ガンダムSEED×00~異世界にイノベイターは何を思う?~<完結> 作:MS-Type-GUNDAM_Frame
甜面醬:大匙1杯
豆板醬:大匙1杯(+3~4杯)
醤油 :大匙3杯
味醂 :大匙2杯
紹興酒:大匙1杯
黒胡椒:適量
花椒粉:大匙1杯(+1~2杯)
豆鼓 :5~6粒(潰す)
大蒜 :3欠
生姜 :20グラム磨り下ろし
豚挽肉:100グラム
辣油 :適量(+20ml)
豆板醤を四川豆板醤に変更し、()の内側をすべて適用すると
外道マーボー:初級編
が作れます。
またの名を泰山マーボー初級者用。(非公式)
(きっと生粋のFateファンならわかる)
この文章から何が言いたいかと言えば・・・
キラって辛いもの大好きだよね(種キャラ劇場参照のこと)
「では、俺はキラと共に先行してその艦の護衛を行えばいい。そうだな?」
「ああ、曹長の戦果は目を見張るものがある。どうか・・・・よろしく頼む!」
「了解した。キラには俺の方から伝えておく」
刹那にはナタルの言いようがいささか大仰に感じられたが、キラにもいい経験になるだろうと考えてもいた。
トレーニングルームで筋トレの休憩をしていた刹那は、脱出前から少し自室に籠り気味のキラを呼びに行く。
「キラ」
ドアをノックすると、すぐには返事がない。
少ししてから、ドアが開かれた。
「どうぞ」
「失礼する・・・どうした、体調が優れないようだが」
「いやぁ、ムウさんに頼まれたシミュレーターのプログラムがようやく終わったところなんです・・・」
つまり1日やそこらでくみ上げてしまったということだろうか。
内心感動を覚えながらも、用事を伝達しなくてはと思い出し、要件を告げる。
「今から艦の護衛を行うことになる。少しアークエンジェルから離れることになるが、ノイマンやトールたちは優秀なクルーだ。心配はいらないだろう」
「あ、はい。ところでその護衛する艦って、誰か乗ってるんですか?」
「大西洋連邦の理事が乗っているそうだ。何でも、娘に会うためにと第八艦隊から船を一隻徴発してきたようでな」
「それってフレイの・・・」
「理事の名前はジョージ・アルスターだそうだ」
「やっぱり・・・」
刹那の話を聞きながら、キラの顔は百面相をしている。
「どうかしたのか?」
鈍い刹那にも疑問に思われるほどに。
「いえ・・・準備しましょう」
「ああ、そうだな」
◇◇◇◇◇◇◇◇
はたしてキラは本当に何でもなかったのだろうか?
脳量子波を使って確認できればよかったが、どうやらムウは脳量子波が一般人よりも強いらしい。使えば気づかれてしまい面倒なことになるだろうな。
第一、他人の心を勝手に覗くのは人としてやるべきではない。
恐らく、航路を考えればあの俺たちを追っていた部隊と戦うことはないだろうな。
だが斥候と会敵する可能性はあるか。
さて、武器はどうしたものだろうか。
思えば、外宇宙を回っていたころはよくよくティエリアに助けてもらっていたようだな。
居なくなって初めてわかる
その感覚は知っているはずだが、こうも気づけないとは。
むっ、あちらにいるのは・・・
◇◇◇◇◇◇◇◇
「あら、ソラン曹長じゃない。考え事?」
「なぜわかった?技術大尉」
いくら刹那が仏頂面とはいえ、実は見る人が見れば表情は結構わかりやすい部類だ。
「顔に書いてあるもの」
「そうか」
「それで、考え事っていうのは?」
「ああ、ジン・メビウスの装備をどうしたものかと考えていてな」
「そんなに必要かしら?」
「これは勘だが、斥候かなにかと遭遇する可能性が高いと踏んでいる」
マリューは少しだけ思案顔をして、回答した。
「いつものでいいんじゃないかしら。」
「なぜそう思う?」
「だってあなたの装備、熱源反応から居場所が割れないステルス戦闘用みたいなものでしょ?斥候相手なら、あなたの技量も考えればそれがベストじゃないかしら。」
「そうか・・・感謝する、大尉」
「こういうことならいつでも相談に乗るわよ。なんて言っても技術大尉なんですからね」
「そうか」
それに、とマリューが付け加える。
「これ以上ハルバートン准将の胃に負担を掛けたくないもの」
「・・・それでか」
「何が?」
「いや、こっちの話だ。もう行く」
「じゃあ、キラ君もだけど、無事に帰ってくるのよ」
「ああ、わかっている」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
コクピットの中で、刹那とキラは準備を整える。
その間に、ミリアリアが合流ポイントの説明を行っている。
「以上で説明は終わりです。大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ」
「問題ない」
かなりアークエンジェルの近くまで来ているらしい。
