ガンダムSEED×00~異世界にイノベイターは何を思う?~<完結>   作:MS-Type-GUNDAM_Frame

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UAが1000超えてますやん・・・ありがとうございます。
これからも頑張って文章力を磨いていく所存です。

よし、このまま強奪場面まで書ききるぜ、・・・と思ったところで入力フォームが消えました。
心折れそうや・・

原作ではカレッジに入る人間はモルゲンレーテがチェックしているようですが、刹那はオーブの市民権を持っているので入れる設定です。

では、第二話:イノベイターは共闘するか
張り切ってどうぞ!


2話:イノベイターは共闘するか

他愛のない時間は他愛のない一言で脆く崩れた。それは本当に簡単に崩れた。

 

「そういえばキラ、呼ばれてなかったっけ」

 

キラは凍結した。

 

「む、呼ばれていたのか?カレッジの中なら、俺はその図書館に行く途中でな、よければ送っていくぞ。」

 

再起動したキラは是非もなく刹那の話に乗り、ここに奇妙な四人組が結成されカレッジを目指すのだった。

 

移動中、目立ったことと言えば、すれ違う車に乗っていた青いショートカットの美女を偶然見たトールがミリアリアから冷たく当たられたくらいの物だった。

 

カレッジに到着して、刹那はキラと連絡先を交換させられ、そのまま図書館へ向かった。キラは何とか五分遅れ程度でゼミ室へ到着し、自動ドア開き中へ入った。

 

「キラ、遅かったじゃないか。」

 

入って初め、デスクやモニターの間から声をかけてきたサイ・アーガイルは、フレイの婚約者だ。キラは彼のことを悪からず思っており、また彼からもそうだろうとキラは思っていた。

キラは遅れた理由をなんと説明しようかと考えながら歩を進め、ふと人の気配を感じて、腕を組んで壁によりかかる人物を発見した。

茶色のコートを着ていて、金髪に金色の目に、形の整った中性的な顔をしている。

しかしキラはそこで自分の無遠慮さに気恥ずかしさを覚え、目線をその人物からそらした。

金髪の人物は、目線に反応し少し見返していたが、視線を気にした風もなく顔を元の向きへ戻し、また最初のように腕を組んだ待ちの姿勢へと戻った。

 

「だれ?」

「教授のお客さん。ここで待ってろって」

「ふーん・・」

 

トールと研究室で作業をしていた青年カズィ・バスカークが小声で会議をしている横で、キラがこの場所に呼ばれた理由が現れた。

 

「これ追加の分だってさ。何なんだ?まあどうせモルゲンレーテの仕事なんだろうけど」

「興味ないよ。どうせやることは一緒。フレーム接地モジュールの解析さ。」

 

サイから渡されたチップを受け取り、キラは自分のために用意されていたデスクに自分で持ち歩いているPCをのせ、作業を開始した。

五分ほど経過したところで、トールが「フレイ・・・」と切り出してキラの作業効率を極端に低下させたり、その隙に客人が[KATO]とネームプレートを張られた扉を開けようと試みて失敗したりとしたことがあったが、おおむねそれはいつものカトーゼミの光景であった。

 

その日常は近く、音を立てて崩れるものではあるのだが。

 

<side_OUT>

 

<side_Space Ship>

 

ムウ・ラ・フラガは、自身の愛機、メビウス・ゼロで補給の終了を待ちながら、思考の海に沈んでいた。

クルーゼは本気ではない。自分の消耗からもそれは明らかだ。しかし、倒そうという意思が見えないわけでもない。本気ではないというべきか。周りをうろちょろしていた取り巻き共を二機ほど撤退させてからも、クルーゼの動きは余裕のある落ち着いたものだった。どうにも臭い。()()()()()()()()()()()()()()()()・・・?

 

ここでムウの頭に電撃が走った。

これだ!ヤロウは裏で何らかの作戦を進める陽動役に違いない。恐らく、新兵器の強奪を行うつもりだ・・・これを知らせなければ・・・

 

ムウの脳裏を過った予想は、ほとんどクルーゼの描いた絵と同じものだった。だが、気づくのが少し遅かった。アラートが整備ドックに響き渡る。

今度は恐らくクルーゼ機を含めて四機が襲ってきたようだ。恐らくこちらがあちら(ZAFT)の作戦に気付くことを見越してのこの布陣、ムウは連合艦の最高戦力であるがために、艦の守りをやめるわけにはいかない。事ここに至ってムウに出来る反抗は、発進前に艦長に敵の狙いと思われる新兵器強奪という目的を伝えることだけだった。

顔を見たことはないが、ムウはクルーゼが薄く笑う顔を幻視しながらカタパルトへと向かった。

 

<side_OUT>

 

<side_Coordinater sneaker>

 

