無自覚な吸血鬼の王   作:トイレの紙が無い時の絶望を司る神

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書きたい所までは書いた。
ここからも頑張るぞい☆
今回は短めです。


戦争の結末

「で、何故くっつくのだ?」

 

「フフフ、良いじゃないそんなこと♪」

 

レミリアの所に向かおうとしたのだが、何故かこの女性......風見幽香さんだっけ?

幽香さんに引っ付かれてしまった。

色んな場所が当たって......。凄くスベスベな手だなぁ。

 

「ん?どうかしたのかしら?」

 

おっと、見すぎた。

 

「すまない。見蕩れていた」

 

「え!?......フ、フフ、これは手強いわね」

 

正直な感想を言えば女性は恥ずかしがる。

まさかこんな所で500年ほど前の友人の教えが役立つとは。

元気にしてるかなぁ.....。まだルーマニアに引きこもってるのかな?あの髭ズラ王は。

 

さてさて、照れてくれたお陰か幽香さんは離れてくれた。

レミリアに壁とガラスが壊れたことを伝えなければ。

 

ドアの前まで来ると、中から話し声が聞こえた。

 

「え?貴方がトップなの!?」

 

「どういう意味だそれは.....!!」

 

「あの男の吸血鬼じゃなくて!?」「それを言われると言い返せんな......」

 

レミリアの声と違う声が聞こえる。

誰だろう?レミリアの友人かな?

 

その前にノック。コンコン。

 

「入るぞ」

 

「あ、はいはい」

 

「え.....?この感じ.....ま、まさか!?」

 

ガチャっとな。

中には向き合って話すレミリアと、紫色の服を着た女性がいた。

....ってレミリア!?その傷どしたの!?

 

「レミリア、その傷は.....?」

 

「お恥ずかしいことに、打ちのめされたわ」

 

「そうか......。この女性にか?」

 

「え!?あ....!!」

 

うわーマジかー。

スゲーな。レミリア倒すとかどんな化物なんだろうか。

.....にしても、この子も人見知りかな?

 

「緊張しなくてもいい。レミリアに勝ったんだ、誇れることだぞ?」

 

「い、いえ。ありがとうございます」

 

おぉ、確か扇子だっけ?初めて見た。

口を隠す仕草がなんとも似合っている。上品だなぁ。

 

「私は八雲 紫。幻想郷の管理人の様な者です」

 

「私はロミオ・スカーレット。我ら紅魔館、君を歓迎しようじゃないか」

 

腕を広げて受け身の構え。

ほーら怖くなーい。

 

「.....ねぇ、本当に貴方がここのトップなの?」

 

「最近自信が無くなってきたんだ。あまり突っ込まないでくれ」

 

ん?何かヒソヒソ話しているな。気になる。

 

それはいいとして、話を聞くとどうやら私達紅魔館陣営は大将陥落で敗北扱いだそうだ。

あーらら。負けちゃったかぁ。

 

「ところで.....ロミオさん」

 

「なんだ?」

 

「後ろの緑髪はそのー.....私の友人で」

 

「あぁ、幽香さんか。呼ばれているぞ?」

 

「えぇ。大丈夫よ。「だいじょばないわ」大丈夫よぉ?」

 

激しいアイコンタクトの末、幽香さんは紫さんと一緒に帰ることになったらしい。

 

「紅魔館はこれから、無期限の封印となります。ですが、恐らくそこまで長くないと思われますので、気長にお持ちください」

 

「大丈夫だ。解くことがあれば、伝えに来てくれ。」

 

「私のセリフを取らないで」

 

おっとすまない。

.....そういえば。

 

「これではフランの友人作りが遅れてしまうな」

 

まぁそこまで長くないらしいし。大丈夫かな?

 

「ロミオ......」

 

幽香さんが呼んでくる。

......呼び方には突っ込まないぞ。

 

「どうした?」

 

「また、会いましょうね?」

 

「良いとも」

 

いやーこれはモテ期来ちゃったかな?

こんな美人に誘われるとか嬉しいなぁ。

笑顔は怖いが......。




作者的な裏話
本当はロミオさんの名前は「ロミオ・スカーレット」ではなくて、「ヴラド・ロミオ」にしたかったんです。
ですが王族には姓名が付けられないとのことで断念。

レミリアと親戚というのはこの設定から引き継いだものです。
レミリアは自分をヴラド公の末裔と言っていたので、直系を出してみた的な話にするつもりでした。
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