「それでは、発進シークエンスへ」
「キラ・ヤマト、ストライク、行きます!」
「ソラン・イブラヒム、ジン・メビウス、発進する!」
電磁加速で二機のMSがアークエンジェルの足から飛び出し、うち一機は色が変わる。
目標ポイントまでの道のりで、二人は少しばかり話す。
「前と色が少し違うな。調整したのか?」
「はい、マードックさんたちと装甲の電圧を変えられるように。今はあまり効果がないですけど、最終的には自由にコントロールできるようになると思います」
「そういえば、ムウに頼まれていたシミュレーターのプログラム、あれを改造すればナチュラルでもMSに乗れるようになるんじゃないか?」
「あ、そういえばそうですね」
ここで、刹那が制動をかけた。
「だが、・・・・ここが合流ポイントだ。キラ、そちらのセンサーではどうだ?」
「おっきいのが12時の方向に一つ、多分戦艦だと思います」
「無事に来ることが出来たらしいな」
「あと五分くらいでつくと思いますけど・・・」
その時、アラートが鳴った。
「三時の方向に敵機・・・キラ、俺が行く。援護しろ」
「はい!」
刹那のジン・メビウスが近くのデブリを蹴って目標の居ると思われる方向へ進んでいく。
キラのストライクも、少しぎこちないがこれに続いた。
「目標を補足・・・キラ、見えるか?」
「はい・・・斥候でしょうか」
「アンテナの大きさからみてまず間違いないだろう」
刹那のジンが重斬刀を構えた。
「あそこまでは障害物がない。ジンを転進させる必要があるが、その瞬間にビームライフルで牽制してくれ。当てる必要はない」
「わかりました」
刹那のジン・メビウスのスラスターに灯が灯る。
「では、行くぞ」
「準備OKです!」
瞬間、刹那のジンがスラスターの残光を曳いて加速する。
そして、索敵型ジンとちょうど半分ほどの位置で制動をかける。
「今だ!」
ストライクのビームライフルが、索敵型ジンの後ろを掠めた。
その一瞬に気を取られたジンのパイロットを、刹那のジンがコクピットごと突き刺した。
「的確な援護だった。よくやったな、キラ」
「いえ・・・」
心なしか、キラの顔が沈んでいるのではないかと刹那は感じた。
『素晴らしい腕だ!』
突然、二人の耳に通信の音声が響く。
『ここまでの人材が今まで無名であったとは!採用部はいったい何をしておったのだ!』
刹那には心当たりがあった。
ジンのスラスターで、6時の方向へと向き直る。
「ジョージ・アルスター氏ですね?連合軍所属、ソラン・イブラヒム曹長です。少尉、挨拶を」
「キ、キラ・ヤマト少尉です。その、初めまして・・・」
『ほほう!君のようなまだ若い少年がパイロットとは驚いた!もしかしてコーディネーターかね?』
驚いたキラは固まる。
『安心したまえ。確かに私はブルーコスモスの会員だが、ブルーコスモスは本来コーディネーターを傷つけることは禁止している』
再び、キラが驚きで固まった。
『テロリスト共がブルーコスモスの名を騙るのは腹に据えかねておるのだ!まったく、盟主のあの頭の柔らかさを見習って欲しいものだよ。む?すまんすまん、こちらから一方的に喋りすぎてしまったな。
では・・・曹長!エスコートを頼んでもいいかね?』
「もちろんです。少尉、行きましょう。敵が来るといけない」
「・・・っは! はい!」
ようやくキラが再起動したところで、刹那達はアークエンジェルの方へ引き返し始めた。
帰り道では敵と遭遇することもなかったが、キラはジョージ・アルスター氏の質問にさらされ続けていた。
アークエンジェルと合流するころには、キラはコペルニクスでアスランと別れたところまで話してしまっていた。
『もしかしてそれはパトリック・ザラの息子、アスラン・ザラのことかね?』
「知っているんですか!?」
『今や、プラントはパトリック・ザラの支配する国に成りつつある、とのことだ』
二人の話を、刹那は興味深そうに聞いていた。
ブルーコスモスはテロ組織ではありません。
という設定を聞きました。
面白そうなので僕も流用しています。
盟主は頭が柔らかい人だと思うのです。
手段も選ばないですが。
後、最後の方、なんかもうプラントはパトリックさんの国になってましたよね。
実はプラントを乗っ取ったメンバーが宇宙開発を妨げた最悪のテロリストというのは皮肉だなあと思っています。
まあブルーコスモスを騙るテロリストについては、コーディネーターにNジャマ―で殺された人は多くても、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いは少し違うんじゃないかとも思うのです。(悲劇に会ったこともない人間の言ですが)
ちなみにプラントと連合の人口比は100億対1500万です。
リアル一騎当千が求められるとかジオンも真っ青ですわ