( 海辺 )
リリー「レーダーだとこの辺にブラック・クロサワ団がいるはず… 」
ヨウ「あっ、あれだよきっと!」
わたあめ1号「ワォォォォォォ!」
ハナマル「あのおっきな乗り物は… 」
マリー「ワンちゃんの形してるわね」
ヨハネ「見て、中にクロサワ団がいるわ!」
ダイヤ総統「ふふふ…来ましたわね魔法少女ども!クロサワ団が開発した犬型ロボット”わたあめちゃん1号”のチカラを見せてあげましょう!」
ルビィ司令「プログラミングはルビィがやりました!」エッヘン
カナン「またムダに派手なメカを…」
ヨウ「あんなのいつも通りやっつけちゃおうよ!ね、リリーちゃん!」
リリー「」
ヨウ「リリーちゃん…?」
リリー「い、犬………!」ワナワナ
ヨハネ「え…まさか」
リリー「無理無理無理!あんなおっきな犬となんて戦えないわよぉぉぉぉぉぉ!」ピュー
ヨウ「ああっ、どこ行くの梨子ちゃん!」
ヨハネ「嘘でしょ貴方ロボットの犬でもダメなの⁉︎」
リリー「ロボットでも犬は犬よ!噛まれる踏まれる殺されるぅぅぅぅぅ!」ガクガク
ハナマル「リリーちゃんの犬嫌いがまさかここまでだったなんて…」
カナン「もしかしてクロサワ団、それが分かっててこのメカを⁉︎」
ダイヤ総統「ピンポーンですわ〜♪犬相手ではマジカル☆リリーもタダの腑抜け、戦力外も同然です!」
リリー「ひぃぃぃ………!」ガクガク
ダイヤ総統「足がすくんでいる今がチャンス!わたあめ1号、マジカル☆リリーに突進ですわ!」
わたあめ1号「ワォォォォォォ!」ダッダッダッダッ
マリー「リリーあぶないっ!」ドンッ
リリー「きゃっ!」
ダイヤ総統「スキあり!わたあめ1号、鋼鉄パンチ!」
わたあめ1号「ワォォォォン!」ブォンッ
バキィィッ!
マリー「NOOOOOOO!」ズザァァァァ
リリー「あっ…!」
ヨハネ「マリー大丈夫⁉︎」
マリー「ぐふっ…今のは効いたわ…カナンのおっぱいを揉もうとした時にくらったボディブロー並みに……」ガクッ
ヨハネ「いやアンタ妖精にまでセクハラしてたんかい!」
ハナマル「というか鋼鉄パンチに匹敵するカナンちゃんのボディブローも凄いずら」
カナン( あの時は本気で訴えようかと思ったよ… )
ダイヤ総統「そうやって仲間に気を取られていると……」
ハナマル「ヨハネちゃん危ない!」
ヨハネ「え…」
ダイヤ総統「またまた鋼鉄パンチ!」
わたあめ1号「ワンッ!」ブォンッ
ズドォォッ!
ヨハネ「んごぉっ!」ドサッ
ヨウ「あわわ…ヨハネちゃんとマリーちゃんがやられちゃった!」
リリー( どうしよう、私のせいだ…!)
ダイヤ総統「残すは全く役に立たないマジカル☆リリーだけですね!この勝負もらいましたわ!」ニヤリ
ルビィ司令「ちなみにマジカル☆リリーにより怖がってもらうために、このロボットは犬の習性を完璧にコピーしてあります!」
ルビィ司令「命令すれば自動でおすわりや…」
わたあめ1号「ワォン!」サッ
ルビィ司令「伏せも!」
わたあめ1号「ワォォン!」バッ
ルビィ司令「おまわりさんだってできちゃいます!」
わたあめ1号「ワォォォォン!」グルグル
ダイヤ総統「さすが我が妹!こんな難しいプログラミングもできるなんて凄い子でちゅね〜〜♪」ヨシヨシ
ルビィ司令「えへへ///」
ヨウ「姉妹コントなんかして余裕かましちゃって…」
リリー( ヨハネちゃんもマリーちゃんも私をかばってやられちゃったんだもの、私がなんとかしなくちゃ…!)
