ガンダムSEED×00~異世界にイノベイターは何を思う?~<完結>   作:MS-Type-GUNDAM_Frame

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なんと本日で連載開始一周年。永らくご愛顧ありがとうございます。
本編が実に良いところで中断していますが、現在作者の将来も良いところ(白目)なので少々お待ちください。
今回の番外編では2018/1/28時点での最新話までの設定や作者からのコメントをいくつかを出しておこうかと思います。

来週までにExtra:Settingに移します。


Extra04:1周年企画・人の軌跡

キラ・ヤマト

言わずと知れた主人公。宇宙コロニー・ヘリオポリスで普通のキャンパスライフを送っていたが、世界戦争に巻き込まれた友人を救いたいと参戦。地球連合軍の秘密兵器ストライクのパイロットになる。

第一世代型のコーディネーターでありかなりの能力は持っているが、周りに自分では敵わない技能の人間がちらほらと存在しているため、あまりコーディネーター優勢論には共感できない。

ここ数か月で特殊部隊並みのトレーニングを続け、自主的にも特訓しており、加えて成長性が凄まじいコーディネーターの体を持っているため原作と比べ物にならないほど強い(多分原作キラと生身で喧嘩すると数秒でKOできる)。

彼女が出来かかったり色々あったが、親友を殺してしまった(と思っている)ため絶賛精神崩壊進行中。

 

刹那・F・セイエイ

ヘリオポリスで生活していた自動車修理工。コードネームを名乗る意味がないと考えているので、本名のソラン・イブラヒムで通している。

この世界最強のモビルスーツパイロットであり、本人もそれは認知している。

争いを好む性格ではないが、力が必要な時もあるとも考えている。

実は、未だマリナ・イスマイールの言葉について考え続けているが・・・

 

ムウ・ラ・フラガ

SEED世界のニュータイプ。人間をやめたボディーを持っているうえ、割と不可能を可能にする男。グラハム・マニューバを耐Gシステム無しで余裕で扱える(フラガ一族ボディのおかげ)事に加え弱いながらも脳量子波を持っている(ドラグーン・ファンネル・ファング適正を持つ)が、経験値の差で戦闘では勝てないと思われる。

本作では準主人公・・・のはずだったがキラが目立ちすぎているような気がする。

 

アスラン・ザラ

母親の敵と軍へ入ったが途中どう考えても父親の方がやばいと気づき生体ユニット化してしまった挙句狂い、最終的に親友の精神に多大なるダメージを与えた悲劇の男。

恐らく全敵キャラクターの中で最もキラにダメージを与えている。

親の期待に応えるために全力で何でも取り組むが、何をやってもコーディネーターなら当然なのではないかという諦念を抱いてもいる。

最近地球連合軍に拾われた。

 

イザーク・ディアッカ・ニコル

そういう名前ではなくアスランの悪友&友人の三人組。みんな親はお偉いさんだが、ちゃんと努力で正当な評価をもらっている。

作者の着けたあだ名はそれぞれのファンに怒られそうなので非公開だが、多分同じように思っている人もいると信じてる。

一番アスランと仲が悪いのはイザークだが、一番アスランのことを分かっているのも多分イザーク。作者はニコルがお気に入りキャラです。

アラスカ基地でγ線レーザーに吹き飛ばされた・・・と思わせておいて三人とも生きてる。現在はパナマ基地で労役をしており最初は三人とも同じ牢屋だったが、現在では

イザーク :元の部屋

ニコル  :個室(囚人的にはVIP)

ディアッカ:独房

となっている。食事で顔を合わせるたびにディアッカがなじられるが誰も仲間をしない。なにがあったのかはお察しください。

 

ナタル・バジルール

最近は艦長と略して読んでいたことが多い気がする。軍人の名門・バジルール家の出身で、本人の資質もあって出世コースを超えた出世スライダーに乗っている。多分将来的には大将まで行くが、行き遅れないと思う。(主にノイマン)

ガンダム00視聴者的にはマネキンさんのようなものだと思って欲しい。

射撃管制の指示に定評があり、ミサイルでマルチロックオンを指示するだけで行える実は人外である。

 