潜入した面々は、ハンドサインで合図をしながらあらかじめ決まっていた作戦の決行場所へ散開していった。

この作戦の根幹を担うメンバーの、赤い宇宙服を着た五人は、イメージトレーニングを繰り返していた。実際、イメージトレーニングの有無で作戦の成功率は雲泥の差だ。だが過度の緊張も失敗の要因となる。そう思ったかはさておき、五人の中で最も口数の多い茶色い肌の男、ディアッカ・エルスマンは先ほど戦闘宙域で見た戦いのことを口に出していた。

 

「しっかし、あのメビウスゼロ、エンデュミオンの鷹って言ったっけ。あのクルーゼ隊長とまともにやりあうとは、あれほんとにナチュラルか?」

「あまり無駄口を・・・」

 

今は作戦中だと、ディアッカの私語を注意しようとしたアスランだったが、それは銀髪の男にさえぎられた。

 

「どうせあっちに投降したコーディネーターに決まっている。出なければあのクルーゼ隊長とやりあえるかよ」

 

気の強いこの男の名はイザーク・ジュール。なかなかのコーディネーター至上主義者で、この五人の中では二番目にMSの操縦が上手い。余談だが、17歳になった今でも母親と同衾している生粋のマザコンでもあり、そしてそのことはそれなりに周りに知られている。

 

「私語は慎め」

 

アスランは今度こそ注意をしたが、二人は不服そうな顔を向けた。しかし、続く四人目の一言で顔を引き締めた。

 

「あと1分で作戦開始時刻です」

 

二人を精神的に黙らせたのは、緑の髪と中性的な顔をした少年、ニコル・アマルフィだ。

全員がカウントを心の中で数え上げる。

 

3,2,1・・・0!

 

各所に仕掛けられた爆薬が火を噴き、アークエンジェルが格納されたドックはその全てが爆炎に蹂躙された。

それと同時に、アスラン達五人はコロニー内の指定ポイントへ侵入した。慌てて輸送を試みる連合の士官たちとその荷物を、スコープで素早く発見し、コロニーへの侵入部隊へ座標を伝達する。

 

「グゥレイト!突けば巣穴から出てくるってね」

「クルーゼ隊長のおっしゃった通りだ。やはりナチュラルなんて間抜けなもんだな。」

 

ディアッカとイザークは軽口をたたくが、五人は一様に真剣な顔で後備を引き連れ輸送部隊への強襲を開始した。

 

<side_OUT>

 

<side_Porter>

 

「ラミアス大尉!艦との通信が!」

作業員の報告に息を詰まらせるが、すぐさまその元凶が姿を現した。ZAFTのジンは、爆撃を行ってトレーラーの群れを足止めする。

かろうじて伏せによって攻撃をかわしたラミアスは、周りの作業員へ指示を飛ばす。

 

「X-105と303を起動して!とにかく工区から出すわ!」

「了解しました!」

 

しかし、ジンは移動先へ陣取って威嚇射撃―被害側からすれば威嚇では済まないが―を加えている。

怯んだ連合の隙をついて、ZAFTの工作班が降下し、携行火器で陣形の崩れた連合の部隊を制圧していく。

戦車や戦闘車両が出撃するが、MSを前に碌な反撃も出来ず沈黙していく。

 

そのときマリューは、工廠の内部から走ってきた二人の人物に威嚇射撃をおこなっていた。

一人は茫然とこちらを見下ろし、もう一人はそばで膝を崩している。戦場の空気に当てられて敏感になっていたマリューは、躊躇なく二人へ発砲する。二人は碌な火器も持っていないのか、すぐに逃走に移った。

そこでマリューは驚愕する。

「子供!?」

だが状況は彼女をそのままにさせない。動いている新兵器が彼女の視界に映る。当然、こちらのパイロットであるはずがない。彼女は慌てるが、銃撃が迅速な回避を優先させた。目の前で仲間が倒されたが、その飛び散った血の方向から相手の方向を特定し、相手を撃ち殺す。

 

一息つこうとしたその時、上から声がかかった。

 

「あぶない後!」

 

とっさに伏せると、背後の装甲板に銃弾が当たる音が響いた。スナイパーを片付けてから思わず声がした方向を見た彼女は、見覚えがある姿をその目に捉えた。

 

「さっきの子供!?」

 

それは先ほど逃げた二人組の子供の片割れだった。




こんなに頑張っても振り返ると三千文字・・・
まだまだですね。平均一万文字越えとか人外としか今の僕には思えない・・・

次回はキラサイドからこの場面の繰り返しとストライク起動までやりたい。
一週間でやれるといいな!

感想・誤字報告あると嬉しいです。

追記
改行など一部変更を加えました。
戦闘って難しい・・
緊張感でないなぁ・・・

追記
タイトル変更しました

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