リリー( そう分かってても…!でも、怖い……やっぱり怖いよ……!)
ダイヤ総統「さぁ、そろそろマジカル☆リリーにもトドメを…」
???「待ちなさい!」
ダイヤ総統「ん?」
カナン「今の声は…まさか!」
千歌「ブラック・クロサワ団……マジカル☆リリーさんを傷つけるなんて絶対に許しません!」
カナン「やっぱり高海さんだ!」
ハナマル「どうしてここに?」
千歌「犬の散歩をさせていたら偶然皆さんを見かけたんです!」
しいたけ「ワン!」
リリー「高海さん危険です!逃げて!普通の人があのメカの攻撃を受けたらタダでは…!」
千歌「マジカル☆リリーさん!私にひとつ作戦があるんです!」
リリー「え…?」
千歌「あのロボット、犬の習性を完璧にコピーしていると言ってましたよね?それなら……」スッ
ヨウ「それは…フリスビー?」
千歌「はい…ついさっきまでコレでしいたけを遊ばせていました、上手くいくかはわかりませんが………えいっ!」バッ
ヒューーン
ダイヤ総統「はぁ?何をするかと思えばフリスビーを海に向かって投げただけではないですか」
わたあめ1号「ワォン!」ハッ
ダイヤ総統「え?」
わたあめ1号「ワォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!」ダッダッダッダッ
ダイヤ総統「ピギィ!わたあめ1号が勝手に走り出しましたわよ、どういう事ですのルビィ!」
ルビィ司令「よりリアルな犬に近づけるために、フリスビーを投げたら追いかける機能もつけておいたんだ!」エッヘン
ダイヤ総統「何でそんないらない所を再現したんですか!このままじゃ海に落ちますってぇぇぇ!」
わたあめ1号「ワォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!」バッ
ザブーーン!
ダイヤ総統「いやぁぁぁぁぁ!」
千歌「やった、上手くいきましたね!」
ヨウ「高海さんナイス!」
わたあめ1号「ワ……ワォ……」プスプス
千歌「水を浴びて壊れかけてます!マジカル☆リリーさん、後は頼めますか?」
リリー「高海さん…ありがとうございます!」バッ
リリー「くらいなさいクロサワ団、トドメの”マジカルラッパウェーブ”!」バシュウウウ
チュドォォォォォォォォォォォォォン!
ダイヤ総統「今日こそはいけると思いましたのにぃ!ぶっぶーですわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」バヒューン
ルビィ司令「ピギィィィィィィィィィィ!」バヒューン
キラーン✳︎
ヨウ「やった!やった!」
ヨハネ「何とかなったみたいね…」
マリー「今回は千歌っちのideaに脱帽だわ!アリガト!」
千歌「いえ、皆さんにはいつも助けてもらってばかりですから、これくらいは…」
リリー「みんな、ゴメンなさい!私が犬ニガテなばっかりに迷惑を………リーダーなのに」シュン
ヨハネ「気にしないでリリー、誰でも苦手なものはあるんだから」
マリー「そうよ!私だってこう見えて臭くてネバネバした”アレ”がキライだし♪」
カナン( 普通に納豆っていいなよ… )
ハナマル「リーダーだからってあまり責任を感じすぎるのはよくないずら♪」
ヨウ「気楽がいちばん、ヨーソロー!」
リリー「みんな…」
千歌「マジカル☆リリーさん!」
リリー「は、はい!」
千歌「私は魔法少女でもないし、皆さんと比べたらほとんど役に立たない存在かもしれませんけど…」
千歌「でも、何か手伝える事があったら言ってください!私、全力でチカラになりますから」
リリー「高海さん…///」
ヨウ( あら〜〜^ ^ )
カナン「やれやれ、色々大変だったけど何とか無事に終われそ……」
しいたけ「ワン!」
ヨウ「あっ」
リリー「」
キャアアアアアアアアアアアアア!
ワォォォン!ワンワンワンワン!
コラシイタケヤメナサイッ!
ソウイエバサンポチュウダッタワネ…
千歌の機転により強敵”わたあめ1号”を倒すことができたマジカル☆リリーたち。
そして次回、魔法少女たちがある人に正体バレの危機?果たしてその結末は⁉︎
第9話 おわり
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