カガリ・ユラ・アスハ

主人公(偽)。キラより男らしいが、微妙に羞恥心はある。

ほぼ姫に相当する身分だが、確実に護衛にキレさせるタイプ。

パイロット適性は高いが、そそっかしいので向いていない。でも作者は刹那の戦闘データが移植された核動力型アカツキに乗って戦場で無双するところまでは想像した。

作者は余裕でラクスザーさんよりかわいいだろJKと思ってる。いや確信してる。砂漠の虎編でのドレス姿とかSEEDDestinyのジューンブライト花嫁姿とか最高だったろうg・・・

失礼しました。

キラと同じ超辛党で、多分家でステーキにデスソースとかかけていたと思う。キラもそうする。確実に現代日本にいたら週刊少年ジャンプ読んでると思う。バトル物が好きそう。

最新話ではキラをメンタルヘルスケアするために戦艦クサナギで指揮をしながら待ってる。かわいい。

 

トール・ケーニッヒ

実はニコル最初に死ぬあたりで最低でも片腕は吹き飛ぶ予定だったが、アスランがぼろ負けしたので無事だった。

いわゆるパリピだが、マナーは守るハイブリッド型。もてる。

ミリアリアは好きだが、健全な男児の習性として美人を見てしまう。わかるぞ。

最新話では裏方で射撃管制を担当しており、アークエンジェルを不沈艦足らしめている要因の一つである。最近は若干空気。

 

サイ・アーガイル

完全なる空気。霊圧が消えるまでもなく最初から存在していないレベルだと思う。フレイが痴女にならなかったせいだが、可愛い彼女がずっといてくれるだろうということで我慢してほしい。

最新話では作者にどこで何をしているかさえ考えてもらえていなかった。多分整備班で修行中とかそのへんだと思う。数合わせで出して本当にすまない。

 

パトリック・ザラ

諸悪の根源と化している作者の被害者。ネタ最終話枠として

 

「あなたが・・・」

「お前が・・・キラ・ヤマトか」

「投降してください!」

「ふっ、笑止!」

 

四股を踏んだパトリック・ザラの体に、みるみる電気らしき緑色の光が集まっていく。

 

「ふぅぅぅー・・・俺の政治について教えてやろう。気に入らん奴は・・・この拳でぶん殴る!」

「がはっ!?そんな・・・モビルスーツを投げ飛ばすなんて!?」

「ナチュラルも!軟弱なコーディネーターも!みんな、俺が個人の闘争で引き上げてやるのさ!これが、俺の政治だぁ!」

 

があった。多分ガンダムファイターに近い強さ。

妻を溺愛していたがゆえに闇落ちしたうちはマダラのような悪役だが、今のところ隕石を落としたり木遁忍術を使ったりスタンドを召喚して無双する予定はない。

現在はγ線レーザー発射機(試作型ジェネシス)のサブプランを動かすために暗躍している。

 

ラウ・ル・クルーゼ

戦闘面ラスボス。細胞分裂を抑制する薬を常用しているが、多分傍からその様子を見ると完全な薬厨。地球に仮面状態で降りて通報されたことがある。

バグレベルのアル・ダ・フラガの資質を完全に受け継いではいるが、純粋なモビルスーツパイロットしての才能はたゆまぬ努力によるもの。

外伝が出ると完全にダークヒーロー系の主人公だと思う。

作者に舌戦が書ききれるのかそこはかとない不安を植え付けてくるある意味での第四の壁の破壊者でもある。

 

ミリアリア・ハウ

ヤンデレ。トールがおとなしければ可愛い彼女だが、怒るとかなり怖い。

トールとの馴れ初めは無く、幼馴染を死ぬ気で仕留めた生粋のハンターである。モビルスーツの発進時のオペレートを務めるため、定期的に役が回ってくる。

 

フレイ・アルスター

原作における全自動人間関係炎上装置。アルスターと付くくらいなのでメイヴの生まれ変わりかもしれない。あるいはフレイヤ。

作者もこんな人にだけは引っ掛かりたくないが、多分実際に近くにいると耐えられないと思う。最近はサイと並んで空気。多分医療系の下働きをしているが、想像と違っていて後悔していると思う。

 

ムルタ・アズラエル

本編と完全に乖離したかもしれない別人。でも本編も落ち着けばこんなものかもしれない。なぜこんな性格になったのかは先日番外編で投稿した「番外編:アズラエル(魔人)の生まれた日」を見ていただきたい。

