気に入りに入れてくださった方々ほんとうにありがとうございます!