執務室には日本語の旗が飾ってあり、「人類皆顧客」と書いてある。

アメリカ人なので、と言ってコーヒーを出すが、いつか砂漠の虎とコーヒーについて話したいと思っている。

 

アンドリュー・バルトフェルド

イケメン中年。ケバブについて並々ならぬこだわりを持っており、頑としてチリソースを使い続けるダゴスタと時々ジハードと称して殴り合っている。ただしコーヒーの趣味は合う。

基地内でも布教活動をしていたため大半がヨーグルトソース派だが、この世から異教徒(チリソース派)が消えるまで戦い続ける所存である。

現在パナマの牢役を終えコーヒー販売を行っているが、最終的にアズラエルの御用達コーヒーショップ兼軍事顧問になる。

頭の中の3割はアイシャ、3割はプラントの将来、残りの2割ずつでコーヒーとヨーグルトソースについて考えているが、いざ戦いとなるとプラントの将来が戦略に変わる。

 

アイシャ

バルトフェルドの実質妻。射撃がとてもうまく、軍属ではないのにモビルスーツに乗っている。

バルトフェルドと共に連合軍の留置所から出所し、コーヒーショップを経営している。

ちなみにコーヒーショップは、厳選された豆と異次元の抽出技術による天上の味、そして砂糖が要らないことで有名である。

現在妊娠3か月。

 

サイーブ・アシュマン

北アフリカ国立大学の元教授。ラグビーよクリケットの選手で、アマチュアでは世界クラスだが地元の危機に立ち上がった。

現在は連合と独立した政治形態について交渉しており、最終的にそれは成功する。

後のアフリカ連合大統領。かもしれない。

 

マリュー・ラミアス

技術班の元締め。変形しない装甲という完全なオーバーテクノロジーをゼロから開発したガンダム世界屈指の技術屋。ムウが軽く思いを寄せていることには気づいているが、今のところその気はない仕事の妻。

多分そのうちEカーボンとか作る。すごい。

 

コジロー・マードック

技術班副長。世界的な溶接、切削加工、電子工作のスペシャリストであり、マリューが計画系ならこちらは実働部隊の頭。

みんなにおやっさんと慕われているが、実は息子がいる。

連合の機械整備マニュアルがこの人を基準に作られると、ギャグマンガのように一日経ったら全部元通りレベルか、職場が崩壊する。

アークエンジェルの整備班は世界でも群を抜いたレベルなのだが、この目標のせいで宇宙が広がるように技術を伸ばし続けている。

ご利用は計画的に。

 

ウズミ・ナラ・アスハ

オーブ代表首長。国で一番偉いが、国一番の親バカである。(政治に影響しない範囲での)身内びいきはシン・アスカと並ぶが、実力行使力という点で買っている。

紛争を嫌うが、国民を守るためなら同盟でもなんでも道理にもとらなければやる。

オーブ一の雀士でもあり、セイラン家の秘儀・コンビ打ちに単独で挑める世界で五指に入る実力者。

現在執務室で挙動不審になり仕事が滞っているため、シモンズ主任に机に監禁されている。

 

ウナト・エマ・セイラン

オーブ宰相。国で二番目に偉いが、息子の教育には失敗していない自信がある。国の財政を支える一方で、息子とコンビ打ちを編み出すほどの麻雀好き。

支持率は低いが、この人がいないとオーブの経済は北朝鮮みたいなことになる。

 

ユウナ・ロマ・セイラン

オーブ宰相・セイランの跡取り息子。物腰の柔らかいイケメンなためマダムに絶大な人気を誇り、行き先の空港にはすさまじい数の女性が集う。

カガリが恐怖の対象であり、キラとの仲に気づいて将来的にカガリが(味覚的な意味で)丸くなる事を願っているが、確実により尖る。哀れ。

 

エリカ・シモンズ

オーブ軍需企業・モルゲンレーテの技術主任。

オーブ行政府の秘書も兼任しているため、とても忙しいがかなりお金をもらっている。夫とはかなり仲が良く、現在二人目を狙っている。

ウズミに強硬手段に出られるため、行政府のかなりの人間から姐さんと慕われているが本人は昔を思い出すのであまりよく思っていない。

 

アサギ・マユラ・ジュリ

オーブモビルスーツ部隊のトップ3。かなりのミーハーだが、ギリギリ頭も伴っているので尻軽というわけではないが、多分モルゲンレーテに現れたのがロックオン(弟)ならあっという間に三人まとめて(以下自主規制)

最新話では、プロヴィデンスにはやられなかったので震えながらクサナギに帰投していると思う。

 

クロト・シャニ・オルガ

アズラエル私兵の最高戦力。最新話に出演したもののあまり活躍している気がしない。描画されてないところで頑張ってます。

連合最新型のGATシリーズは思考操縦型のため、もしかしたら最終回で

 

「お前にこの力が分かるか!」

 

とかクルーゼにやるかもしれないが、三人並んでこのセリフはもはやギャグなので多分やらない。

 

 

真面目な話:新型モビルスーツ・ゲイツPについて

洗脳され、脳とモビルスーツ制御システムが直結された兵士が入っている。使用はほぼゲイツそのままだが、プロヴィデンスからの指令でクルーゼの戦闘パターンを流し込むことができ、短い間ながらかなり強化される。

ただし、パトリック・ザラとラウ・ル・クルーゼという二人分の情報が脳へ流れ込むため負荷が大きく、あまり長く続けると使い物にならなくなる。




小さくない小ネタ

楽屋にて

「ねえ、ギルバート」
「何かなミーア」
「いつまで私デスメタル歌手なのかしら」
「この戦争の終わりまで、かな」
「チクショー!!!!!!!」
「そうだミーア!その思いをデスメタルにぶつけるんだ!」
「F〇ckin Plant's Council!!!!!!」

「うぉぉぉぉぉ!ミーア様サイコォォォォッ!」
「もっと詰ってくれぇ!」

ライブ後

「も、もう嫌よ・・・・」
「ははは、あれだけの才能を発揮して何を言っているんだい、なあタリア」
「まあ、そうね。そんなことよりレイの晩御飯はどうしたらいいかしら」
「そんなこと!?私の悩みそんなこと!?」
「レイなら『ギルはサプリだけで体に悪そうだから俺が作る』って晩御飯作ってるらしいわよ?」
「おお・・・それは楽しみだね。今日は何を作っているんだい?」

ちゃんこ鍋、そこまで聞いたミーアの顔はかなり引きつっていた。

こいつら全然人の話聞かないし・・・

悲しみのあまり、ミーアは最近開いたバーでやけ酒をしていた。

「マスター、あいつら酷いのよぉ・・・」
「どうしたんだ、今に始まったことじゃないだろう?」

マスターは、いつもサングラスを掛けている。

「まあ、その辺にしておけ。あまり飲むと体に障る」
「マスター優しい・・・びぇぇぇぇぇえん」

ミーアは、飲むと泣き上戸だった。

「よし、タクシーを呼んでやる。信用があるやつだからとっとと帰って泣いて、全部忘れてしまえよ。ほら、餞別だ」

タクシーに乗ったミーアに、マスターは小さなボトルを一つ渡した。

「俺が作ったオリジナルってわけじゃないがな。おっと、ツケだから金はしっかりもらうぞ?」
「はぁい・・・」

顔なじみのタクシー運転手に、目配せする。

「頼んだぞ、イライジャ・キール」
「任せな、劾」

翌日

「昨日はありがとうございました・・・」
「気にするな。それより、明日のライブは気をつけな?」
「えっ?」

マスターは、時々どこで仕入れてきたのかというような情報を持っている。

「明日、クライン派とザラ派の工作員がひと悶着起こすらしい」
「そんなことが」

現在、ザラ派の構成員たちは言論統制を厳しく敷いており、ミーアたちのライブもあまり大っぴらには行っていない。

「まあ、気を付けることだな」
「はい、重ね重ねありがとうございます」

礼儀正しく礼をして、ミーアは店を後にした。

「劾、争いって本当なの?」
「ああ、ライブ会場にラクス・クラインのファンが500人単位で来るらしくてな、あいつのファンと荒れそうだからああ言っておいたんだが・・・」
「怖がらせて警戒させた、ってことで良いの?」
「まあそんなことだ」

翌日のライブでは、始めこそ険悪な空気が流れていたものの、最終的にはアルバム売上が500枚増えた。

「やっぱり君は天才だ」
「う・れ・し・く・な・い!」
「今度レイも連れて」
「やめてください!」

補足・サーペントテールはアズラエルからの依頼でプラントの情報収集、内部かく乱のために潜入しています。

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